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若手社員日誌 「はりゅうウッド村の初夏」

2011年6月22日 5:48 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

東北地方も梅雨入りをしたそうですね!

本日の南会津は晴天。私たちの住んでいる針生のなかを久しぶりにまわってきました。涼しい風が心地好いです。

(針生・石橋地区の棚田)

(針生・上原地区からみた“おなしの山”。右の山は七ヶ岳)

上原地区から“おなしの山”がくっきりと見えました。これが地元の人はUFOのでる山と言っています。どの方向からみてもピラミッド形の山(おなしの山:同じ山?!)らしいので宇宙人が目印にしているのでしょうか(^^)

今週の日曜日、6月26日には七ヶ岳がちょうど山開きするそうです。頂上についた先着400名様には記念バッチがもらえるそうですよ。

そして、この上原地区の写真を撮っている際に、なんと!!!はりゅうウッド村Sさんにイチゴを戴いてしまいました。

(宝交早生というイチゴ、Sさん家のデッキで七ヶ岳を眺めながら全部ひとりで食べてしまいました)

針生で無農薬で栽培されたイチゴなんだそうです。「塩をかけるとおいしいよ~」と塩をかけてもらって食べたら、甘さが引き立ってとってもおいしかったです。

Sさん、イチゴごちそうさまでした!

今年も今月18日から、琴平直売所で南会津で野菜や果物が売られています。このイチゴも直売所で買えるそうなのですが原発の影響で、例年より客数が少ないんだ‥とSさんが言っていました。

(今日の午後はお休みでした。残念です)

こちら南会津の放射能数値は幸いにも0.07マイクロシーベルト(福島県発表)で原発事故前の通常値とほぼ変わりないので、安心して食べてくださいだそうです。

ちなみにこの針生の野菜直売所は水・土・日曜日と営業しています。針生周辺には温泉や湿原などもあります。ドライブ途中でも、ぜひ立ち寄ってみるのはいかがでしょうか?(^^)

*

打って変って、こちらは仕事の話になりますが福島県よりローコスト木造住宅に関するアンケート調査がきたので、芳賀沼製作では以前この日誌にもご紹介した300HOUSEの提案として提出しました。

(本社前にモデルがあります)

真面目な話になってしまいますが、今、福島県は大震災津波と原発事故であってはならない出来事が起きてしまいました。その中でも放射能の原発事故の被害が甚大で中通りや浜通り地区の住民の方々は毎日不安の毎日を過ごしています。

私たちの住んでいる南会津は、前述にも書いたとおり原発事故前の通常値とほぼ変わりない数値ですので、いろいろな方から、借家や土地の問い合わせが入っています。雪で大変な地域ですが、夏は涼しく快適(夜は暑くとも20℃くらいになる地域)なので、放射能で不安な方や節電で暑苦しい思いをしている方はぜひ遊びに来てください。

また南会津に移住を考えている方、興味のある方、ご相談に乗るのはもちろん、資料もお送りしますので本社へお気軽にご連絡ください。

文責 佐々木かおり

本日の工場様子 「茨城県那珂市K様邸、墨付け様子」

2011年6月21日 6:03 PM カテゴリ: レポート from 南会津の工場

茨城県那珂市のK様邸新築工事の現場では、解体作業が終わり、これから基礎工事が始まります。

南会津の本社工場では、7月上旬の建方に向けて土台墨付けを棟梁の阿久津が行っています。墨付け後、キザミ加工に入る予定です。

(土台はヒバ材)

若手社員日誌 「日本ログハウス協会、福島県応急仮設住宅建設の現場」

2011年6月17日 11:04 AM カテゴリ: info 仮設 / 災害関連

現在、福島県応急仮設住宅建設工事の一部を日本ログハウス協会東北支部(株式会社グリーンライフ、株式会社ダイテック、共力株式会社、株式会社BESS-L、株式会社芳賀沼製作)の5社で請負っています。

すでに二本松市大平農村広場66戸、二本松市杉田農村広場64戸、本宮市恵向公園128戸、伊達市伏黒102戸の建設が進んでおり、これから南相馬市鹿島区牛河内の建設が始まるそうです。

本社内の仮設住宅の私の仕事も整理がつくようになり、6月16日、ようやく現地に出向くことができました。

下の写真は本宮市恵向公園、二本松の大平農村広場・杉田農村広場の現場様子です。

【本宮市恵向公園の現場】

大型クレーン車は2台稼働中。

大勢の職人さんが土台入れ、ログ組立、屋根取付等に分かれており、黙々と作業を進めておりました。

写真はログ組み途中のログ壁です。こうのように現場では1段1段ログを積み上げています。

ログとログの間のシーリングの状況です。通常、このシーリング作業はログ材加工の工場にて行われるのですが、今回は現地にて行われています。取り付る作業は、手先が器用な女性陣が大活躍していました。

(ちょうど屋根がかかったところの様子)

ログ壁がそのまま構造材になっています。

(このタイプのログは土台入れからログ組み立てまで、1日1棟のペースでできている)

この写真の長屋は、2DK(30㎡)の4世帯が入る間取りになっているそうです。ほかの間取りにも1K(20㎡)や2LDK(40㎡)を組み合わせた長屋がありました。

【二本松の大平農村広場・杉田農村広場の現場】

(外装は木材保護塗料を塗っています。)

またこちらの大平農村広場・杉田農村広場の現場では、ログ組み立てが終わり内装工事、塗装工事、設備工事に入っていました。

(天井の断熱材入れの様子)

波状の屋根下には、熱伝導を抑えるため、遮熱シート(銀色のシート)、断熱材(グラスウール)、通湿シート(透明なシート)、カラー合板(白色)の順に入れ断熱効果を高めています。

(床板の張り付けをする大工さん)

室内には、いい木の香りが広がっています。ログ材は県産材、国産材スギを使用しているそうです。

再利用可能なログ材は仮設住宅の役割を終えた後も、公共施設へ転用して地域に役立てたり、

解体運搬ができるので個人への受け渡しも可能になるのでは?とログハウス協会東北支部さんが話していました。

確かに地域の集会場やちょっとしたコテージになりそうですね(^^)

*

今回、実際に現場をみてみると会津・中通り・浜通りの職人さんが集まり、この建設に携わっている方々全員が一致団結していると改めて感じました。

津波や原発事故の影響で長期間、避難生活をする方もいらっしゃると思うので、応急仮設住宅といえども少しでも住み心地のよい集合住宅になってほしいなと思います。

現場の職人さんもこの季節は蒸し暑い中の作業です。水分補強も忘れずに体に気をつけてがんばってください。

文責 佐々木かおり

携帯レポート 茨城県土浦市K様邸の様子

2011年6月15日 9:00 AM カテゴリ: レポート from 南会津の工場,レポート from 現場

土浦市K様邸の本日朝の様子です。

母屋の棟木、垂木の取り付けが終わり、野地板の取り付けを行っています。

ログの応急仮設住宅、現場にログが並んできました。 

2011年6月13日 5:44 PM カテゴリ: info 仮設 / 災害関連

ログハウス協会東北支部で建設している、ログハウスの応急仮設住宅の写真です。

■二本松・大平農村広場

ほぼログ積みが終わり、室内の造作に地元の大工さん入っております。

(二本松・大平現場)

■本宮・恵向公園

恵向公園は既存の芝生上に仮設住居が建つ現場になります。

こちらもログ材の搬入、ログ組立てが進んでいます。

(本宮市・恵向現場)

また今週は伊達現場の地縄張り、地盤調査を控えております。

若手社員日誌 「雨上がりの白い花」

2011年6月11日 6:33 PM カテゴリ: レポート from 南会津の工場

(本社前の小庭)

今日の南会津は、午前中の雲行きがあやしかったのですが、午後から晴れてきました。

田植えが終わり、ちょっと伸びた稲穂が風でなびいて、鮮やかな緑色の水田はとてもきれいです。

先日の田島町内で、黄色のぼうしを被った小学生が虫とり網を持って飛び跳ねながら下校している姿をみて、なんだかほほ笑んでしまいました。(自分の小学生だった頃を思い出してしまう‥)

ここ最近の週末は、針生の川で川釣りをしている方をよく見かけます(^^)

魚にはあまり詳しくないのですが、本社のサウナ脇にある川にも魚がちらほらいるのを見かけました。

網を持った小学生や川釣りをしている人をみて羨ましいなと思ったのと同時に、久しぶりに心が温かくなったような気がします。

*

下の写真は先日、キザミ加工した茨城県土浦市のK様邸の材料になります。

昨日から土台入れに入り、本日は1F桁梁を半分まで入れ、金物取付けを行っています。

来週は屋根組みまで行う予定だそうです。 

文責 佐々木かおり

ログハウスの仮設住居(本宮現場)

2011年6月10日 4:34 PM カテゴリ: info 仮設 / 災害関連

本宮町にあるログハウス仮設住居の現場様子です。

杭打ち・土台入れ、ログ組立てに入っております。

若手社員日誌 「がんばっぺ南会津から」

2011年6月8日 11:27 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

今日の南会津の本社です。とってもいいお天気◎

本社事務所内で大工さんからの電話がなり金物の発注物を聞いていると、わたしの目の前に飛び込んできた光景がこちら。

(「?!」とびっくりした私)

本社でも買うことができる、南会津の木のおもちゃ”mastrogeppetto” の商品なんですが、会社のだれかが器用にどうぶつを乗せたようです(^^)

いたずらで風や振動を与えてもバランスがいいのか崩れない、なかなか手強いなと笑ってしまいました。

そして先日、みなみやま観光の方から会津田島祇園祭のポスターをいただいたのでご紹介。

子供歌舞伎、七行器行列など今年も7/22~24に開催するそうです。

じつは、七行器行列(別名:花嫁行列?!)にはりゅうスタジオの有志方々、私が参加したんですが振袖を着てすっごくいい思い出になりました。

(昨年の七行器行列様子、じつはこの中に私がいます(^^))

朝から夜まで田島町内では、大屋台運行や神輿渡行などの催しがあって3日間祭り一色になる南会津町です。

震災もあったので開催されるのかなと心配だった私ですが、今年もあると聞いて夏が楽しみになりました。

予定が空いている方、ぜひ南会津町に来てみるのはいかがですか(^^)

文責 佐々木かおり

栃木県那須町 K様邸メンテナンス

2011年6月7日 6:48 PM カテゴリ: レポート from 現場

平成11年に施工したK様邸、ポスト&ビームの外装メンテナンス様子です。

木材保護塗料ノンロットの塗り替えを完了しました。

(塗装前)

(塗装後)

また、本日は震災で外れてしまったキッチンタイルの交換、内装ジョリパットの一部塗り替えを左官担当の馬場が行っています。

(続きを読む…)

若手社員日誌 「茨城県那珂市のK様邸地鎮祭」

2011年6月6日 6:43 PM カテゴリ: レポート from 現場

茨城県那珂市のK様邸新築工事の地鎮祭が行われました。

  

左から専務、設計の清水さん、神主さん、施主のK様、K様親戚の方)

施主のK様が荒れた土地の藪を開拓するという意で鍬入れをし、続いて会社代表の専務が土地をならすという意で盛土に鍬を入れました。

(藪に鍬入れする施主K様) 

 (神主さんも鍬入れを見守ります)

直会(なおらい)の御神酒はK様と一緒にいただきました。

 (「無事にK様邸ができますように!」)

K様邸では建物解体後の地盤検査で柱状改良が必要との結果でしたので、地鎮祭後、いよいよ柱状改良工事に入ります。

(わたしのラフスケッチ・イメージ図)

※「柱状改良」とは、地盤が軟弱であった場合に行われる地盤の改良、補強方法のひとつ。軟弱地盤が2メートル以上5メートル以下程度の場合、土の中に穴を掘って柱状にコンクリート凝固剤を入れて、コンクリート柱をたてる方法だそうです。

柱状改良後は那珂市の基礎屋さんが基礎工事に入ります。

文責 佐々木かおり
 

 

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