E様邸は茨城県では初めての縦ログ構法による住宅です。
外観は住宅街でもマッチするよう、不燃サイディング下地にジョリパットの吹付にしています。
縦ログ構法はログハウスでありながらも、意匠の自由度が高く、建主がログハウスを選択される際少なからずご心配されるメンテナンス性や、防火性能にも対応することが可能です。
土間リビングと吹き抜け
薪ストーブはヨツールのF400。冬は大きな吹き抜けを介して家全体を温めます。
厚さ12cmの杉の集合体である躯体は頑丈で、家そのものが蓄熱と調湿の機能を持っています。
南に面した吹き抜けの高窓からは、冬は暖かい光が入り、夏は深い軒が日射を遮ってくれます。
リビングダイニングとキッチン
杉の無垢板を使った造作カウンターは、キッチン側には既製品の収納キャビネット、リビング側には造作本棚を組み込んでいます。
パントリーと洗面脱衣室
造作棚で収納力が高いです。
階段
縦ログの壁に取り付けたシンプルな大工手作りの杉の手すり。手触りがいいです。
2階のフリースペース
杉の手すりに囲まれた吹き抜けに面した広いフリースペース。北側にはゴロ寝の出来る畳スペースです。
お子さんの成長に合わせて将来的には個室として仕切ることも出来るようにしてあります。
小さなうちは木に包まれた広い空間でのびのびと過ごしてもらいたいですね。
E様、竣工おめでとうございます。
設計 エコつくば 清水