現場の様子 茨城県東海村O様邸
平成13年に増改築工事をしました、O様邸の改修工事の様子になります。
O様の住宅では、この度の震災で屋根瓦が落ちたり、大谷石の塀が破損してしまうなどの被害がありました。そのため今回、屋根は銅板葺替えを行い、塀は木格子に取り替える工事を行いました。
なお瓦や大谷石のブロックは捨てるのはもったいないということで、O様邸の外構で再利用しました。石の間には“龍の髭”を植えました。
平成13年に増改築工事をしました、O様邸の改修工事の様子になります。
O様の住宅では、この度の震災で屋根瓦が落ちたり、大谷石の塀が破損してしまうなどの被害がありました。そのため今回、屋根は銅板葺替えを行い、塀は木格子に取り替える工事を行いました。
なお瓦や大谷石のブロックは捨てるのはもったいないということで、O様邸の外構で再利用しました。石の間には“龍の髭”を植えました。
今日は、社長からの「10坪HOUSEのカーテンを仕裁てて実際に自分で取り付けてみたら」と言われたので、メジャーで寸法を測り、田島のホームセンターにいってカーテンレールとカーテンを購入して取り付けました。
「よし、ひとりでやってみよう」と思ったものの、一人でレールを取り付けるのって結構難しいんですね。2か所取り付けたら腕がパンパン、運動不足をひしひしと感じました。
(レースで明るなったかな?なんだか生活感のある部屋になったような)
10坪HOUSEのほかの写真はこちら。
(じつは現在、はりゅうウッド村の事務局、ちょっとした集会所となっています。)
2年前に本社敷地内に建てた住宅で、はりゅうウッド村に住みたい方向けに提案してみた簡易住宅です。
昨年の冬、夏は1年間通して、断熱効果はどうか、結露はしないかと実験していました。
暑さ寒さにも負けない断熱効果があり、結果は室内の結露は見られず、なかなかの快適さでした。
私が住んでいるアパートより広いなーなんて‥。地代は年間10万くらいなので、都会在住の方など、週末だけ針生にきて農業をしたい方などにおすすめですね(^^)
300HOUSE1 300HOUSE2 ←この10坪HOUSEの平面図などはこのpdfデータに載ってます。
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はりゅうウッド村の様子ですが、はりゅうスタジオさん脇にあるサクラの木はまだ咲きそうにありませんが、国道わきのタンポポやスイセンが咲き、ようやく春の訪れを感じるようになってきました。
もしかしたらゴールデンウィーク後が花見時期?!こんなことをいっていると雪の降らない、温かい地方の方に笑われそうだなと思いながら今日の日誌は終わります。
近いうちに、2011年春のはりゅうウッド村の写真が撮れればと思います(^^)
文責 佐々木かおり
4月25日、 昨年7月に完成した東京都江東区N様邸の扶桑社発行の「住まいの設計」の取材に立ち会いました。
N様邸はわたしの人生で初めて経験した地鎮祭のお宅でした。実をいうと完成してから初めてお邪魔させていただいたんです。
久しぶりにあったN様に笑顔で迎えられ、挨拶が済んでN様邸の自宅に入りました。
フワ~ンとスギのいい香りがしました。(節のある床板のスギからかな?)
ライターさんもカメラマンさんもまず一声が「わ~木の香りがしますね」といっていました。
N様さんもN様お母さんもこの木の香りに慣れてしまったそうですが、来客する人が必ず「いい木の香りがしますね」というそうです(^^)
話を聞いているとN様は震災の日に自宅にいたそうで、「去年のうちに新築にしてよかったよ、前のうちは築30年の木造で窓ガラスの多い家だったから、あのまま住んでいたら怪我をしていたかもね。」とおっしゃっていました。
5弱の震度だったそうですが2Fにあった空箱が床に落ちたくらいで、それほど揺れなかったそうです。
N様がライターさんに取材されているときにわたしもお話を少し聞いていたのですが、
「新しく建てるならパタパタと組み立てるような家はいやだな。合板で隠されちゃ材料に何を使われているかわからなくて不安だし。なるべく材料をみせる家にしたい、ボルトはなるべく使わず材木を組んで頑丈にしたかったんだ。8本の通し柱、ここまで梁など材料が見えて家の構造が分かるなら何も隠せないだろう」とN様が探し求めていた構造のわかる家になったそうです。
「断熱材は東北仕様で、今冬は石油ストーブ1つで1Fから2Fまでポカポカで驚いたよ」と満足した様子。
取材は撮影を含めて3時間半ほどで終わりました。帰りには音楽好きなN様がジャッケットのCDを戴きました。
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Nさん、取材を受けて戴き本当にありがとうございました。
文責 佐々木かおり
本日、工場では寄居町Y様邸ログの検品がおこなわれています。
私も図面をみながら、検品の際に小口に張り付ける札ナンバーを書く手伝いをしました。
1本でも間違えるとログが組み立てられなくなるので、何度も見直して確認しています。
完成イメージは、下へ載せた写真です。
ログを組み立てるときは、施主さんが一番に楽しみにしているのはもちろんのこと、「1段1段ずつ組み上げて短時間で形になるからわくわくするんだ」と職人さんもいっています。
わたしがつくば市で各ログのO様邸を初めて現場を拝見したときは、口が開いて見てしまうというか、何時間見てても飽きないものでした。職人さんのいきいきとした動きに合わせ、ログが形になっていくのが本当に早い。掛け声と木材をはめ込んでいく音、迫力のある光景に、現場近くを通る通行者の目がとまってしまうほど、見る人の目を惹いていたのを覚えています(^^)
5月には組み立てがはじまります。
文責 佐々木かおり
はりゅうウッド村の様子です。
まだ雪が残りますが、ふきのとうが出ていたりして春の訪れを感じさせます。
関東では桜が咲いているそうですが、針生の桜のつぼみはまだ小さい。
ちょうどゴールデンウィーク時期に開花になるのでは?との地元の人の予想です。
(昼滝山地区)
(駒戸山地区)
ちょうど、はりゅうの写真を撮っているときに「ふきのとうが出ていたよ」と教えてくれたSさん。採れたてを食べるそうです(^^)
Sさんログですが、今年メンテナンスで屋根塗装する予定です。
材料加工で工場がフル稼働。県内や茨城、埼玉、名古屋の現場に行っている大工さん、職人さんも基礎工事、建方と大忙しのようです。
私も今年は、現場にいって取材や勉強できればと思います(^^)
文責 佐々木かおり
2月27日に伐採した寄居町Y様邸の赤松を加工して乾燥機に入れました。
框となる赤松の角度を微調整して、機械を動かす工場長。
スパンッと皮が剝がれ落ちました。
先週の金曜日に応力抜きのため乾燥機に入れました。乾燥機から出したあとは、残りの皮をサンダーで剥いて、框に加工します。
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今、この日誌を書いているときにも余震がありました。震源地は浜通りで震度5弱だそうです。
みなさんは大丈夫でしたか?!余震に慣れっこになっていますが、ここまで揺れると「まだ余震が続くのかな」と常時気を張ってしまいますね。
気が小さい私には、建物の安心感が大事!(^^)
「アパートにいるときより、1Fと2Fを結ぶ丸太の通し柱に守られている、本社のログにいたほうが安心していられるな~」と思う私でした。余震に負けずにがんばっぺと。
文責 佐々木かおり
東北大地震と原発事故
未曽有の大災害となりました。死者・行方不明者が3万人を超え、さらに多数の避難者が、避難先を求めて現在も移動し続けているニュースが毎日のように報じられています。
津波・原発の影響で被害を受けた浜通りの自治体のほとんどが、福島県内のほかの市町村に役所機能を移動したとのこと。
会津にも多くの自治体が本部を移し、芳賀沼製作でも被災された方を受け入れる体制を整えていると、伸さんから聞きました。
私たちも、「被災された方に何か応援できれば」と思い、美郷ガーデンシティイの自治会の理事長さんに連絡をとってみました。そして、私たちの家を避難された方に提供したいと申し出たところ、早速数日後、「知り合いの浪江町の人を受け入れていただけないか」と電話がありました。
浪江町の役場が隣の二本松市東和地区に移設されたこともあって、二本松市・福島市に多くの浪江町の方たちが避難されているらしいのです。
私たちも月一度しか福島に行くことができない状況の中で、福島の人たちに何とか支援できないかと思っていたので、しばらく家をお貸しすることに決めました。
ただ地震後、私たちも家に行っていないので、まずは家の鍵を理事長さんにを送り、中を確認していただきました。
内部は、ひな人形が少しズッコケていたのと棚の上の不安定なものが2、3個倒れたり、落ちていただけで、ほとんど問題はありませんでした。あの横浜の社宅の家でもかなり揺れたのに、これだけで済んだなんて……。改めて、芳賀沼の家の強さを確認しました。
紹介されて私たちの家に早速入った避難者の方たちは、「こんなに良い家を借りていいのですか?」と恐縮して、連絡してきました。
「私たちが月に一度行く時、そちらに一緒に泊まることになりますが、それでいいのなら」という条件で、しばらくこの方たちに住んでいただくことになりました。
今月は、22日に福島に行く予定です。その時に、その方たちと今回の事故についてお話できるでしょう。
大地震という思いもかけない災害から、また思いもかけない方たちと知り合うことになりました。浪江町の方々とのお話は、日誌で今後掲載していきます。私たちの……芳賀沼製作の家が、被災された方たちを少しでも癒せればと願っております。
ふるさと次回は、「地デジアンテナ設置の依頼と、浪江町の方との出会い」
昨年短大を卒業し、4月に芳賀沼製作へ入社してから早いもので1年が経ちました。
約束の研修期間が終了したということで、1年間書いてきた研修日誌も卒業することになりました。
かわって芳賀沼製作研修日誌の延長版として、「芳賀沼製作の若手社員日誌」という新コーナーで日誌を書きたいと思います(^^)
研修日誌に引き続きご愛読いただけるとうれしいです。どうぞ宜しくお願い致します。
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昨日から、円柱加工機のある工場内では、ノッチ先端の加工を行っています。
ノッチ先端の加工は、ログ材を交差させる部分に入れる“刻み”のことです。
工場長の湯田さんと大工の湯田さん、ダブル湯田さんで加工していました。
1本の丸太は一人で運ぶのは難しく、2人だとベストで持てる、そのくらい重い丸太です。
仕上がりはこんな感じです。これからこのログ材表面を磨くと聞いています。
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また今日の午前中には本社で、茨城県のお客様の模型を作り、プラン提案の話し合いを行っていました。
ちょっとばかり模型を拝見させてもらいました。
私もエコつくば(営業所)での仕事の時に、このお客様の土地を見ていたので、
「あの土地にこのように建物を配置して‥駐車場はここにくるのか~‥」とふむふむと感心しながら見ました。
模型があると土地の配置イメージ、図面の間取りや空間的にどうなるか等、とても想像しやすいですね。お客様との打ち合わせでどのような設計になるのか楽しみです(^^)
文責 佐々木かおり