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南会津本社 『さくらが散りはじめました』

2013年5月9日 3:57 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

はりゅうウッドスタジオさんの近くにある桜。桜の奥に弊社のモデルハウスがあります。南会津本社では、さくらが散り始めました。

 

(手前の建物は設計事務所・はりゅうウッドスタジオさん)

さて話は変わりますが、今日の午前11時頃、本社近くのはりゅうウッド村付近(南会津町針生地内)で火災がありました。

ウッド村住民さんのへ被害がないか心配ですぐに車で回ったのですが、住宅より離れた田畑の火災だったのでひとまず一安心しました。(田の野焼きが原因だったようです)

火災ということで本社内でも休憩時間に「自然災害はどうしようもないが、予防できる災害は自分たちで備えなきゃなー」という話になりました。

ということで、今回、総務省消防庁さんのサイトを参考に(火災に焦点を当てて)住宅の防災に備えた日常点検するべきこと、家の中で危ないところはどこかを挙げてみました。

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①コンセント

ほこりやゴミが溜まっていると、そこに火がつくことがあります。(冷蔵庫裏とか家具の後ろの掃除忘れなど注意ですね!)

たくさんのプラグをいっぺんにつないだり(タコあし配線)、コンセントが老朽化すると熱を持って危ないそうです。

私もうっかり水に濡れた手で炊飯器のプラグをコンセントへ差し込んだらバチッ!と火花が飛んだ経験があります。「怖い~!」気をつけなければいけないなーと体感しました。

②たばこ

消し忘れはもちろんなんですが、吸った後の火の不始末で灰皿に吸殻が溜まっているところから火が上がるということもあります。

家族や大人が寝たばこや、たばこの火の不始末をしていたら注意ですね。

③ライター、マッチ

小さいお子さんがいる家では、いたずらができないように手の届かないところにしまっておくのが必要です。 

④金魚ばち、ペットボトル

理科の時間に、虫めがねを使って太陽光を集め、紙に火をつける実験をしたことはなかったでしょうか。

金魚鉢や水の入ったペットボトルがレンズと同じような働きをして、近くにあった新聞や雑誌などが発火するということがあるそうです。

また、最近のお天気系・某テレビドラマで見たのですが、稀にビニールハウスの上に朝露がたまり、それがレンズとなって中にある野菜が自然発火するなんていうこともありうるそうです。(日照時間や入射角度など条件がうまくそろえばの話ですが、農家の方も気が抜けないですね~)

⑤コンロ

てんぷらなど揚げ物を調理するときは、少しの時間でも目を離さないこと。火から離れる際は、必ず火を消してほしいものです。

また、IHなら問題ありませんが、ガスコンロの場合、衣類の袖口がコンロの火につかないように気をつけないといけないです。

⑥ストーブ

燃えやすいものは、近くに置かないのは鉄則ですよね!(冬場にストーブ近くで衣類を干している方、気を付けてくださいね)

また、小さなお子様には火は危険なものであることをしっかりと教えることが大事だと思います。

薪ストーブをはじめ、火は暖をとるもの、癒しを感じるものでもありますから、安全に使って火と仲良く暮らしたいものです。

⑦おふろ

  空焚きに注意ですね。 

⑧仏壇などのろうそく

長い間つけっぱなしにしたり、近くに燃えやすいものがあると危険です。(いま流行っている自宅アロマポットやなどアロマろうそくなどもありますが、もしものことを考えて、気を配りながら癒しリラックスの時間を過ごしてほしいです。)

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平成23年度の総出火件数5万6件のうち、火災の原因の66%は「失火」、つまり「うっかり・消し忘れ」が全体の7割を占めるそうですよ。参考になりましたでしょうか?

住宅の火災を防ぐには上記のように日ごろからの日常点検と予防が第一かなと思います。ちょっとしたことですが、気がついたときこそ小さな予防を心がけてほしいと思います。

またこれからの季節(夏)は、花火をやる機会も多くなると思いますが、水を入れたバケツを必ず用意して、終わった後は火が消えたと思っても水をかけておくのがベスト。ゴミの始末も忘れずしてほしいものですね!

文責 佐々木かおり

南会津町本社 『春を感じます』

2013年5月2日 4:16 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

本日の南会津本社です。南会津町針生地区はいつもゴールデンウィーク中に桜満開となるのですが、今年4月は例年より寒く、本社敷地内にある桜の木もやっとつぼみが膨らみ始めました。

5月だというのに、これから桜が咲きます(西日本・関東の方は、びっくりしますよね~!)

写真はピンク色の芝桜、黄色のクロッカス、スイセン、紫色のムスカリーなどが咲き、すっかり春らしい色になった本社前の庭です。これからの季節、山々が新芽で淡い緑色に輝き、より一層春を感じるようになります。

さて、南会津本社工場では福島県下郷町T様邸の材料加工の仕上げ工程に入っております。

  小口加工をした丸太材を磨いています。

一番長い丸太材は9mもの。外観正面の独立柱9本のうち中央に位置する化粧柱となります。

近くで見るとかなりの迫力があります。T様邸の建方が来週よりはじまるとのことです。

ゴールデンウィーク後半で現場の方は連休に入りますが、本社南会津工場は営業しておりますので、こちらに遊びにいらっしゃる方はお気軽にお立ち寄りください。

 天井まで高く積み上げたよ~!

(ゴールデンウィーク前半ではT様、B様、H様に打ち合わせや見学にお越しになりました。)

文責 佐々木かおり

事務所内、模様替えしてみました。

2013年4月18日 5:35 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

南会津本社も、もうすぐスイセンの花が咲くのではないかな~と思うほど、春陽気ぽかぽかの日が続いております。

最近の本社事務所は、新入社員が入ったので、事務所内のデスクなど大規模な配置換えをしました。(私の席は、変わらず‥。玄関をあけるとすぐ私の席が見えます)

また、事務所内のフリースペースにあるディスプレイ(棚)を見やすく、整理しました。

特に70年代後半~現在までの施工した物件写真が飾られている応接間の棚には、昨年受賞した、日本デザイン振興局主催『2012年度グッドデザイン賞金賞』の盾を飾りました。

これらは7社(㈱芳賀沼製作、㈱ダイテック、共力㈱、㈱グリーンライフ、㈱はりゅうウッドスタジオ、 日本大学工学部浦部智義研究室、株式会社難波和彦・界工作舎)が協同で施工した県内の応急仮設住宅で受賞したものです。

この受賞をきっかけに多くの方にログハウスの可能性、木の家のよさを知ってもらいたいですね!

玄関前の棚には、木のおもちゃコーナーを充実。ちなみにすべて南会津製なんですよ(^^)

お客様が見学にお越しになった際に、お子様とくに男の子に人気があるのは、この「ばんざい積み木」。

(ばんざい積み木と記念撮影)

また女の子に人気なのは「おままごとセット」です。

(左下がおままごとセット)

南会津本社内は走り回れるほど広いスペースがあり、上の写真のようにいろいろな木のおもちゃもあるので、最後には「帰るのいや~」なんてことも‥。

楽しんで戴けているようでよかったです。

ゴールデンウィーク中も南会津本社は営業しておりますので、ぜひお気軽に遊びへお越し下さい(^^)

文責 佐々木かおり

今日の南会津本社

2013年2月22日 2:50 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

本日10時に撮影した南会津本社の写真です。今日もいいお天気です。

ポスト&ビーム工法で建てた本社。玄関には北欧のストーブがあります。

玄関に入った際に、急激に暑さを感じるわけでなく、「やんわりと優しい暖さ」が心地良いとお客様に好評です。

工場裏の桧沢川です。(川の名前も木の種類?!)自然豊かな景色が広がっています。

文責 佐々木

はりゅうウッド村は自然動物園・冬のアニマルトラッキングが楽しい

2013年2月14日 12:08 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

今日はバレンタインデーということで、男性の方はわくわく?!そわそわ?!しているのではないでしょうか(^^)

さて下の写真は、はりゅうウッド村内にあるログキャビン3棟が並ぶ昼滝山地区。中央に1本の道筋は動物の足跡です。ここの地区には、カモシカやウサギなどの野生動物がいます。自然動物との距離が近く感じるエリアです。(熊もいるらしい‥自然動物園だな~なんて思うのです)

南会津町針生地域の雪は、スキーには最適な雪といわれるさらふわっとした上質なパウダースノー。気温が低く、空気が乾燥しているとこのような雪が降ります。

 

奥にあるのはログキャビン3棟。ウサギの足跡は3つずつつくのですが、この足跡は幅広で2つずつ付いているので結構大きめの動物?!と思いましたが、カメラのレンズで写真が伸びているのでこれは小動物の足跡です。猟師免許を持っている兼美大工に聞くと、これはテンの足跡なんだそうです。

動物の足跡を探す「アニマルトラッキング」。一直線で足跡の間隔が狭いのは「急ぎ足のうさぎ?」、木のまわりにあっちにいったりこっちにいったりと足跡がついていると木の実探す「意外と欲張りなテンなのかな?」など、動物の行動を想像すると面白おかしいです。弊社の南会津本社工場には、よくシカの足跡が残っています。

(ナラやシラカバなどの原生林の中に佇むK様邸)

移住したK様によると白樺の木の上をリスが走りまわるのが見えるそうです。わたしもふんわりとした毛並みのリスを見かけたことがあります(^^)とってもかわいい!

2.14バレンタインの今日は、真っ青な空とキラキラと輝く雪とのコントラストが印象的な日でした。

文責 佐々木かおり

南会津地域・借地型移住地のはりゅうウッド村

2013年1月25日 6:06 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

1/24撮影の南会津本社がある針生地域「通称:はりゅうウッド村」の様子です。

(雪のなかの家並み、雪の足跡は野生動物のもの)

(はりゅうウッド村のペンション群)

(白樺やナラの原生林)

(南会津本社の様子)

特集・2012年を振り返って 11・12月編 

2012年12月31日 8:27 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き11・12月編です。

本年最後の記事となります。よい年の瀬をお過ごしください。
2012年11月10日 記事 『茨城県つくば市S・T様邸 建方状況です』

茨城県つくば市S・T様邸では、6日に土台入れ、7日から建方が始まりました。

まずは7日の状況。あいにくの曇り空でしたが5tクレーン車を使用しながら1・2階構造材の組み立てを終えました。

重機の動く音、かけやで木材を打つ音、職人さんの呼び交う大きな声、賑やかなS・T様邸現場です。

自然木・大黒柱と梁の組み立て状況。

8日、昨日とは打って変わって晴天へ。母屋・垂木まで取り付けが進みました。

9日、10日の現場では、建物内の筋交・金物の取り付け、屋根部では野地板貼りルーヒング貼りまで進みまして、芳賀沼職人チームは週末現場休みの為福島へ戻ります。

来週は、屋根工事でガルバリウム鋼板葺きを行い、

大工工事で、金物取り付けやサッシ取り付けなどを行う予定です。中間検査も控えております。

2012年11月14日 記事 『先日、親睦会『きのこ山』が行われました。』

今月4日に、毎年恒例の社員の親睦会『きのこ山』が本社工場で行われました。

今年も工場長が山で採ってきたきのこ汁、そして地元のお蕎麦が並びました。

福島県内外に現場があるので、職人さん全員が集まることが少ないのですが、

本社近くにありますはりゅうウッドスタジオの若手設計士の方々も参加でき、

総勢50名で楽しい時間を過ごすことができました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『再利用可能なログハウス応急仮設住宅』

会津若松市にあった応急仮設住宅を1棟解体し、いわき市に移転した工事のレポートです。

解体前、会津若松市現場(左写真・4戸1棟のログ、右・玄関前のスロープ風除室)

移転前、いわき市現場状況

会津若松市の解体作業など過去の記事はこちら⇒ 応急仮設住宅一覧記事

基礎打設、土台、ログ組立の状況

屋根材設置

移転工事では、解体作業の際に一部破損してしまった石膏ボード・下地材除いて、ログ材、屋根材、合板、下地材、設備機器などの資材を再利用しました。

応急仮設住宅ログハウスの解体移転工事は国内外で初めての試みです。

解体に約1週間半、組み立て~県の完了検査まで20日と約1カ月で工事を終えました。

2012年11月16日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『お客様の山から材だし』』

福島県下郷町T様邸の現場が動き始めました。T様邸ではお客様の持ち山から木を伐り出し、工場で製材加工後、現地へ運搬、施工という芳賀沼製作が得意とする『伐採からの家づくり』です。先代より受け継いできた山の木で家を建てます。

山での伐採は今月10日より4日間かけて終えました。現在、南会津本社工場で原木の製材加工を行っています。

10/25 大黒柱を選ぶ

84歳のT様祖父が大黒柱に手をかけている写真です。ご自身が20歳のころに植えた木ということで樹齢60年以上が経っています。

スギ・カラマツを合わせて70立方を原木を伐り出しました。

根堀と枝伐りの様子

T様お子様にとっては曾祖父が育てた木の家に住むことになる。4世代が一緒に暮らす家っていうことだけでも驚きですが、T様のお子様が大人になり「曾じいちゃんが育てた木で建てた家なんだ」と自分の子に受け継ぐ、そんな風に世代を越えて受け継がれる住宅ができるということがとても素敵だなと思いました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『13日読売新聞 『木造仮設住宅群』紹介 』

13日の読売新聞21、22面にグッドデザイン賞受賞作品を紹介するページが掲載されました。

23~25日に一般投票が東京ビックサイトで行われます。

詳しいことはこちら↓掲載されています。(バナーをクリック!)ぜひ会場へ足をお運びください。

木造仮設住宅群のプレゼンムービーはこちら。(youtubeより)

はりゅうウッドスタジオ・芳賀沼整によるプレゼン

2012年11月23日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『原木の加工状況』 』

南会津本社工場では、福島県下郷町T様邸の持ち山より搬入した原木加工が進んでおります。

杉の原木の皮むきが進んでおり、唐松の原木は梁材等の角材に加工しております。

▼ 2012年11月29日 記事 『2012年度グッドデザイン金賞受賞』

今月27日、日本デザイン振興局主催グッドデザイン賞において、

『2012年度グッドデザイン賞金賞』の受賞しました。

詳しい掲載はこちら『日本デザイ振興局HP』⇒http://www.g-mark.org/

▼グッドデザインに応募したきっかけ、これからの仮のまちづくりに向けて

下記のムービーは、グットデザイン賞の展示において使用した映像です。

福島県応急仮設住宅建設時における設計でのはりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部智義研究室の取り組みを動画にしたもので、3.11震災より、応急仮設住宅の建設、仮のまちづくりに向けての活動が映像化されています。

施工は1次は日本ログハウス協会東北支部  2次は福島ログハウス共同体によるものです。

国や県、行政(市町村)、県内の建設業、住まい手が一体となってつくる『仮のまちづくり』に向けて、動き始めています。

2012年12月6日 記事 『4日 グッドデザイン金賞受賞祝賀会』

今月、郡山市のホテルアネックスにて、2012年度グッドデザイン金賞受賞祝賀会を開催しました。

主催したのは、㈱芳賀沼製作、㈱ダイテック、共力㈱、㈱グリーンライフ、㈱はりゅうウッドスタジオ、

日本大学工学部浦部智義研究室、株式会社難波和彦・界工作舎の7社です。

今まで、応急仮設住宅建設に携わっていただいた協力業者はじめ、国交省の方、林野庁の方、県の方、県建設業協会、県木連、大学などの機関も出席していただき、感謝の意を込めた祝賀会は総勢121名の大宴会となりました。

▲第一部、グッドデザイン賞受賞の報告の様子

宴会中も業種が様々な方にスピーチしていただきまして、大盛況のなか、約2時間に渡る祝賀会を終えることができました。

年末ということでお忙しい中、皆様にご出席戴きまして大変ありがとうございました。

2012年12月10日 記事 『茨城県つくば市S様邸 『祝・上棟式です』』

茨城県つくば市S様邸の上棟式が7日に行われました。

槌打ちをする善文大工
建物の四方に酒・塩をまいてお清め、上棟の儀を行いました。

基礎だけですと平面で見てしまいますが、上棟すると建物が立体的に見れるので、奥行きや高さなど建物の広さを実感することができます。S様のイメージもさらに形になったのではないでしょうか。

これから完成まで気を抜かず、満足して住んで頂けるような住まいとしてお返しができるように励んで参ります。

S様、寒い中有難うございました。上棟おめでとうございます。

エコつくば 清水

2012年12月13日 記事 『第20回 日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞受賞』

ログハウスマガジン「夢の丸太小屋に暮らす」(出版・株式会社地球丸)が主催しております、

第20回 2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの受賞式が今月7日に行われました。

福島県応急仮設住宅第1次募集において日本ログハウス協会東北支部で施工した『ログハウス集落』が今年度の最優秀賞に選ばれました。

㈱芳賀沼製作では、同コンテストで過去にも以下の通り賞を頂いております。

1996年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=はりゅうウッド村住宅』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1998年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=和風民家の増改築』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1999年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『東海村小泉邸別棟』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 優秀賞

受賞=㈱芳賀沼製作

2012年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『ログハウス集落』 最優秀賞

受賞=はりゅうウッドスタジオ、日本大学工学部浦部研究室、日本ログハウス協会東北支部、東北大学研究科五十嵐研究室

2012年12月14日 記事 『自炊式の宿泊棟ログハウス 『火入れ式行いました』報告レポートpart3』

12月11日(火)、宿泊棟ログハウスのストーブ火入れ式&完成パーティーを行いました。

増改築前の丸太ログ

増改築工事の様子はこちら⇒増築工事の状況記事

ちょうどこの日はエコつくば営業所の設計清水さんが、南会津本社で打ち合わせに来ておりまして、急遽、夕方に社内で火入れ式&完成祝いをやろうということになりました。急いで私が買い出しへ走りまして18時よりパーティーへ。

夕暮れで青白い雪の中に、オレンジの淡い光を放ちながら、ひっそりと佇む弊社のモデルハウスです。

(改築後、夜の様子。なんだかクリスマスに向けてイルミネーションをつけたいと思いました)

雪のせいか空気が澄んで います。なんだか 幻想的な景色だな~とわくわくどきどきの私。

買い出ししてきたお惣菜を室内に運びますと、いや~びっくりです。ビフォーアフターを知っている私は、建物の変身ぶりに大変驚きました。写真⇒(部屋の様子

さっそく若手組で調理開始。造作したキッチンで、ちゃんと煮炊きができるか?調理用具は何が足りないか?など実践を兼ねています。

こちらのキッチンの蛇口水栓は、じつは私が選んだもの。丸み帯びていてガチョウの首のようなキュートなデザイン(グースネックスタイル)で、TOTO社製TKN34PBTSです。

蛇口先にボタンが付いておりまして、ワンタッチすると水がでます。男性陣も「お~」と感心。

じつはこのキッチン高めの870mmの高さになっておりまして、一般のキッチンの高さに比べると少し高めにつくられています。

身長172cmの私ですが、現在アパート住まいでキッチン台が低く感じており、調理する時、食器洗いする際に前かがみになるので腰に負担がかかっていました。

そのためか、このシンクの位置といい、まな板を置くタイル張りのスペースの高さといい、「このキッチンの高さ、とても調理しやすい!私にぴったり~!」と感激しました。

キッチンのオーダーメイド、自分の使いやすいように自由につくれるっていうのは魅力的ですね!

調理しつつ、ストーブ前では火入れ式へ。 参加者全員で見守ります。

無事に火入れ式も終えました!専務と管理・田口さんのお子さんも「やった~!」と大喜びです。

全員で完成祝いの乾杯です!

10名でのパーティーでも十分の広さ。IHのコンロで煮込んだ私のうどんも好評(^^)

調味料さえ揃えば、自炊もいろいろ出来そうです。

シーリングファンに大喜びしてます

テレビがない建物ですが、田口さんのお子さんも4時間の間、ずっと走りっぱなし。子どもが飽きない様子には親御さんも驚いたようです。

子どもはのびのびと、大人はゆっくりとした時間を過ごせる弊社のログでした。

次回は、初宿泊体験者として感想をレポートできればと思います。

文責 佐々木かおり

2012年12月17日 記事 『はりゅうウッド村 南会津針生の冬・12月の風景』

社のある南会津町針生地区(みどりのオアシス・はりゅうウッド村)には、木の家やログハウスが現在87棟建っております。

「石橋地区エリア」の棚田。日本の原風景が広がります。

針生のなかでも標高の高い「みどりの広場エリア」は青空と雲がとても近く感じます。冬の空気は澄んでいて、とても気持ちがいいです。

白樺やブナ、ナラの木の中に建つ家々

「みどりの広場エリア」のペンション前にて撮影。今年も透き通る水辺に氷が張りました。

針生はパウダースノーで、新雪のゲレンデの滑りは本当に最高です。ちなみに、みどりの広場エリアにあるだいくらスキー場は今月22日にオープンだそうです。ぜひ南会津へ遊びにお越しください。

撮影 佐々木

2012年に取り上げた記事・ブログの振り返り特集は以上です。

来年も芳賀沼製作社員が一団となり木の家づくりを届けたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

特集・2012年を振り返って 9・10月編 

2012年12月30日 8:10 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き9・10月編です。
▼2012年9月1日 記事『茨城県古河市S様邸 地鎮祭行われました』
8月31日、朝8時半より茨城県古河市S様邸で地鎮祭が行われました。       

いいお天気に恵まれ無事に地鎮祭を終えました。S様邸地鎮祭の写真です。       

        

古河市の神主さん、祝詞を読み四方払いをしました。       

        

土地をならすという意で盛土に鍬をいれるS様のお母様と㈱芳賀沼製作の専務です。       

         

玉ぐしを奉納するS様ご夫婦、工事の無事を祈ります。       

       

最後の1枚は、S様ご一家と神主さんと芳賀沼専務で記念撮影写真です。       

無事に工事が進みますように!素敵な我が家ができますように!       

2012年9月6日 記事『栃木県那須町S様邸 雑誌Natural Housingに掲載』
雑誌Natural Housing vol.2 (2012年08月発売 出版社株式会社エフジームサシ発行)に栃木県那須町S様邸が掲載されました。       

特集テーマ 「お気に入りの風合いを取り入れてやっぱり好きなのは“木の家”」のページに載っています。       

S様邸の掲載ページ P98~101

 

海外住まいが長かったS様のライフスタイルに合わせた平屋の住宅 です。       

弊社ホームページの掲載ページはこちら ↓       

http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-nasu-s.html       

ヨガ教室を開くということで、リビングは広々とした空間になっており 床に座ったときに心地よさを感じるように床の高さ、建物の高さに配慮した住宅となっております。       

燦々と光が差し込む緑のお庭を眺めながらお茶を楽しんでおりますとS様。       

ご夫婦の暮らしぶりが掲載されていますので、ぜひご覧ください。      

2012年9月12日 記事『樹木精霊祭20周年 木に感謝、供養祭を行いました』      

 南会津地方では古来より木を扱った職を営んでいる人々は木に対して、感謝と弔いの気持ちを込めて供養祭を行っていたのですが、時代の流れもありまして現在ではこの供養祭を行う業者が少なくなっています。
 弊社では、木を扱う仕事をさせて頂いているので毎月9日に木の供養祭“樹木精霊祭”を行いまして、社員全員の健康と安全を祈願してきました。
  今回の供養祭は20年祀っていた御神木を新しい御神木に入れ替えをするということで、社員・関係者に出席していただいて盛大に祀りを行いました。

■社員全員が集まりました

 

(旧御神木の材種は米松。20年経ちましたが根元がしっかりしていました)      

(新御神木は赤松材。地元・南会津針生にある弊社の山で伐り出しました)      

■出席者全員で玉ぐしをあげ、大きな事故なく健康に仕事ができますように!とお祈りをしました。

 

来月より毎月11日にこの供養祭を行います。 木は生き物、木に感謝して家づくりをしたいと思います。 

2012年9月14日 記事 『つくば市S様ご夫婦来社 本社見学&大黒柱を選びました』
     

本日、つくば市にお住まいのS様ご夫婦が本社に見学にお越しになりました。     

何度かつくば営業所へ来ていただいていたのですが、この福島県南会津地域まで車で来るのははじめてとのことです。     

S様のご希望は、外観が片屋根のガルバリウム鋼板の外壁、デザインはモダンな木の家。     

今回、建物の大黒柱となる材料を弊社倉庫で自然乾燥していた赤松材の中より選びました。     

専務とS様ご夫婦、どれにしようかな~?

 

       

大黒柱決定です。 ご夫婦で6mものの赤松材に名前と日付を入れました。     

2012.9.14 S様ご夫婦の“大黒柱を決めた記念日”となりました!ハイ、チーズと記念撮影。

 

今夜は本社近くのペンションに宿泊されるとのことです。     

S様、すっかり秋らしい気候になった南会津町針生ですが、宿でゆっくり休んでくださいね(^^)     

文責 佐々木かおり     

2012年9月15日 記事 『つくば市S・T様 本社・建物見学へ 』
昨日のつくば市S様に引き続きまして、同じつくば市のS・T様ご夫婦が来社しまして大黒柱を選びました。    

     

(つくば市S・T様、大黒柱決まりました!)    

建物見学ということで、本社近くにありますモデルハウスを見学。わたくし佐々木も同伴させていただきました。    

まずは、ロハスのモデルハウスへ。外壁、内壁の木部分は150角の杉材を縦組みした住宅です。    

 地下熱の空気が通る白パイプを触るS・T様。    

 この建物の設計を手掛けたはりゅうウッドスタジオの滑田さんより説明を受けるS・T様の奥様。    

この階段は、鉄工所さんでオーダーメイドしたもの。子どもが手摺から落下することを防止するため、近いうちにデザイン・機能性を考慮しながら落下防止ネットを取り付けるとのことです。    

下の写真は、リビング部屋。Fix窓の下に開け閉めのできる小さい窓がありますが、これは先ほどの階段正面に天井窓があったところと一直線上にありまして、空気の流れをつくるための窓なんだそうです。    

下の窓を開け、高窓を開けると、風が下から上へ流れます。風が自然と抜けるのでエアコンのいらない家なんですね!本当に涼しいお家でした。    

     

 佐々木が簡単にラフスケッチ    

続いて、モデルハウス近くの現在施工中のM様邸へ。    

     

ここでは建物の構造をみたS・T様。がっちりとした建物、大黒柱に驚いた様子でした。    

いろいろなハウスメーカーを見学、建築雑誌をみて住宅知識を養ってきたというS・T様。    

大黒柱も決め、芳賀沼のつくる家を実際にみて、わくわく楽しみといった表情をしていました。    

 どんな住宅になるのでしょうか?    

完成は来年2月ということです。楽しみですね!    

文責 佐々木かおり   

2012年10月5日 記事 『南会津町ロハスの家 完成』
本社近くにある、秋先に完成したロハスの家・復興住宅のモデルハウスです。   

こちらは新しい芳賀沼スタイルの工法で壁は150角材(ログ材)を縦組みして施工をしました。   

   

   

   

   

    

施工中の記事はこちら⇒    

復興住宅モデルハウス・内装工事
復興住宅モデルハウス・建方工事
復興住宅モデルハウス・キザミ加工   

2012年10月12日 記事 『第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞を受賞しました』  

去る9月5日に第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの最終選考が行われまして、  

厳正なる審査の結果、『ログハウス集落』が  

2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー最優秀賞を受賞しました。  

   

夢の丸太小屋に暮らす11月号(9月29日発売)で結果発表されました。  

   

2012年10月22 記事 『福島県古殿町天しぼ研究会 ログハウス製作状況視察』  

昨日、県内で活動しております古殿町天しぼ研究会、古殿町役場産業振興課が、弊社にログハウスの製作状況視察で本社へお越しになりました。  

   

天しぼ(テンシボ)とは、名前の通り天然絞り丸太の略称だそうで、写真に載っているのが古殿町で作っている天然絞り丸太材です。  

絞り丸太は、表面に波状の縦皺のある杉の丸太で、主に床柱(とこばしら) として使用されています。天然物はとても高級品ですが、近年、模様の面白さから和風のモダンなマテリアルとしても注目されています。  

どのようにしたら、絞り丸太や県産材を売り出すきっかけとなるか、そのような思いで弊社に視察でいらっしゃたようです。  

最初、簡単な会社の説明をしてから工場内の見学へ。まず、弊社の加工場を案内しました。  

弊社で扱っている造作材・化粧材を見てもらいました。  

写真は、弊社の自然乾燥させている数十年ものの楓(かえで)、椛(もみじ)の木です。主に框や床柱に使用しています。

工場長の挨拶後に弊社のログ材加工様子をみてもらいました。  

 荒削りした原木を円柱加工機にセット  

円柱加工機がフル回転します。  

   

  

ノッチを加工して、製材したての丸太ログ材を組んでみました。  

今回は直径220mmの丸太材の実演でしたが、絞り丸太は、1本の製品ができるまで数十年かかるので、「これはすごい」とログ材のマシンカット加工時間の効率の良さには、驚いたようです。  

また弊社が30年前に施工した国産材のタイコ積みのログ建物も見学してもらいました。芳賀沼製作の初期の建物です。  

  

  

今は、周辺地域の集会所的な建物になっています。長年、バーベキューやたばこの煙で燻されて、いい色合いになった建物です。  

天しぼ研究会の方々にも「これは山小屋だな~。なんか懐かしい、落ち着く」といったような声があがりました。  

そして、次は芳賀沼製作最新の建物へ見学。こちらは、何回かご紹介しているロハスの家です。  

こちらは、芳賀沼製作新しい試みをした建物で、150角材を縦に組んでいる建物です。  

(完成写真はこちらのページでご覧になれます★南会津町ロハスの家 完成★)  

   

この建物は杉の5m材を使用しておりますが、木材製品だと4m材でないと、なかなか供給が難しいのでは?という質問がありました。  

質問の通り、復興住宅などでは4m材での供給を目指しており、現在、福島県郡山市にこの同じ工法で4mものの角材で建築を予定していることを説明しました。  

地下の地熱を利用した住宅で、現在、実験棟として実際に人が住んで1年を通して朝昼晩の気温の違い、木の収縮などデータを取っております。  

ログ材では、木の収縮があるので定期的にログ材をつなぐボルトを占めるのですが、この横ログも縦ログは木が建物になじむまで1年半はかかるのでは?と予想しております。  

天しぼ研究会さんより「天絞でこの家を作ったら坪100万円以上の家になって、高級すぎて手が出せないな~」など話がでて笑いが起きましたが、 この工法でも化粧柱として天絞を使用する可能性や今後の県産材の活用など意見交換をした場となりました。  

  

  

環境資源ということだけではなく、経済的な資源でいろいろな視点から木材の活用を考え、その結果、木材需要が増えていけば良いと思います。 同じ県内で林業を携わっているということですので、県及び建築業界にPRして需要を拡大していきたいですね。  

文責 佐々木かおり  

2012年10月26 記事 『グッドデザイン賞 来月4日にデザイナーによるプレゼン実施』  

2012年度グッドデザイン賞において、審査対象数3,132件の応募の中で、  

『仮設住宅 木造仮設住宅群』が本年度のグッドデザイン大賞候補ベスト15に選ばれました。
  

尚、大賞候補を含むグッドデザイン・ベスト100に選ばれた100件について、  

11月2日~4日にデザイナーズプレゼンテーションがあります。  

仮設住宅 木造仮設住宅群の発表日は4日になっております。  

受賞番号:12GA10558 仮設住宅 木造仮設住宅群
 日時:11月4日(日)「社会を変えていくデザイン」
 時間:16:45~17:45の間
 ※この時間帯で10名程度のプレゼンテーションを実施します。
  プレゼンテーションの持ち時間は5分間です。
プレゼン会場:東京ミッドタウン プラザB1・アトリウム

 

特集・2012年を振り返って 7・8月編 

2012年12月29日 5:57 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。5・6月編に引き続き7・8月編です。

▼2012年7月11日 記事 『カトリック教会の外装改修工事』
茨城県日立市のカトリック日立教会の改修工事が進んでおります。築50年の鉄筋コンクリートの建物で、東日本大震災による破損も含め(災害復旧)、老朽化により陸屋根からの雨漏れや、外壁の傷みが多くみられることから、屋根と外壁の全面改修工事を行うことになりました。

(改修前・外装の状況)

(改修前・屋根の状況)

約50年前の建物ですが、デザインが素晴らしく建築物としての価値も高いことから、なるべく建物の姿を変えず、今後数十年雨漏れで悩まれることなく信徒の方々が集まれるよう、屋根工事には、ガルバリウム鋼板折板屋根のカバー工法を採用しました。
ガルバリウムの折板屋根は耐久性に優れ、且つ軽量なので既存建物の構造への負担を最小限に押さえられます。

先週の本社工場でのキザミ加工の様子です。

母屋に墨付けをする義正大工

キザミ加工をする善文大工

そして本日の状況。土台をケミカルアンカーボルトで固定し、母屋の取り付け後、板金のタイトフレーム下地入れを行います。

(土台のアンカーボルト固定状況)

母屋の取り付け状況

▼2012年7月21日 記事 『ウッド村S様お宅訪問、針生に本格的な夏到来』
平成13年に施工しました、はりゅうウッド村S様のご自宅にお邪魔させていただきました。

弊社からのお手紙届けだったはずが、初めてS様にお会いしましたので自己紹介をしてきました。

すると私の出身地にS様のすきなパン屋さんがあるということで話が盛り上がり、しまいにはコーヒーも戴いてしまいました‥。(恐縮です。&ごちそうさまでした!)

「コーヒー入れている間に、2階もみてみますか?」とお声をかけてもらい、2階のベランダから針生の景色を見ることができました。

抜群の緑の景色をみれて感動。やっぱり、この緑の山並みと、近くの川の水が流れる音、小鳥のさえずりを聞くと心が本当に癒されるなと思いました。

白樺の中に佇む木の家S様邸。本社(標高680m)より150mほど標高が高いせいか、家の中はひんやりとした体感温度。

下の写真は、会社の様子。蝉が鳴き始め、南会津町針生にも本格的な夏が到来です。

夏休みも入りまして、本社やエコつくば営業所にも見学にお越しになる方が増えて参りました。

本社工場、エコつくば営業所近辺の建物の見学をしたい方は、

以下の連絡先にお気軽にご連絡ください。お待ちしております。

電話 0241-64-2221

またはe-mail info@haganuma.co.jp

(担当:芳賀沼or佐々木まで)

撮影・文責 佐々木かおり

2012年7月25日 記事 『ログの良さ、グッドデザイン賞応募』
2012年度グッドデザイン賞に福島ログハウス共同体で応募しました。

(昨日の設営様子、日本大学の浦部研究室の方にもご協力頂きました。)

上の写真は二次審査のため、幕張メッセにて模型とパネルを設営した際のものです。結果発表は10月頃。

日本でつくるログハウス、木の家の良さが、日本全国だけでなく世界に向けて情報発信できればと思います。

▼2012年8月2日 記事 『本社ログハウスの増改築 完成!』

みなさん、こんにちは。

8月に入ったということで夏真っ盛り。連日暑い日が続いておりますね!

職人さんも熱中症にかからないよう、水分補給するように声をかけておりますが、ブログをお読みのみなさまも十分にお気をつけくださいね。

さて、話は変わりますが本社工場のエントランスルームが完成しました。

本社へ訪れるお客様にも好評で、緑の中にある製材場を眺めることができる憩いの空間となりましたのでご案内したいと思います。

(前回、記事はこちら。http://www.haganuma.co.jp/news/%e6%9c%ac%e7%a4%be%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%8f%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%a2%97%e6%94%b9%e7%af%89%e5%b7%a5%e4%ba%8b.html

(増改築前・本社)

(今朝9:00の本社)

螺旋階段を外しまして、屋根軒先が長いのを利用しまして正面部分をエントランスルームとする増改築をしました。

冬場はマイナス温度になることが多い南会津町針生ですので、製材場で作業する職人さんも寒さを凌ぐ休憩場所となります。

下の写真は、丸太を残したエントランスルーム内部です。

天井部は2階部屋デッキのみ残し、吹抜け空間としました。

ヒバ材で格子を組んだガラス張りの開口は、柔らかな日差しが入りこみます。

外部用の300角タイルはテラコッタ。職人さんの休憩室となるので、土足で入れるよう目地はモルタルで仕上げています。

3か所の片引き戸は、オーダーメイド建具製。山から下りる風が吹き抜けます。

2つのテーブルは、工場で造作したもの。

新しくストーブを設置しましたのは、ヨツールのF370。これで冬場の暖房は万全です。

文責 佐々木

2012年8月6日 記事 『南相馬市・ログ応急仮設住居にてイベント開催』

昨日、日本ログハウス協会東北支部で建築した南相馬市鹿島区の仮設住居で被災者の方とバーベキューをしてきました。

鹿島区のログハウス仮設住居は第1と第2と分かれていて、それぞれの集会所にてバーベキューを行うということで会場準備も大忙しでしたが、地域の方の協力や天候に恵まれまれたのもあってバーベキューは大成功!180名の来場があり、会場の皆さんと楽しい時間を過ごせました。

集会所をお借りしまして、被災者の方、日本ログハウス協会東北支部、はりゅうウッドスタジオ、大学生と一緒に野菜の準備です。

焼き鳥がおいしいと好評でした。

日本大学工学部・浦部研究室の学生方にも協力をいただきました。

汗だくになりながら肉と焼きそばを焼く姿、会場で一番の大活躍でした。ありがとうございました。

そしてなんと集会所でサプライズ!!歌手の夏川りみさんが登場。

鹿島区の仮設住居に入られている方が、集会所で毎朝、涙そうそうの曲に合わせて太極拳をして健康増進しているということを聞いた夏川さんが、ぜひ南相馬へ見に来たいということで今回の機会になったそうです。

ミニコンサートが開かれまして生歌を聞くことができました。これには、被災者の方もログハウス協会メンバーも感動。涙ぐんでいる方も多かったです。

バーベキュー&コンサート後は、仮設住居のお住まいの方に残っていただき、

ログの仮設住居に住んでみてのアンケート調査、ふくしま復興の家に期待することなどのヒヤリング調査にご協力いただきました。

暑い中ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

2012年8月21日 記事 『カトリック日立教会外装改修工事の竣工』

カトリック日立教会の外装改修工事の竣工写真になります。

青空の下、まっ白の教会がとても映えております。

(改修工事前、記事はこちら⇒『カトリック教会の外装改修工事』)

屋根折半材の取り付け工事完了状況

外壁、吹付け工事完了状況

なおカトリック日立教会様よりお知らせです。
教会で結婚式を挙げたい方いらっしゃいましたら、こちらまでお問い合わせください。
住所 茨城県日立市神峰町2丁目10−6
☎ 0294-21-0927

2012年8月31日 記事 『会津若松市より、いわき市へログ移築』

今週より、福島県会津若松市の松長団地にあります応急仮設住宅の移転工事が始まっております。移転先はいわき市鹿島町下矢田地区です。

屋根材・外壁材の解体後はいわき市に運搬され、既存ログ仮設のとおり、そのまま移築します。

応急仮設住宅建設当初より、ログ材を再利用することを前提に建てておりましたので、断熱材・構造材・内装材なども丁寧に外しまして、用途に応じて2次部材として転用する計画で進んでいます。

会津若松市に建てた仮設住宅は、緊急時に設置される住宅で2、3年後には解体するということが前提で建てられたもので基礎部は簡易的な木杭でしたが、今回の移設先のいわき市では、長期的に住めるよう基礎部はベタ基礎となります。来週より基礎工事が行われ、現地で組み立てる作業に入ります。

尚、一級建築事務所はりゅうウッドスタジオさんのホームページ

http://www.haryu.jp/ にて詳しくレポートされております。ぜひご覧下さい。

特集・2012年を振り返って 5・6月編 

2012年12月28日 10:41 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。3・4月編に引き続き5・6月編です。

▼2012年5月7日 記事 『花より団子 芳賀沼の職人が集まる』

5月2日、社内のお花見がありました。

 (針生の桜はゴールデンウィークが見ごろ)

はりゅうウッドスタジオさんの若手新入社員さんの紹介もあったりと、楽しいひとときを過ごしました。

2012年5月7日  記事 『GWイベント ふれあい交流会の開催』
5/3~5とゴールデンウィークの連休に、日本ログハウス協会東北支部で建築した県内にある仮設住宅3か所の被災者の方と一緒にバーベキュー交流会を行いました。雨の日もあった3日間でしたが、延べ約400名の方に来ていただきました。大変ありがとうございました。

( 5/4 二本松市・大平地区仮設住宅の様子)

(一緒に野菜を切りバーベキューの準備したり、焼き肉を食べたりと、被災者のみなさんに喜んでいただけたようでよかったです。)

 

(設計に携わった、学生さんもお手伝いに来てくれました!)

バーベキュー後は、被災者の方と福島ログハウス共同体(日本ログハウス協会東北支部)、

はりゅうウッドスタジオさん、日本大学工学部浦部研究室の学生さんが集会所に集まりまして

仮設の生活はどうあるべきか、地域のコミュニティづくり、まちづくり、これから着工がはじまる県内の復興住宅に関すること、様々な話し合いを行いました。

  

 住まい手・設計者・施工者が意見交換する場となりました。

定期的に意見交換会を開く予定で、今後もこういった話し合いの場を大切にしたいと思います。

2012年5月9日  記事 『那須の家 引き渡しになりました』

那須町のS様邸の完成写真になります。

〈 日本とヨーロッパスタイルが融合した那須の家 〉

  

オーダーメイドの木製玄関ドア

  

リビングダイニング・キッチン

 

寝室

 

ユーティリティ・ 浴室

(設計補助:はりゅうウッドスタジオ、施工:芳賀沼製作)

2012年5月21日  記事 『南会津の金環日食』
今朝は金環日食がみれるということで、社員一同外に出てそわそわ、ドキドキしておりました。

下の写真はまさに、今か今かと待っている写真です。

いつもの時間より比べると、空がうす暗くなってきて、7:37にほぼ太陽が月に隠された「金環日食」を見ることができました。

(福島県南部なので、完全なリング状の輪になることはなかったです)

 

(本社ログ前、鉄鋼溶接に使うマスクでみる職人さんもいました)

「次は、100年後かあ。生きているうちいいのみれたな~」と職人さん。

そのあとはすぐに今週の作業の打ち合わせをしました。

下郷町M様邸の建方に入り、針生の復興の家は大工の内装工事が進みます。

ほか南相馬市や郡山市の物件、県内外のメンテナンスまわりをしておりますので

各現場の工程や作業内容を念入りに打ち合わせをして今週の作業に入ります。

文責 佐々木

▼2012年6月8日 記事 『南会津町針生の復興住宅モデルハウスの施工様子』
九州北部と中国・四国地方と近畿では、梅雨入りしたと気象庁の発表がありましたが、こちら福島県の南会津町では天候が快晴の日が続いております。

さて南会津町針生の復興住宅モデルハウスの進捗状況です。

 

(6/7木の16:00撮影)

通常横に積み上げる角ログでありますが、この復興住宅モデルハウスはログを縦に組みパネル化した構造となっております。

屋根工事が終わり、外壁に木材保護塗料が塗装されました。

 

洗面所とトイレの間の壁下地材を入れている大工・星さん。

 壁のないところはガラスサッシが入ります。

 

玄関吹抜けの手摺を付けている後姿の湯田大工。

今回、復興住宅モデルハウスでありますが、地熱を利用するというコンセプトの一つに挙げられます。

上の写真の床と天井をつなぐ黒の2本の太いパイプは地熱の空気を循環させるもの。ロハスの見える家になっております。

2階天井部は、断熱材入れ後、下地材の石膏ボードを貼り終えました。引き続き、内装工事の作業が行われます。

▼2012年6月11日 記事 『Y様邸丸太ログ、ログハウス建築コンテスト受賞』
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一般社団法人日本ログハウス協会主催の平成24年度のログハウス建築コンテストで、

昨年施工しました埼玉県Y様邸丸太積みログハウスが審査委員特別賞「住み心地で工夫」を受賞しました。

 高台に建つY様邸

Y様邸ページはこちら↓

つくった家・Y様邸(http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-yorii-y.html

また、福島ログハウス共同体(県内5社ログハウス施工業者)で施工しました。

福島県二次募集の応急仮設住宅は

社団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞を戴きました。

これからも木の住宅の良さ、ログハウスの良さを広めたいと思います。

2012年6月20日 記事 『開かれた製材工場 中学生の見学』
昨日、南会津町の檜沢中学校1年生が技術の授業の一環で工場見学に訪れました。

あいにくの雨模様でしたが、ヘルメットを被った7名の生徒さんは、大きな声な挨拶で元気がいっぱいです。

赤い手袋で挨拶をしているのが工場長。腰に手を当てているのは、案内人の田口さん(通常の仕事は現場管理をしています)。

今回の見学は、製材加工を見ることが目的でしたので、原木から丸太の製品になる工程を見てもらうことになりました。まずは製材場へ移動します。

  

上の写真は地元・南会津町針生で伐採した原木「スギ」を製材して角材にするということで、真剣なまなざしで見学している様子。

すべての面の加工が終わったあとは、丸太の円柱加工場へフォークリフトでスギを移動させます。下の写真は円柱加工場の様子です。

 

ここでは、原木から製材加工した角材を丸太ログ材へ加工する様子を見学しました。丸太の背割れやノッチ受けの仕組みを聞き、生徒さんも納得のようです。

実際に製材したログ材の触れて、スギの木肌を感じてもらいました。

生徒さんと最初は緊張気味だった田口さんも質問コーナーを交えた後はうちとけたようでした。

今回は授業の一環でしたが、本社工場の周辺地域にお住まいの生徒さんも多かったので、今度は木工体験などで気軽に来ていただければと思います。

文責 佐々木かおり

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