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特集・2012年を振り返って 11・12月編 

2012年12月31日 8:27 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き11・12月編です。

本年最後の記事となります。よい年の瀬をお過ごしください。
2012年11月10日 記事 『茨城県つくば市S・T様邸 建方状況です』

茨城県つくば市S・T様邸では、6日に土台入れ、7日から建方が始まりました。

まずは7日の状況。あいにくの曇り空でしたが5tクレーン車を使用しながら1・2階構造材の組み立てを終えました。

重機の動く音、かけやで木材を打つ音、職人さんの呼び交う大きな声、賑やかなS・T様邸現場です。

自然木・大黒柱と梁の組み立て状況。

8日、昨日とは打って変わって晴天へ。母屋・垂木まで取り付けが進みました。

9日、10日の現場では、建物内の筋交・金物の取り付け、屋根部では野地板貼りルーヒング貼りまで進みまして、芳賀沼職人チームは週末現場休みの為福島へ戻ります。

来週は、屋根工事でガルバリウム鋼板葺きを行い、

大工工事で、金物取り付けやサッシ取り付けなどを行う予定です。中間検査も控えております。

2012年11月14日 記事 『先日、親睦会『きのこ山』が行われました。』

今月4日に、毎年恒例の社員の親睦会『きのこ山』が本社工場で行われました。

今年も工場長が山で採ってきたきのこ汁、そして地元のお蕎麦が並びました。

福島県内外に現場があるので、職人さん全員が集まることが少ないのですが、

本社近くにありますはりゅうウッドスタジオの若手設計士の方々も参加でき、

総勢50名で楽しい時間を過ごすことができました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『再利用可能なログハウス応急仮設住宅』

会津若松市にあった応急仮設住宅を1棟解体し、いわき市に移転した工事のレポートです。

解体前、会津若松市現場(左写真・4戸1棟のログ、右・玄関前のスロープ風除室)

移転前、いわき市現場状況

会津若松市の解体作業など過去の記事はこちら⇒ 応急仮設住宅一覧記事

基礎打設、土台、ログ組立の状況

屋根材設置

移転工事では、解体作業の際に一部破損してしまった石膏ボード・下地材除いて、ログ材、屋根材、合板、下地材、設備機器などの資材を再利用しました。

応急仮設住宅ログハウスの解体移転工事は国内外で初めての試みです。

解体に約1週間半、組み立て~県の完了検査まで20日と約1カ月で工事を終えました。

2012年11月16日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『お客様の山から材だし』』

福島県下郷町T様邸の現場が動き始めました。T様邸ではお客様の持ち山から木を伐り出し、工場で製材加工後、現地へ運搬、施工という芳賀沼製作が得意とする『伐採からの家づくり』です。先代より受け継いできた山の木で家を建てます。

山での伐採は今月10日より4日間かけて終えました。現在、南会津本社工場で原木の製材加工を行っています。

10/25 大黒柱を選ぶ

84歳のT様祖父が大黒柱に手をかけている写真です。ご自身が20歳のころに植えた木ということで樹齢60年以上が経っています。

スギ・カラマツを合わせて70立方を原木を伐り出しました。

根堀と枝伐りの様子

T様お子様にとっては曾祖父が育てた木の家に住むことになる。4世代が一緒に暮らす家っていうことだけでも驚きですが、T様のお子様が大人になり「曾じいちゃんが育てた木で建てた家なんだ」と自分の子に受け継ぐ、そんな風に世代を越えて受け継がれる住宅ができるということがとても素敵だなと思いました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『13日読売新聞 『木造仮設住宅群』紹介 』

13日の読売新聞21、22面にグッドデザイン賞受賞作品を紹介するページが掲載されました。

23~25日に一般投票が東京ビックサイトで行われます。

詳しいことはこちら↓掲載されています。(バナーをクリック!)ぜひ会場へ足をお運びください。

木造仮設住宅群のプレゼンムービーはこちら。(youtubeより)

はりゅうウッドスタジオ・芳賀沼整によるプレゼン

2012年11月23日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『原木の加工状況』 』

南会津本社工場では、福島県下郷町T様邸の持ち山より搬入した原木加工が進んでおります。

杉の原木の皮むきが進んでおり、唐松の原木は梁材等の角材に加工しております。

▼ 2012年11月29日 記事 『2012年度グッドデザイン金賞受賞』

今月27日、日本デザイン振興局主催グッドデザイン賞において、

『2012年度グッドデザイン賞金賞』の受賞しました。

詳しい掲載はこちら『日本デザイ振興局HP』⇒http://www.g-mark.org/

▼グッドデザインに応募したきっかけ、これからの仮のまちづくりに向けて

下記のムービーは、グットデザイン賞の展示において使用した映像です。

福島県応急仮設住宅建設時における設計でのはりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部智義研究室の取り組みを動画にしたもので、3.11震災より、応急仮設住宅の建設、仮のまちづくりに向けての活動が映像化されています。

施工は1次は日本ログハウス協会東北支部  2次は福島ログハウス共同体によるものです。

国や県、行政(市町村)、県内の建設業、住まい手が一体となってつくる『仮のまちづくり』に向けて、動き始めています。

2012年12月6日 記事 『4日 グッドデザイン金賞受賞祝賀会』

今月、郡山市のホテルアネックスにて、2012年度グッドデザイン金賞受賞祝賀会を開催しました。

主催したのは、㈱芳賀沼製作、㈱ダイテック、共力㈱、㈱グリーンライフ、㈱はりゅうウッドスタジオ、

日本大学工学部浦部智義研究室、株式会社難波和彦・界工作舎の7社です。

今まで、応急仮設住宅建設に携わっていただいた協力業者はじめ、国交省の方、林野庁の方、県の方、県建設業協会、県木連、大学などの機関も出席していただき、感謝の意を込めた祝賀会は総勢121名の大宴会となりました。

▲第一部、グッドデザイン賞受賞の報告の様子

宴会中も業種が様々な方にスピーチしていただきまして、大盛況のなか、約2時間に渡る祝賀会を終えることができました。

年末ということでお忙しい中、皆様にご出席戴きまして大変ありがとうございました。

2012年12月10日 記事 『茨城県つくば市S様邸 『祝・上棟式です』』

茨城県つくば市S様邸の上棟式が7日に行われました。

槌打ちをする善文大工
建物の四方に酒・塩をまいてお清め、上棟の儀を行いました。

基礎だけですと平面で見てしまいますが、上棟すると建物が立体的に見れるので、奥行きや高さなど建物の広さを実感することができます。S様のイメージもさらに形になったのではないでしょうか。

これから完成まで気を抜かず、満足して住んで頂けるような住まいとしてお返しができるように励んで参ります。

S様、寒い中有難うございました。上棟おめでとうございます。

エコつくば 清水

2012年12月13日 記事 『第20回 日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞受賞』

ログハウスマガジン「夢の丸太小屋に暮らす」(出版・株式会社地球丸)が主催しております、

第20回 2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの受賞式が今月7日に行われました。

福島県応急仮設住宅第1次募集において日本ログハウス協会東北支部で施工した『ログハウス集落』が今年度の最優秀賞に選ばれました。

㈱芳賀沼製作では、同コンテストで過去にも以下の通り賞を頂いております。

1996年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=はりゅうウッド村住宅』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1998年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=和風民家の増改築』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1999年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『東海村小泉邸別棟』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 優秀賞

受賞=㈱芳賀沼製作

2012年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『ログハウス集落』 最優秀賞

受賞=はりゅうウッドスタジオ、日本大学工学部浦部研究室、日本ログハウス協会東北支部、東北大学研究科五十嵐研究室

2012年12月14日 記事 『自炊式の宿泊棟ログハウス 『火入れ式行いました』報告レポートpart3』

12月11日(火)、宿泊棟ログハウスのストーブ火入れ式&完成パーティーを行いました。

増改築前の丸太ログ

増改築工事の様子はこちら⇒増築工事の状況記事

ちょうどこの日はエコつくば営業所の設計清水さんが、南会津本社で打ち合わせに来ておりまして、急遽、夕方に社内で火入れ式&完成祝いをやろうということになりました。急いで私が買い出しへ走りまして18時よりパーティーへ。

夕暮れで青白い雪の中に、オレンジの淡い光を放ちながら、ひっそりと佇む弊社のモデルハウスです。

(改築後、夜の様子。なんだかクリスマスに向けてイルミネーションをつけたいと思いました)

雪のせいか空気が澄んで います。なんだか 幻想的な景色だな~とわくわくどきどきの私。

買い出ししてきたお惣菜を室内に運びますと、いや~びっくりです。ビフォーアフターを知っている私は、建物の変身ぶりに大変驚きました。写真⇒(部屋の様子

さっそく若手組で調理開始。造作したキッチンで、ちゃんと煮炊きができるか?調理用具は何が足りないか?など実践を兼ねています。

こちらのキッチンの蛇口水栓は、じつは私が選んだもの。丸み帯びていてガチョウの首のようなキュートなデザイン(グースネックスタイル)で、TOTO社製TKN34PBTSです。

蛇口先にボタンが付いておりまして、ワンタッチすると水がでます。男性陣も「お~」と感心。

じつはこのキッチン高めの870mmの高さになっておりまして、一般のキッチンの高さに比べると少し高めにつくられています。

身長172cmの私ですが、現在アパート住まいでキッチン台が低く感じており、調理する時、食器洗いする際に前かがみになるので腰に負担がかかっていました。

そのためか、このシンクの位置といい、まな板を置くタイル張りのスペースの高さといい、「このキッチンの高さ、とても調理しやすい!私にぴったり~!」と感激しました。

キッチンのオーダーメイド、自分の使いやすいように自由につくれるっていうのは魅力的ですね!

調理しつつ、ストーブ前では火入れ式へ。 参加者全員で見守ります。

無事に火入れ式も終えました!専務と管理・田口さんのお子さんも「やった~!」と大喜びです。

全員で完成祝いの乾杯です!

10名でのパーティーでも十分の広さ。IHのコンロで煮込んだ私のうどんも好評(^^)

調味料さえ揃えば、自炊もいろいろ出来そうです。

シーリングファンに大喜びしてます

テレビがない建物ですが、田口さんのお子さんも4時間の間、ずっと走りっぱなし。子どもが飽きない様子には親御さんも驚いたようです。

子どもはのびのびと、大人はゆっくりとした時間を過ごせる弊社のログでした。

次回は、初宿泊体験者として感想をレポートできればと思います。

文責 佐々木かおり

2012年12月17日 記事 『はりゅうウッド村 南会津針生の冬・12月の風景』

社のある南会津町針生地区(みどりのオアシス・はりゅうウッド村)には、木の家やログハウスが現在87棟建っております。

「石橋地区エリア」の棚田。日本の原風景が広がります。

針生のなかでも標高の高い「みどりの広場エリア」は青空と雲がとても近く感じます。冬の空気は澄んでいて、とても気持ちがいいです。

白樺やブナ、ナラの木の中に建つ家々

「みどりの広場エリア」のペンション前にて撮影。今年も透き通る水辺に氷が張りました。

針生はパウダースノーで、新雪のゲレンデの滑りは本当に最高です。ちなみに、みどりの広場エリアにあるだいくらスキー場は今月22日にオープンだそうです。ぜひ南会津へ遊びにお越しください。

撮影 佐々木

2012年に取り上げた記事・ブログの振り返り特集は以上です。

来年も芳賀沼製作社員が一団となり木の家づくりを届けたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

特集・2012年を振り返って 9・10月編 

2012年12月30日 8:10 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き9・10月編です。
▼2012年9月1日 記事『茨城県古河市S様邸 地鎮祭行われました』
8月31日、朝8時半より茨城県古河市S様邸で地鎮祭が行われました。       

いいお天気に恵まれ無事に地鎮祭を終えました。S様邸地鎮祭の写真です。       

        

古河市の神主さん、祝詞を読み四方払いをしました。       

        

土地をならすという意で盛土に鍬をいれるS様のお母様と㈱芳賀沼製作の専務です。       

         

玉ぐしを奉納するS様ご夫婦、工事の無事を祈ります。       

       

最後の1枚は、S様ご一家と神主さんと芳賀沼専務で記念撮影写真です。       

無事に工事が進みますように!素敵な我が家ができますように!       

2012年9月6日 記事『栃木県那須町S様邸 雑誌Natural Housingに掲載』
雑誌Natural Housing vol.2 (2012年08月発売 出版社株式会社エフジームサシ発行)に栃木県那須町S様邸が掲載されました。       

特集テーマ 「お気に入りの風合いを取り入れてやっぱり好きなのは“木の家”」のページに載っています。       

S様邸の掲載ページ P98~101

 

海外住まいが長かったS様のライフスタイルに合わせた平屋の住宅 です。       

弊社ホームページの掲載ページはこちら ↓       

http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-nasu-s.html       

ヨガ教室を開くということで、リビングは広々とした空間になっており 床に座ったときに心地よさを感じるように床の高さ、建物の高さに配慮した住宅となっております。       

燦々と光が差し込む緑のお庭を眺めながらお茶を楽しんでおりますとS様。       

ご夫婦の暮らしぶりが掲載されていますので、ぜひご覧ください。      

2012年9月12日 記事『樹木精霊祭20周年 木に感謝、供養祭を行いました』      

 南会津地方では古来より木を扱った職を営んでいる人々は木に対して、感謝と弔いの気持ちを込めて供養祭を行っていたのですが、時代の流れもありまして現在ではこの供養祭を行う業者が少なくなっています。
 弊社では、木を扱う仕事をさせて頂いているので毎月9日に木の供養祭“樹木精霊祭”を行いまして、社員全員の健康と安全を祈願してきました。
  今回の供養祭は20年祀っていた御神木を新しい御神木に入れ替えをするということで、社員・関係者に出席していただいて盛大に祀りを行いました。

■社員全員が集まりました

 

(旧御神木の材種は米松。20年経ちましたが根元がしっかりしていました)      

(新御神木は赤松材。地元・南会津針生にある弊社の山で伐り出しました)      

■出席者全員で玉ぐしをあげ、大きな事故なく健康に仕事ができますように!とお祈りをしました。

 

来月より毎月11日にこの供養祭を行います。 木は生き物、木に感謝して家づくりをしたいと思います。 

2012年9月14日 記事 『つくば市S様ご夫婦来社 本社見学&大黒柱を選びました』
     

本日、つくば市にお住まいのS様ご夫婦が本社に見学にお越しになりました。     

何度かつくば営業所へ来ていただいていたのですが、この福島県南会津地域まで車で来るのははじめてとのことです。     

S様のご希望は、外観が片屋根のガルバリウム鋼板の外壁、デザインはモダンな木の家。     

今回、建物の大黒柱となる材料を弊社倉庫で自然乾燥していた赤松材の中より選びました。     

専務とS様ご夫婦、どれにしようかな~?

 

       

大黒柱決定です。 ご夫婦で6mものの赤松材に名前と日付を入れました。     

2012.9.14 S様ご夫婦の“大黒柱を決めた記念日”となりました!ハイ、チーズと記念撮影。

 

今夜は本社近くのペンションに宿泊されるとのことです。     

S様、すっかり秋らしい気候になった南会津町針生ですが、宿でゆっくり休んでくださいね(^^)     

文責 佐々木かおり     

2012年9月15日 記事 『つくば市S・T様 本社・建物見学へ 』
昨日のつくば市S様に引き続きまして、同じつくば市のS・T様ご夫婦が来社しまして大黒柱を選びました。    

     

(つくば市S・T様、大黒柱決まりました!)    

建物見学ということで、本社近くにありますモデルハウスを見学。わたくし佐々木も同伴させていただきました。    

まずは、ロハスのモデルハウスへ。外壁、内壁の木部分は150角の杉材を縦組みした住宅です。    

 地下熱の空気が通る白パイプを触るS・T様。    

 この建物の設計を手掛けたはりゅうウッドスタジオの滑田さんより説明を受けるS・T様の奥様。    

この階段は、鉄工所さんでオーダーメイドしたもの。子どもが手摺から落下することを防止するため、近いうちにデザイン・機能性を考慮しながら落下防止ネットを取り付けるとのことです。    

下の写真は、リビング部屋。Fix窓の下に開け閉めのできる小さい窓がありますが、これは先ほどの階段正面に天井窓があったところと一直線上にありまして、空気の流れをつくるための窓なんだそうです。    

下の窓を開け、高窓を開けると、風が下から上へ流れます。風が自然と抜けるのでエアコンのいらない家なんですね!本当に涼しいお家でした。    

     

 佐々木が簡単にラフスケッチ    

続いて、モデルハウス近くの現在施工中のM様邸へ。    

     

ここでは建物の構造をみたS・T様。がっちりとした建物、大黒柱に驚いた様子でした。    

いろいろなハウスメーカーを見学、建築雑誌をみて住宅知識を養ってきたというS・T様。    

大黒柱も決め、芳賀沼のつくる家を実際にみて、わくわく楽しみといった表情をしていました。    

 どんな住宅になるのでしょうか?    

完成は来年2月ということです。楽しみですね!    

文責 佐々木かおり   

2012年10月5日 記事 『南会津町ロハスの家 完成』
本社近くにある、秋先に完成したロハスの家・復興住宅のモデルハウスです。   

こちらは新しい芳賀沼スタイルの工法で壁は150角材(ログ材)を縦組みして施工をしました。   

   

   

   

   

    

施工中の記事はこちら⇒    

復興住宅モデルハウス・内装工事
復興住宅モデルハウス・建方工事
復興住宅モデルハウス・キザミ加工   

2012年10月12日 記事 『第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞を受賞しました』  

去る9月5日に第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの最終選考が行われまして、  

厳正なる審査の結果、『ログハウス集落』が  

2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー最優秀賞を受賞しました。  

   

夢の丸太小屋に暮らす11月号(9月29日発売)で結果発表されました。  

   

2012年10月22 記事 『福島県古殿町天しぼ研究会 ログハウス製作状況視察』  

昨日、県内で活動しております古殿町天しぼ研究会、古殿町役場産業振興課が、弊社にログハウスの製作状況視察で本社へお越しになりました。  

   

天しぼ(テンシボ)とは、名前の通り天然絞り丸太の略称だそうで、写真に載っているのが古殿町で作っている天然絞り丸太材です。  

絞り丸太は、表面に波状の縦皺のある杉の丸太で、主に床柱(とこばしら) として使用されています。天然物はとても高級品ですが、近年、模様の面白さから和風のモダンなマテリアルとしても注目されています。  

どのようにしたら、絞り丸太や県産材を売り出すきっかけとなるか、そのような思いで弊社に視察でいらっしゃたようです。  

最初、簡単な会社の説明をしてから工場内の見学へ。まず、弊社の加工場を案内しました。  

弊社で扱っている造作材・化粧材を見てもらいました。  

写真は、弊社の自然乾燥させている数十年ものの楓(かえで)、椛(もみじ)の木です。主に框や床柱に使用しています。

工場長の挨拶後に弊社のログ材加工様子をみてもらいました。  

 荒削りした原木を円柱加工機にセット  

円柱加工機がフル回転します。  

   

  

ノッチを加工して、製材したての丸太ログ材を組んでみました。  

今回は直径220mmの丸太材の実演でしたが、絞り丸太は、1本の製品ができるまで数十年かかるので、「これはすごい」とログ材のマシンカット加工時間の効率の良さには、驚いたようです。  

また弊社が30年前に施工した国産材のタイコ積みのログ建物も見学してもらいました。芳賀沼製作の初期の建物です。  

  

  

今は、周辺地域の集会所的な建物になっています。長年、バーベキューやたばこの煙で燻されて、いい色合いになった建物です。  

天しぼ研究会の方々にも「これは山小屋だな~。なんか懐かしい、落ち着く」といったような声があがりました。  

そして、次は芳賀沼製作最新の建物へ見学。こちらは、何回かご紹介しているロハスの家です。  

こちらは、芳賀沼製作新しい試みをした建物で、150角材を縦に組んでいる建物です。  

(完成写真はこちらのページでご覧になれます★南会津町ロハスの家 完成★)  

   

この建物は杉の5m材を使用しておりますが、木材製品だと4m材でないと、なかなか供給が難しいのでは?という質問がありました。  

質問の通り、復興住宅などでは4m材での供給を目指しており、現在、福島県郡山市にこの同じ工法で4mものの角材で建築を予定していることを説明しました。  

地下の地熱を利用した住宅で、現在、実験棟として実際に人が住んで1年を通して朝昼晩の気温の違い、木の収縮などデータを取っております。  

ログ材では、木の収縮があるので定期的にログ材をつなぐボルトを占めるのですが、この横ログも縦ログは木が建物になじむまで1年半はかかるのでは?と予想しております。  

天しぼ研究会さんより「天絞でこの家を作ったら坪100万円以上の家になって、高級すぎて手が出せないな~」など話がでて笑いが起きましたが、 この工法でも化粧柱として天絞を使用する可能性や今後の県産材の活用など意見交換をした場となりました。  

  

  

環境資源ということだけではなく、経済的な資源でいろいろな視点から木材の活用を考え、その結果、木材需要が増えていけば良いと思います。 同じ県内で林業を携わっているということですので、県及び建築業界にPRして需要を拡大していきたいですね。  

文責 佐々木かおり  

2012年10月26 記事 『グッドデザイン賞 来月4日にデザイナーによるプレゼン実施』  

2012年度グッドデザイン賞において、審査対象数3,132件の応募の中で、  

『仮設住宅 木造仮設住宅群』が本年度のグッドデザイン大賞候補ベスト15に選ばれました。
  

尚、大賞候補を含むグッドデザイン・ベスト100に選ばれた100件について、  

11月2日~4日にデザイナーズプレゼンテーションがあります。  

仮設住宅 木造仮設住宅群の発表日は4日になっております。  

受賞番号:12GA10558 仮設住宅 木造仮設住宅群
 日時:11月4日(日)「社会を変えていくデザイン」
 時間:16:45~17:45の間
 ※この時間帯で10名程度のプレゼンテーションを実施します。
  プレゼンテーションの持ち時間は5分間です。
プレゼン会場:東京ミッドタウン プラザB1・アトリウム

 

特集・2012年を振り返って 7・8月編 

2012年12月29日 5:57 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。5・6月編に引き続き7・8月編です。

▼2012年7月11日 記事 『カトリック教会の外装改修工事』
茨城県日立市のカトリック日立教会の改修工事が進んでおります。築50年の鉄筋コンクリートの建物で、東日本大震災による破損も含め(災害復旧)、老朽化により陸屋根からの雨漏れや、外壁の傷みが多くみられることから、屋根と外壁の全面改修工事を行うことになりました。

(改修前・外装の状況)

(改修前・屋根の状況)

約50年前の建物ですが、デザインが素晴らしく建築物としての価値も高いことから、なるべく建物の姿を変えず、今後数十年雨漏れで悩まれることなく信徒の方々が集まれるよう、屋根工事には、ガルバリウム鋼板折板屋根のカバー工法を採用しました。
ガルバリウムの折板屋根は耐久性に優れ、且つ軽量なので既存建物の構造への負担を最小限に押さえられます。

先週の本社工場でのキザミ加工の様子です。

母屋に墨付けをする義正大工

キザミ加工をする善文大工

そして本日の状況。土台をケミカルアンカーボルトで固定し、母屋の取り付け後、板金のタイトフレーム下地入れを行います。

(土台のアンカーボルト固定状況)

母屋の取り付け状況

▼2012年7月21日 記事 『ウッド村S様お宅訪問、針生に本格的な夏到来』
平成13年に施工しました、はりゅうウッド村S様のご自宅にお邪魔させていただきました。

弊社からのお手紙届けだったはずが、初めてS様にお会いしましたので自己紹介をしてきました。

すると私の出身地にS様のすきなパン屋さんがあるということで話が盛り上がり、しまいにはコーヒーも戴いてしまいました‥。(恐縮です。&ごちそうさまでした!)

「コーヒー入れている間に、2階もみてみますか?」とお声をかけてもらい、2階のベランダから針生の景色を見ることができました。

抜群の緑の景色をみれて感動。やっぱり、この緑の山並みと、近くの川の水が流れる音、小鳥のさえずりを聞くと心が本当に癒されるなと思いました。

白樺の中に佇む木の家S様邸。本社(標高680m)より150mほど標高が高いせいか、家の中はひんやりとした体感温度。

下の写真は、会社の様子。蝉が鳴き始め、南会津町針生にも本格的な夏が到来です。

夏休みも入りまして、本社やエコつくば営業所にも見学にお越しになる方が増えて参りました。

本社工場、エコつくば営業所近辺の建物の見学をしたい方は、

以下の連絡先にお気軽にご連絡ください。お待ちしております。

電話 0241-64-2221

またはe-mail info@haganuma.co.jp

(担当:芳賀沼or佐々木まで)

撮影・文責 佐々木かおり

2012年7月25日 記事 『ログの良さ、グッドデザイン賞応募』
2012年度グッドデザイン賞に福島ログハウス共同体で応募しました。

(昨日の設営様子、日本大学の浦部研究室の方にもご協力頂きました。)

上の写真は二次審査のため、幕張メッセにて模型とパネルを設営した際のものです。結果発表は10月頃。

日本でつくるログハウス、木の家の良さが、日本全国だけでなく世界に向けて情報発信できればと思います。

▼2012年8月2日 記事 『本社ログハウスの増改築 完成!』

みなさん、こんにちは。

8月に入ったということで夏真っ盛り。連日暑い日が続いておりますね!

職人さんも熱中症にかからないよう、水分補給するように声をかけておりますが、ブログをお読みのみなさまも十分にお気をつけくださいね。

さて、話は変わりますが本社工場のエントランスルームが完成しました。

本社へ訪れるお客様にも好評で、緑の中にある製材場を眺めることができる憩いの空間となりましたのでご案内したいと思います。

(前回、記事はこちら。http://www.haganuma.co.jp/news/%e6%9c%ac%e7%a4%be%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%83%8f%e3%82%a6%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%a2%97%e6%94%b9%e7%af%89%e5%b7%a5%e4%ba%8b.html

(増改築前・本社)

(今朝9:00の本社)

螺旋階段を外しまして、屋根軒先が長いのを利用しまして正面部分をエントランスルームとする増改築をしました。

冬場はマイナス温度になることが多い南会津町針生ですので、製材場で作業する職人さんも寒さを凌ぐ休憩場所となります。

下の写真は、丸太を残したエントランスルーム内部です。

天井部は2階部屋デッキのみ残し、吹抜け空間としました。

ヒバ材で格子を組んだガラス張りの開口は、柔らかな日差しが入りこみます。

外部用の300角タイルはテラコッタ。職人さんの休憩室となるので、土足で入れるよう目地はモルタルで仕上げています。

3か所の片引き戸は、オーダーメイド建具製。山から下りる風が吹き抜けます。

2つのテーブルは、工場で造作したもの。

新しくストーブを設置しましたのは、ヨツールのF370。これで冬場の暖房は万全です。

文責 佐々木

2012年8月6日 記事 『南相馬市・ログ応急仮設住居にてイベント開催』

昨日、日本ログハウス協会東北支部で建築した南相馬市鹿島区の仮設住居で被災者の方とバーベキューをしてきました。

鹿島区のログハウス仮設住居は第1と第2と分かれていて、それぞれの集会所にてバーベキューを行うということで会場準備も大忙しでしたが、地域の方の協力や天候に恵まれまれたのもあってバーベキューは大成功!180名の来場があり、会場の皆さんと楽しい時間を過ごせました。

集会所をお借りしまして、被災者の方、日本ログハウス協会東北支部、はりゅうウッドスタジオ、大学生と一緒に野菜の準備です。

焼き鳥がおいしいと好評でした。

日本大学工学部・浦部研究室の学生方にも協力をいただきました。

汗だくになりながら肉と焼きそばを焼く姿、会場で一番の大活躍でした。ありがとうございました。

そしてなんと集会所でサプライズ!!歌手の夏川りみさんが登場。

鹿島区の仮設住居に入られている方が、集会所で毎朝、涙そうそうの曲に合わせて太極拳をして健康増進しているということを聞いた夏川さんが、ぜひ南相馬へ見に来たいということで今回の機会になったそうです。

ミニコンサートが開かれまして生歌を聞くことができました。これには、被災者の方もログハウス協会メンバーも感動。涙ぐんでいる方も多かったです。

バーベキュー&コンサート後は、仮設住居のお住まいの方に残っていただき、

ログの仮設住居に住んでみてのアンケート調査、ふくしま復興の家に期待することなどのヒヤリング調査にご協力いただきました。

暑い中ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

2012年8月21日 記事 『カトリック日立教会外装改修工事の竣工』

カトリック日立教会の外装改修工事の竣工写真になります。

青空の下、まっ白の教会がとても映えております。

(改修工事前、記事はこちら⇒『カトリック教会の外装改修工事』)

屋根折半材の取り付け工事完了状況

外壁、吹付け工事完了状況

なおカトリック日立教会様よりお知らせです。
教会で結婚式を挙げたい方いらっしゃいましたら、こちらまでお問い合わせください。
住所 茨城県日立市神峰町2丁目10−6
☎ 0294-21-0927

2012年8月31日 記事 『会津若松市より、いわき市へログ移築』

今週より、福島県会津若松市の松長団地にあります応急仮設住宅の移転工事が始まっております。移転先はいわき市鹿島町下矢田地区です。

屋根材・外壁材の解体後はいわき市に運搬され、既存ログ仮設のとおり、そのまま移築します。

応急仮設住宅建設当初より、ログ材を再利用することを前提に建てておりましたので、断熱材・構造材・内装材なども丁寧に外しまして、用途に応じて2次部材として転用する計画で進んでいます。

会津若松市に建てた仮設住宅は、緊急時に設置される住宅で2、3年後には解体するということが前提で建てられたもので基礎部は簡易的な木杭でしたが、今回の移設先のいわき市では、長期的に住めるよう基礎部はベタ基礎となります。来週より基礎工事が行われ、現地で組み立てる作業に入ります。

尚、一級建築事務所はりゅうウッドスタジオさんのホームページ

http://www.haryu.jp/ にて詳しくレポートされております。ぜひご覧下さい。

2012年も終わりになります

2012年12月28日 11:54 PM カテゴリ: info メディア掲載 / 展示会

冬休み入ったということで、弊社のモデルハウスに数家族が体験宿泊されました。

先日から横須賀市にお住まいの平成16年に施工したY様 ご家族が宿泊しまして、本日お帰りになりました。

次のお客様のため、お布団のシーツを運びに行くと、なんと、ちいさな雪のかまくらが~!

心がほっこり、なんだかニコッとしてしまう私でした。

(きっとY様のお子様が雪遊びをされたんだろうな~)

さて28日ということで本社事務所では本日が仕事修め。朝から大掃除です。

私も古いカタログなど片づけたり、天井のほこり落とし、床の拭き掃除をしました。

下の写真は、職人さんの安全と商売繁盛を祭る神棚も綺麗に拭き掃除をしているところ。

(『来年も社員みんなが事故なく家づくりできますよう宜しくおねがいします』と願いながら1つ1つの木彫りも雑巾がけ。)

来年は5日に社内の新年会が地元の芦ノ牧温泉でありまして、現場は7日より動き始めます。

最後に、今年の感想を書きたいと思います。

今年は、入社3年目。短大を卒業し1・2年目は社会人に成りたてで無我夢中に仕事をしていたので、今年こそは自分が物事を考えて自分のものにするような仕事がしたいと思っていました。
何といっても今年は私に課せられた、『芳賀沼製作と建てる家』という本作りに携わりまして、1つのカタログ本を完成させるという貴重な体験をすることができました。

特に那須町のS様邸では、『1つの家ができるまでを追いかける』。工場の加工から建物完成までを取材をしたことは新しい発見ばかりで毎日が勉強になりました。

今までは、工事途中での1日だけの取材が多かったので、ほぼ毎日那須の現場に通って取材することは、工程の流れを知る、現場の状況(職人さんの動き、現場で材料がどのタイミングでいるのか、納品するのがベストなのかなど)を把握することができ、今まで南会津本社にいる私と現場のあいだにあった温度差を多少詰めることができたのではないかと思います。なかでも取材のなかで職人さんの技術をみることで建物に対するこだわり・気持ちが伝わってきて、それを伝えるためにもたくさんの人に読んでもらいたいと思う気持ちは、その瞬間を逃さないようにとカメラに力が入りました。

完成したカタログです。私もカメラマンとなりました。

『芳賀沼の家づくり、仕事がわかる本』この本が形になるということは、充実感、完成したという達成感とうれしさ、自分のなかでも大きな自信となり宝物となりました。

製作中にお世話になった施主様、出版社のポット出版さん、はりゅうウッドスタジオさん、そして同僚皆様のサポートに深く感謝しています。
来年2013年も様々な地域をまわって施主さんにもお会いして取材をしたいと思います。

そして来年も皆様が更新を楽しみになってもらえるようなブログになるよう励みたいです。

文責 佐々木かおり

特集・2012年を振り返って 5・6月編 

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。3・4月編に引き続き5・6月編です。

▼2012年5月7日 記事 『花より団子 芳賀沼の職人が集まる』

5月2日、社内のお花見がありました。

 (針生の桜はゴールデンウィークが見ごろ)

はりゅうウッドスタジオさんの若手新入社員さんの紹介もあったりと、楽しいひとときを過ごしました。

2012年5月7日  記事 『GWイベント ふれあい交流会の開催』
5/3~5とゴールデンウィークの連休に、日本ログハウス協会東北支部で建築した県内にある仮設住宅3か所の被災者の方と一緒にバーベキュー交流会を行いました。雨の日もあった3日間でしたが、延べ約400名の方に来ていただきました。大変ありがとうございました。

( 5/4 二本松市・大平地区仮設住宅の様子)

(一緒に野菜を切りバーベキューの準備したり、焼き肉を食べたりと、被災者のみなさんに喜んでいただけたようでよかったです。)

 

(設計に携わった、学生さんもお手伝いに来てくれました!)

バーベキュー後は、被災者の方と福島ログハウス共同体(日本ログハウス協会東北支部)、

はりゅうウッドスタジオさん、日本大学工学部浦部研究室の学生さんが集会所に集まりまして

仮設の生活はどうあるべきか、地域のコミュニティづくり、まちづくり、これから着工がはじまる県内の復興住宅に関すること、様々な話し合いを行いました。

  

 住まい手・設計者・施工者が意見交換する場となりました。

定期的に意見交換会を開く予定で、今後もこういった話し合いの場を大切にしたいと思います。

2012年5月9日  記事 『那須の家 引き渡しになりました』

那須町のS様邸の完成写真になります。

〈 日本とヨーロッパスタイルが融合した那須の家 〉

  

オーダーメイドの木製玄関ドア

  

リビングダイニング・キッチン

 

寝室

 

ユーティリティ・ 浴室

(設計補助:はりゅうウッドスタジオ、施工:芳賀沼製作)

2012年5月21日  記事 『南会津の金環日食』
今朝は金環日食がみれるということで、社員一同外に出てそわそわ、ドキドキしておりました。

下の写真はまさに、今か今かと待っている写真です。

いつもの時間より比べると、空がうす暗くなってきて、7:37にほぼ太陽が月に隠された「金環日食」を見ることができました。

(福島県南部なので、完全なリング状の輪になることはなかったです)

 

(本社ログ前、鉄鋼溶接に使うマスクでみる職人さんもいました)

「次は、100年後かあ。生きているうちいいのみれたな~」と職人さん。

そのあとはすぐに今週の作業の打ち合わせをしました。

下郷町M様邸の建方に入り、針生の復興の家は大工の内装工事が進みます。

ほか南相馬市や郡山市の物件、県内外のメンテナンスまわりをしておりますので

各現場の工程や作業内容を念入りに打ち合わせをして今週の作業に入ります。

文責 佐々木

▼2012年6月8日 記事 『南会津町針生の復興住宅モデルハウスの施工様子』
九州北部と中国・四国地方と近畿では、梅雨入りしたと気象庁の発表がありましたが、こちら福島県の南会津町では天候が快晴の日が続いております。

さて南会津町針生の復興住宅モデルハウスの進捗状況です。

 

(6/7木の16:00撮影)

通常横に積み上げる角ログでありますが、この復興住宅モデルハウスはログを縦に組みパネル化した構造となっております。

屋根工事が終わり、外壁に木材保護塗料が塗装されました。

 

洗面所とトイレの間の壁下地材を入れている大工・星さん。

 壁のないところはガラスサッシが入ります。

 

玄関吹抜けの手摺を付けている後姿の湯田大工。

今回、復興住宅モデルハウスでありますが、地熱を利用するというコンセプトの一つに挙げられます。

上の写真の床と天井をつなぐ黒の2本の太いパイプは地熱の空気を循環させるもの。ロハスの見える家になっております。

2階天井部は、断熱材入れ後、下地材の石膏ボードを貼り終えました。引き続き、内装工事の作業が行われます。

▼2012年6月11日 記事 『Y様邸丸太ログ、ログハウス建築コンテスト受賞』
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一般社団法人日本ログハウス協会主催の平成24年度のログハウス建築コンテストで、

昨年施工しました埼玉県Y様邸丸太積みログハウスが審査委員特別賞「住み心地で工夫」を受賞しました。

 高台に建つY様邸

Y様邸ページはこちら↓

つくった家・Y様邸(http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-yorii-y.html

また、福島ログハウス共同体(県内5社ログハウス施工業者)で施工しました。

福島県二次募集の応急仮設住宅は

社団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞を戴きました。

これからも木の住宅の良さ、ログハウスの良さを広めたいと思います。

2012年6月20日 記事 『開かれた製材工場 中学生の見学』
昨日、南会津町の檜沢中学校1年生が技術の授業の一環で工場見学に訪れました。

あいにくの雨模様でしたが、ヘルメットを被った7名の生徒さんは、大きな声な挨拶で元気がいっぱいです。

赤い手袋で挨拶をしているのが工場長。腰に手を当てているのは、案内人の田口さん(通常の仕事は現場管理をしています)。

今回の見学は、製材加工を見ることが目的でしたので、原木から丸太の製品になる工程を見てもらうことになりました。まずは製材場へ移動します。

  

上の写真は地元・南会津町針生で伐採した原木「スギ」を製材して角材にするということで、真剣なまなざしで見学している様子。

すべての面の加工が終わったあとは、丸太の円柱加工場へフォークリフトでスギを移動させます。下の写真は円柱加工場の様子です。

 

ここでは、原木から製材加工した角材を丸太ログ材へ加工する様子を見学しました。丸太の背割れやノッチ受けの仕組みを聞き、生徒さんも納得のようです。

実際に製材したログ材の触れて、スギの木肌を感じてもらいました。

生徒さんと最初は緊張気味だった田口さんも質問コーナーを交えた後はうちとけたようでした。

今回は授業の一環でしたが、本社工場の周辺地域にお住まいの生徒さんも多かったので、今度は木工体験などで気軽に来ていただければと思います。

文責 佐々木かおり

特集・2012年を振り返って 3・4月編 

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。

何件か抜粋してこれからアップします。1・2月編に引き続き3・4月編です。

2012年3月26日 記事 『栃木県那須町S様邸 オーダーメイド建具の取り付け』

南会津町でつくられた、S様のオーダーメイド建具の取り付けが行われました。

建具は工場で加工後、外部は外壁の色に合わせてグレー、内部は内壁に合わせてホワイトに木材保護塗料を塗装しています。

現地で建具屋さんが、ノミを使って溝を掘ったり、専用金具を取り付ける作業をしていました。

 取っ手を取り付ける弓田さん。

建具の調整後、戸に合わせたガラスをはめ込むそうです。

このほかにもパントリー収納の折れ戸や、洗面台の扉などの建具取り付けをご夫婦で作業しました。

S様邸、いよいよ完成が近づいております。

▼2012年3月31日 記事 『茨城県神栖市I様邸 母屋角ログ住宅完成』

神栖市I様邸新築工事の夕方の様子です。

先週の母屋の引き渡しということで、お客様と一緒に回った様子を報告致します。

 1)玄関

ステンドガラスを玄関戸と小窓にはめ込んだ玄関スペースです。

手摺下には、引き戸の下駄箱が設置されています。

 2)ダイニングリビング

玄関ホールとダイニングリビングの仕切り壁は、アーチ状の出入り口となっております。

 3)キッチンスペース

南会津工場で造作した、IHと食洗機を内蔵したオーダーメイドキッチン。

アンティーク調のタイルをあしらった棚は、リビングとキッチン側両方から収納のできる棚となっております。

 3)寝室

寝室のクローゼットの上部には、屋根裏を利用した収納スペースがあります。

 3)トイレと脱衣室スペース

木の香りが広がる、広々としたトイレと脱衣室スペースです。お風呂は、タカラ社製のユニットバスが入っております。

下の写真は完成後イメージですが、

I様邸の引き渡しの後は、もとある建物を解体し、母屋に隣接して角ログで駐車スペースをつくります。

  完成イメージ

エコつくば 清水
▼2012年4月19日 記事 『埼玉県寄居町Y様邸 丸太ログハウス取材しました。』

17日、昨年完成した埼玉県寄居町Y様邸へ取材が入りました。

 

今回、弊社で新しいカタログを制作することになり、施主様の紹介ページでY様にご協力いただきました。

大変、ありがとうございました。

 (玄関の土間スペース、お茶会の場となっているそうです)

またホットなニュースでY様ご夫婦にお孫さんも生まれたそうで

「娘が上棟式の隅餅を拾ったおかげかな?」と話しておりました。本当に、おめでとうございます。

来週は、ポスト&ビームの紹介で平成18年に建てたひたちなか市M様に取材に入る予定です。

文責 佐々木かおり

▼2012年4月19日『ひたちなか市N様邸 引き渡し間近』

茨城県ひたちなか市のN様邸の昨日の様子です。引き渡し前の清掃を行いました。

 (玄関の土間スペース)

玄関ドアは片引き戸。靴と衣類を掛ける収納スペースが設けられ広々とした空間です。

長方形の石張りの先の框の前には、N様邸に隣接してつくられる予定の子世帯住宅から入れるようにと勝手口が設けられています。

(和室からみたリビングダイニング)

玄関から入るとリビングダイニングになります。床は、天然植物製ワックス(純正荏油)を塗った欧州赤松の無垢フローリングで畜熱暖房が入る予定になっております。

下の写真をみると、障子の貼られた特製の木製建具がありますが、この4枚引き戸を開けるとデッキのある10帖和室があり、21帖のリビングダイニングとつながる開放的な大空間となります。

  

対面式のキッチン脇に造作されている、家電収納スペースは棚の内側に耐熱パネルが貼られているため熱にも強い。スライドする仕切り板は、炊飯器を使用する際に天盤になり、とても便利です。

 (オーダーメイドの食器棚)

食器棚の天井部は、ロフトになっています。

  

(作業テーブルとクローゼット箪笥)

6帖の仕事スペース兼納戸の様子。作業テーブル脇には、着物を収納するクローゼット箪笥。仕切り板が自由に外せるようになっております。

 仕事スペース兼納戸と寝室をつなぐ、4帖のクローゼット納戸。 (ご夫婦の寝具が入るシンプルな寝室)

ゴールデンウィーク前に最後工事で和室の畳入れを行います。

いよいよ施主様に引き渡しになります。

文責 佐々木かおり

2012年4月20日  記事 『本日の本社製材場の様子 針生・復興の家 』
はりゅう復興の家モデルハウス加工様子です。240本の柱壁の加工が始まりました。

 柱の溝をつくる。

 

▼2012年4月28日  記事 『針生・復興の家 モデルハウス加工の様子』

南会津本社工場、角柱240本の加工様子です。

 

 手作業で溝にシーリングをする

パネル化した様子

特集・2012年を振り返って 1・2月編 

2012年12月26日 4:39 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。

何件か抜粋してこれからアップします。まずは1・2月編です。

▼2012年1月14日 記事 『那須町S様邸、建方を終えました。

那須町S様邸の新築工事の状況です。

下の写真は新年が明けてから、12月にキザミ加工を終えたヒバ材の土台の”焼き加工”を行ったものです。

「いろはにほへと」と番付がされている面以外を全て、工場にてバーナーで焼きました。(番付部分は上面になるので土台入れ後、塗装を施します。)

この焼き加工は、土台の表面を焼くことで炭化させて腐食から守る伝統工法です。防虫効果もあります。

焼いた土台入れは、12日に行いました。

 

13日は柱・桁・梁入れの建方と呼ばれる作業に入りました。

大工さんの掛け声、かけやの音、木材の音が響くにぎやかな現場の様子です。

(中央にいるのは棟梁の阿久津さん)

(ベテラン大工の文三さん、若手大工・浪江町出身の山崎さん、黒いヘルメットさんは電気屋の菅家さん)

 

棟上げまで終えました。(立派な棟木ですね!)

そして本日は、柱と桁の水平を見るための屋おこしをしました。

 

棒状の「さげふり」と呼ばれるものの下部にある振り子をみて、建物の全体が垂直に建っているか確認をしています。(ここが建方で一番時間をかけるそうですよ。)

母屋入れ・垂木入れまで終えましたので、来週は金物取り付けのほか、野地板貼り、ルーフィング貼り、板金工事に入る予定です。

カタチになっていくS様邸、今後の工事の進捗が楽しみですね!

文責 佐々木

▼2012年1月14日 記事『いきいきしたナチュラルライフを過ごす那須町T様

 
那須町・S様邸を現在新築中ですが、近くに平成11年3月に建てたT様邸があります。

T様に電話をしまして、S様の現場取材のあとに建物をみせて戴けませんかとお願いしました。

快くOKしていただき、取材をできることになりましたので記事にしましたのでご覧ください。

(那須町T様邸のご紹介です。)

                   *

T様ご夫婦は、平成11年3月に母屋をポスト&ビーム工法、同年に趣味小屋を建てたお客様です。

1月14日天候晴れ。

はじめまして(&初ひとりでの取材)となる私は、ちょっぴり緊張気味でしたが

笑顔が素敵なT様ご夫婦に迎えられ、緊張がほぐれました。

さっそくT様に連れられて、ご自慢の趣味小屋あるということで案内していただきました。

なんと趣味小屋の内装はすべてご主人が造ったとのことです。

いろりや照明もすべて手作り。イスは自分の敷地の木々を拾ってつくったそうです。どれもクオリティーが高くて驚きました。

 お風呂まで自分でつくってしまったそうで、一部の壁材は、芳賀沼製作工場で丸太の破材をもらって貼り付けたそうです。

 「じつはこれを見て、芳賀沼製作を知ったんだよ。」

それは、夢の丸太小屋に暮らすという雑誌。記事を指差しながら話すT様は、自然素材に包まれたポスト&ビームの家に魅力を感じたそうです。

なんと10年前に母屋をたてる前にもらったという当時の芳賀沼製作のカタログを大事そうにとっていたT様。

「もう家は建てたんだけど、今でもいいな~と見てしまうんだよね」という言葉を聞き、すごく嬉しくなりました。

母屋も見てくださいと奥様に進められ、趣味小屋の隣にある母屋へ。

 素敵な三角屋根の住宅です。

 

玄関から入ると、すぐにリビングがあり奥には和室。

リビングキッチンがリビング左手にありました。

部屋と部屋の道線をコンパクトにしたく、広々とした部屋にはあえてしなかったというT様奥様。

「このテーブルは芳賀沼さんに造ってもらったのよ」とT様奥様。

(厚みがすごい‥1枚板だと思いながらテーブルをみると、蜜蝋ワックス等は塗らず、無垢のままの状態のよう。)

T様 「これが無垢材のテーブルのいいところなのよね~。

家族の歴史が詰まっているというか、ちょっぴりコップ跡がついているところもあの時のシミかなみたいな。

本当に世界に1つしかないテーブルって感じがするし、孫がくると、このテーブルに触って気持ちがいいといつも、こうやって、なでなでするのよ」

と、このテーブルに家族で愛着を持っているようでした。

 (玄関脇の寝室のある2階へあがる階段)

階段下は急きょ図面を変更して、掃除用具を入れる収納にしてもらったとのこと。

奥さんは手芸好きでパッチワーク階段の板張りには、パッチワークのミニ掛け軸が飾ってありました。

お庭のガーデニングがすごいなと思っていたのですが、奥様は春~秋はガーデニングや畑で野菜づくり、冬は寒いので室内で手芸をしているそうです。

 お庭はすべてご夫婦で枕木を買ってきてつくったそうで、5月6月には、お庭がきれいなバラ園になるんだとか。

リビングや外にあるデッキから眺める庭の風景は、本当に心が満たされる空間でした。

T様も奥様が、建物からも暮らしぶりからも自然好きということが伝わってきました。暮らしに自然を取り入れたいきいきとした生活、これこそナチュラルライフだなと思いました。

T様も家から、那須町S様邸が近いとのことで近いうちに現場見にいってみますとのお言葉も戴きました。

T様、突然のお邪魔でしたが建物をみせて戴き、本当にありがとうございました。

文責 佐々木かおり

▼2012年2月4日 記事 『「ふくしまの家」復興住宅 実施設計等業務委託候補者決定

「ふくしまの家」復興住宅供給システムプロポーザルにおいて、

県内183社が協力事業者となり福島復興再生住宅協会で応募しました。

1次審査で「広報対象団体」33社、「ヒアリング要請者(団体)」19社を通過しました。

さらに今月3日に実施された2次審査で実施設計等業務委託候補者8社のうち1社に選定されました。

詳しい情報は、福島県建築設計共同組合HPに掲載されています。

▼2012年2月13日記事 『茨城県ひたちなか市 N様邸 上棟式が行われました。』

見事な晴天に恵まれた12日午後、ひたちなか市のN様邸の上棟式が行われました。

 大工湯田さんによる槌打ちの儀

棟上げまで建築が進んだ感謝の気持ちと、

棟木を支える柱がしっかりと崩れ傾くことのないようにという祈り、

また、竣工にいたるまでのご加護を祈願するお祭りが上棟式です。

お祭りは、その土地の守り神・氏神、家屋の守り神、工匠(大工)の守り神をおまつりします。

無事にN様邸が竣工しますように、ご家族が幸せに暮らせる住宅になりますように。

文責 佐々木

▼2012年2月14日 記事 『南相馬市の仮設住居の様子

福島県応急仮設住居建設の南相馬市鹿島区では、

はりゅうウッドスタジオさん監修のもと、壁画と慰霊の塔を建てました。

先日、南相馬市より感謝状が届きました。

 

詳しくは、はりゅうウッドスタジオさんのホームページでも紹介されています。

▼2012年2月15日 記事 『はりゅうウッド村住民に仲間入りしたI様』

 

以前、はりゅうウッド村好きな作家さんに書いていただいた針生の地図です。

はりゅうウッド村は、1981年第1棟ができてから2012年現在で、計84棟が建っております。

さて85棟目の住宅が誕生しましたのでご紹介します。

昨年末に完成しました、20坪の角ログ、5坪のロフトという住まいのI様邸です。

田舎暮らし3ヶ月目のI様、初めての針生の冬を過ごすとのことで雪の量に驚いている様子。

「まだ雪かたしに慣れないですが、こちらの景色はやはりいいですね!」とI様でした。

今日は夕方に近くの温泉に出かけるとのことです。(あったか温泉いいですね~!)

 本日の針生、夕方16時の気温はマイナス4度でありました。

四季折々の針生です。(雪との格闘は、あと2カ月‥。)

今春はどのような色をみせてくれるかなと、とても楽しみです。

文責 佐々木かおり

▼2012年2月28日 記事 『今冬もN様ご家族が本社へお越しになりました』
昨日、平成20年にポスト&ビームの住宅を建てた那須市のN様ご家族が、だいくら山スキー場の帰りに本社へ遊びにきてくださいました。

 

なかなか、木に火がつかず‥やっと火起こしができたストーブの前で記念撮影(^^)

(こうだいくんは6歳、ゆのちゃんは3歳、ふたりともスキーをやっているそうです。

スキーのポージングが、かっこいい!)

また遊びに来てくださいね!

伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『材料加工状況の見学』

2012年12月20日 7:38 PM カテゴリ: レポート about 見学 / 視察

本日、福島県下郷町の施主T様とお父様が工場見学にお越しになりました。

T様邸ではお客様の持ち山から木を伐り出し、工場で製材加工後、現地へ運搬、施工という芳賀沼製作が得意とする『伐採からの家づくり』です。先代より受け継いできた山の木で家を建てます。

先月よりT様の持ち山より伐採してきた杉や唐松を製材しており、その加工状況を親子でご覧になられました。
伐採の様子はこちらをクリック!

 

(T様お父様、専務、工場長、250本の伐ってきた原木がどの部材になったのか仕分け状況をみる)

 

(こちらはすべてT様の山の杉材を荒削りして重ねたもの。工場長が材料の説明しているところです。)

これらは杉のフローリング材・外壁の板張り材になります。

 これから製材するT様の丸太。最後の原木です。

下の写真にありますように柱や桁、梁などの構造材も山から切り出しました。

T様邸では住宅全体の使用する木材の約6割をT様の山のものを使います。

下の方にある角材7本は8mもの。T様邸は外観は大屋根で、この材料は建物正面のシンボルの柱(通し柱)になります。地面から棟まで通す柱1本が一番長い材料で9mあります。

工場長いわく「気候や地形的に考えて寒冷地で育った材なのに育ちのよい唐松で驚いた。乾燥にかけて木材のくるいやねじれをみて円柱製材加工すると、きっと赤みの綺麗な丸太材になる」とT様に話しておりました。

T様のお父様もそれを聞き、「本当にあの山で伐った木がこのように、自分の家の材料となるとは…。まさか父の代で植えた木で家を建てるとは夢にも思わなかった」とのこと。昔の田舎では持ち山で家を建てるのが当たり前だったとのことで、今の時代には珍しい自分の山の木で家を建てるということで大変楽しみのようです。

T様邸は4世代の住む家になるということです。どんな住宅になるのか大変楽しみですね!

これから、荒削りした木材を製品としての加工へ入ります。

取材・文責 佐々木かおり

千葉県松戸市の角地に建つM様邸 『建方状況』

2012年12月18日 8:34 AM カテゴリ: レポート from 現場

千葉県松戸市の角地に建つM様邸の現場状況です。

 施工前の写真

施工前の写真を見て戴きますと、手前の駐車と奥の駐車場に約600mmの段差があります。

M様邸は角地、敷地内の段差という2つの土地の条件を上手く利用したアプローチ計画がされています。

 

大通りに面した南側は、1階2階に大きく張り出したデッキテラスで、開放的な空間になります。
外壁は全面ガルバリウムサイディング張りでモダンな仕様ですが、デッキテラスやエクステリアには、トコナメエプコス社のウリン材や自然石を使う予定で、芳賀沼製作の建物らしい自然素材と調和がとれた家になると思います。

棟を上げまして、野地板を張りました。明日も引き続き、作業が進みます。

エコつくば 清水

はりゅうウッド村 南会津針生の冬・12月の風景

2012年12月17日 4:10 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

本社のある南会津町針生地区(みどりのオアシス・はりゅうウッド村)には、木の家やログハウスが現在87棟建っております。

 

「石橋地区エリア」の棚田。日本の原風景が広がります。

 

針生のなかでも標高の高い「みどりの広場エリア」は青空と雲がとても近く感じます。冬の空気は澄んでいて、とても気持ちがいいです。

 白樺やブナ、ナラの木の中に建つ家々

「みどりの広場エリア」のペンション前にて撮影。今年も透き通る水辺に氷が張りました。

針生はパウダースノーで、新雪のゲレンデの滑りは本当に最高です。ちなみに、みどりの広場エリアにあるだいくらスキー場は今月22日にオープンだそうです。ぜひ南会津へ遊びにお越しください。

撮影 佐々木

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