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茨城県那珂市K様邸新築いよいよ完成間近

2011年10月29日 10:25 PM カテゴリ: レポート from 現場

昨日、茨城県那珂市のK様邸のお掃除に行ってきました。

大工さんが玄関両脇のデッキ取付けをしており、電気取付、設備取付が残るのみとなりました。本日は純正荏油“匠の塗油”で床のワックス塗りもしております。完成間近です(^^)

室内の一部写真になりますが、k様邸をご紹介します。

K様ご夫婦が南会津工場で選んだ、リビング上の3本の曲がり梁

十和田石張りの玄関

玄関ホールは広々とした空間です。框の木目がとってもきれいでした。触り心地もやさしいです。

2階ロフト。奥のはめ込み窓は、3本梁とリビングを上から眺められます。

写真左の階段手前にある木格子戸は、玄関ホールからの光が差し込みます。

*

余談になりますが3時の休憩には、わたしもK様と職人さんと一緒にいっぷくができました。職人さんとK様の会話も弾みます。なかでも陸上を8年やっていた私は、ちょうどスポーツTシャツを着ているK様に「走るのお好きなんですか?」と思わず聞いてしまったのですが、K様は走るのも好きで、山登りもするとのこと。山を登る=きのこ採りと思っていた私に、職人さんから「Kさんはキノコ採りじゃなくて、山を走って登るんだよ」と言われてさらにびっくり。私がすぐ食べ物へ話が走ると言われ、みんなで大笑いでした。

お茶に楽しい話に、K様本当にごちそうさまでした。

デッキ取り付けが残っていましたので、外観の写真はまた後日撮れればと思います。

完成・引き渡しがが楽しみです(^^)

文責 佐々木かおり

角ログI様邸新築工事の現場様子

2011年10月21日 8:44 PM カテゴリ: レポート from 現場

東日本大震災の影響で液状化現象が発生し、工事を延期していた茨城県神栖市I様の現場の様子です。

 

今月4日から建物の解体に入り、作業終了後に 地盤調査をしたのですが、地盤補強工事が必要という結果となりました。そのため、昨日から基礎工事前に地盤補強工事に入りました。工法は「既成コンクリートパイル工法」です。

 

I邸は支持層(建物の荷重を安全に支持出来る地盤)が深いので、柱状改良ではなく、既成のコンクリートの杭を地下10m付近まで打ち込みます。5mの杭を2本重ねて打ち込みます。

本日30本の杭をすべてを打ちましたので、明日杭頭を切断し、杭のレベルをそろえて工事完了です。

(撮影・設計:エコつくば清水)

植木夫妻の家づくり日記 後編 「薪置き場作りと「ふるさと宿」訪問」

8:18 PM カテゴリ: レポート from 現場

7月 薪置き場作りと「ふるさと宿」訪問

■1週間の滞在
 今回の福島は、7月27日~8月2日まで1週間もの滞在となった。
最初は、7月31日~8月2日までの3日間のみだったのだが、私が27日から1週間休みが取れ、妻も30日パートの仕事があったのだが、結局辞めてしまったので、1週間の休みが取れたからだ。
 休みが長い分、ご無沙汰していた芳賀沼製作と、福島の菅野ご夫妻宅、そして裏磐梯の「ふるさと宿」を訪ねるとい欲張りなスケジュールになった。
 最初はまず、芳賀沼製作に向かう。10時頃に針生に到着。めずらしく伸さんと話すことができた。
5月頃から仮設住宅建設でかなり忙しかったようだ。木の香りのするログの仮設は快適なのだろう。大人気だとか。同じ仮設なのに、プレハブ住宅とはえらい違いだ。
 しかも、このログ住宅は釘を使わずに木材を組んで建てているので、解体してまた組み立てられるから、終わったらゴミになるプレハブとは違って、この後貸し別荘や「クライン・ガルテン」としての活用も見込まれている。
 妻が仕事を辞めたので、時間があると話したら、伸さんから「これから避難してきた子供たちのための精神ケアのためのレクレーションなどを行う有償ボランティアの仕事もあるので、どうだろうか」という話があった。
 なんらかの形で、福島の復興に携わりたいという妻はけっこう乗り気でこの話を聞いた。
この後社長宅に挨拶に行き、社長のお母様と久しぶりに話した。またまたお土産を用意してくださり、今回は國権の大吟醸酒をいただいてしまった。このあと田島駅近くに出て、國権でさらに3本ほど酒を仕入れる。9月に行う仲間とのランニング大会での差し入れだ。
 午後は福島に向かい、災害後初めて、南福島の菅野さん夫妻のもとを訪ねた。
 少し前から体調がよくないとのことだったが、それなりにお元気そうで、震災時の話や、郵政の職場の話などいろいろ話をして、夕方失礼した。
 買い物をしながら美郷の家に到着。その日は早々に床についた。夜半激しい雨になる。この日以降、帰るまで毎日時折、激しい雨の日々となった。
 翌朝は、薪置き場作りの準備のほか、電話の取り付け、冬用のラグカーペットから夏物へ交換。コメリで薪置き場作りの材料を購入した。
 雨のせいもあるが、夏休みだというのに、子供の姿が全くない。原発による放射能の線量が高いからだ。いつもなら両隣の子どもたちが庭で遊んでいるのだが……。酷い話だ。

■原発事故と都会人の反応
 だがこういう福島の現状に対し、都会の人たちの態度は「対岸の火事」という雰囲気である。それだけでない。以前は「福島の田舎は自然が豊かで良さそうだね~。」と羨んでいたのに、今回の原発事故が起きてからは、私たちが福島に行くというと、「どうしても福島に行くの?」と、手の平を返したような冷ややかな態度だ。
 放射能被害を受けた福島を放射能で汚染されたモノのような扱いだ。
 原発がなければ、福島も地震の被害だけですんだはずだ。首都圏の電力を供している原発の事故のために、こんな目にあっているのに、その原発の電力を使っている都会の人たちの態度はあまりにも無責任な気がする。
 多分多くの都会人は、「いや、原発が福島にあるということをよく知らなかった。それに原発は安全だと言われていたから大丈夫だと思っていた。悪いのは津波対策をしなかった東電なのだ」と言い訳をするのだろう。
 しかし、知らなかったから、責任はないといえるだろうか?
  確かに東電は「原子力発電所はCO2を排出しない、クリーンで安全なエネルギーだ」とPRしてしてきた。それなら東京に原子力発電所を作ればいい。それこそ霞ヶ関や皇居付近に作ってみたらどうなだろう、しかしそうはしなかった。それは政府も原子力の専門家も「原子力発電所が危険だ」ということを認識していたからだ。
 都会の人々もその危険性にうすうす気づいていたはずだ。実際東京付近に作ろうとしたら大反対運動が起きるだろう。だから危険な原発を首都圏にに置かないようにして、それを地方におしつけた。
 しかもここ数年、「ガスよりも電気の方がCO2の排出量が少ないから、地球温暖化に優しい」という東電の宣伝文句に誘われて、オール電化がブームもあって、電力の使用量は急激の伸びてきた。
 確かに目の前で火を使うガスの方が二酸化炭素を多くだして、電気は少ないように見える。が、これは一種のごまかしで、実際はガスの熱量に相当する電力を作るには、何倍も発電しなければならない。そのため、電力需はさらに大きく跳ね上り、原発への依存度を深めえいったのだった。
 その中で起きた今回の原発事故。原発の電力を使用していない福島の人たちが放射能汚染に曝されているのに、都心では、避難の心配もないし、東京23区では停電すらない。なんか向こう岸で火事が起きていると、他人事のようなのである。
 そのくせ、食品が放射能汚染されていると知るや、ヒステリックなまで反応する。「対岸の火事」だから大丈夫だと思っていたのに、火の粉が飛んできた!といった感である。
 妻は「今までさんざん農薬まみれの野菜を食べてきて、かなりの量の農薬を体内に蓄積してしまっているのに、放射能だけに反応するのは変だね」と皮肉っている。
 「だいたい都会人の場合、作る苦労もせず、お金さえ払えばなんでも手に入ると思っているところがある。単なるモノならまだしも、自分たちの口に直接入る肉や野菜がどこで育てられているのか、よく知らないし、知ろうともしない人が大半だ。そうやって電力も食糧生産も地方に押し付けてきた。それでいて、一旦何かあると「安心・安全なモノを」と気にする。変だよ」と。
 それに「電力や食糧も供給してきた福島が放射能汚染で苦しんでいる」わけだから、その恩恵にあずかってきた都会の人間が、多少はそのリスクを一緒に背負うぐらいのことはしてもいいのに、それをしようとしない態度に、私も妻も激しい憤りを感じている。

■久しぶりの「ふるさと宿」


 今回の福島滞在では、雨が多かったので畑の仕事はほどほどしかできなかった。ただ雑草を取ることで、雑草が吸い上げた放射能が除去できればと思った。あとは棚上げになっていた「庭の薪置き場の制作」に取りかかった。物置の西側にコの字型にブロックを置いて土台を作り、そこに柱を立て、横に梁を渡す。柱の間は筋違いの木材を固定して、屋根にはポリカーネートの波型を使った。

 

 
 雨ばかりでちょっと飽きた妻から「温泉に行こう」とつつかれて、グリーンピアに行ってみた。
 また二本松市内で買い物をしている時、浪江町の高橋さんの奥さんに出会った。美郷の家に配達されていたお姉さんと甥っ子さん充ての郵便物があったので、お渡しした。いろいろ忙しそうだった。
 31日の午前中国分さん宅に寄った後、裏磐梯の「ふるさと宿」に向かった。高橋ご夫妻が変わらない笑顔で迎えてくれた。その日は、もう一組、東京からいらしたご年配夫婦のお客さんと一緒だった。


 夕飯には、国分さんの畑のアスパラも出されて、ご夫妻と高橋さんとで話が弾んだ。ご夫婦は連泊で翌朝は、雄国沼に高山植物を見に出かけられた。
 私たちは少しドライブをしながら戻った。こうしてみる限り、福島の自然は変わりなく美しいのに、原発事故ですべてを狂わされてしまった。復興まで時間はかかるだろう。
 でも、だからこそ福島を応援していきたいとも思った。

次回は「8月 薪置き場完成と、本宮の『農家民宿だんだん』を訪問」

 
 

針生地区I 邸、基礎工事の様子

2011年10月20日 8:01 PM カテゴリ: レポート from 現場

昨日のI様邸の現場様子になります。型枠を組み立てて、午後からは土台が乗る立ち上がり部分のコンクリート打設をしました。13時にはさっそく大型ポンプ車から鉄筋の入った型枠のなかへコンクリートを流し込んでいました。

手持ちの機械(バイブレータ)を動かすと棒先がミキサーのように動いて、骨材・水・セメントが混ざったコンクリートが型枠の中にきれいに流れ込み、あっという間に型枠内が満タンに‥。バイブレータの振動によってコンクリートを均一化しているようでした。

コテできれいに均して平滑になるように仕上げます。湿度や温度が決め手となるのですが、型枠を外せるのは夏場は3・4日、冬場は5・6日以降になるそうです。型枠を外すと、いよいよ土台入れ・ログ組み立てに入ります。

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また、今週から中央区人形町H様邸では店舗兼住居の改築工事が行われています。大工、電気工事が進められる予定です。

文責 佐々木

はりゅうウッド村、I 様邸新築工事はじまりました。

2011年10月14日 7:06 PM カテゴリ: レポート from 現場

 (今年も本社近くのイチョウの木がきれいに色づいております)

本日、I 様ご家族が南会津の本社にお越しになりました。

I 様は針生の石橋地区に家を建てるということで、年内には“はりゅうウッド村”住民の仲間入りです。

本社近くの現場では、敷地の地縄張り、レベル出しをおこなっておりましたので、工場・現場見学をしていかれました。

(クリの木がそびえ立つ、敷地内にて)

I様邸は国産スギ材の角ログ平屋。建物西側に2階ロフトがあり、東側の窓から石橋地区のきれいな棚田が眺めるように建物が配置されています。

来週の月曜日から基礎工事が始まり、同時に乾燥しているログ材も加工に入りますので、10月末にはログの建方が行われる予定です。

本社工場から近いので、私も足を運び現場レポートができればと思います。

文責 佐々木かおり

福島ログハウス共同体の会津若松仮設住宅が完成しました。

2011年10月11日 6:52 PM カテゴリ: info 仮設 / 災害関連

2次募集の福島県会津若松市松長団地にある仮設住居になります。

   

 

40世帯が入居する角ログの仮設住居に隣接して集会所2棟を合わせて建設しました。

本日完了検査があり、来週には入居者へ引渡しになる予定です。

猪苗代町W様邸新築工事、完成間近になりました。

2011年10月7日 9:42 PM カテゴリ: レポート from 現場

木工事が終わった猪苗代W様邸の現場様子です。昨日はオーダーメイドの建具取付、無垢のフローリングには“蜜蝋ワックス”を塗りました。

午後から施主のW様が現場にお越しになり、完成間近の住宅をご覧になりました。

   

(カウンターの高さがちょうどいいですとお声をいただきました)

「この広々としたリビングから、磐梯山、猪苗代湖を眺めることができるので本当に嬉しいです。外に設置したデッキでは、春になったら建物脇の桜、夏には磐梯町の花火を見る予定なんですよ。」と嬉しそうに話すW様でした。

設備工事、電気工事、ストーブ工事が残りますが、今月中旬にはお客様へ引渡しになります。いよいよ完成ということで引渡し楽しみですね!

文責:佐々木かおり

本社のある、はりゅうウッド村も秋になりました。

2011年10月3日 6:58 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

リフレッシュ休暇ということで長期でお休みをもらっていましたので久しぶりの更新になってしまいました。10月になってしまいたが、みなさんお元気だったでしょうか?
今日の午後、はりゅうウッド村に行く用事がありましたのでちょっとばかし、秋を感じる写真を撮って参りました(^^)
 

 

こちら南会津は幸いにも放射能の影響が少なく、無事に稲刈りを終えた農家の方々がほっとしているようです。(ここのところも平行線で0.07マイクロシーベルトです。)

 

針生も朝晩が急に冷え込んできましたので、冬仕度と始めなければと思います(本社のストーブの薪を準備しなければ!)

明日から茨城県神栖市のI様邸新築工事へ職人さんが入り、既存建物の解体作業がはじまります。

埼玉県寄居町Y様邸丸太ログ、茨城県那珂市K様邸も今月下旬にいよいよ引き渡しです。私も取材に行きブログに報告できればと思います。

文責 佐々木かおり