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特集・2012年を振り返って 11・12月編 

2012年12月31日 8:27 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き11・12月編です。

本年最後の記事となります。よい年の瀬をお過ごしください。
2012年11月10日 記事 『茨城県つくば市S・T様邸 建方状況です』

茨城県つくば市S・T様邸では、6日に土台入れ、7日から建方が始まりました。

まずは7日の状況。あいにくの曇り空でしたが5tクレーン車を使用しながら1・2階構造材の組み立てを終えました。

重機の動く音、かけやで木材を打つ音、職人さんの呼び交う大きな声、賑やかなS・T様邸現場です。

自然木・大黒柱と梁の組み立て状況。

8日、昨日とは打って変わって晴天へ。母屋・垂木まで取り付けが進みました。

9日、10日の現場では、建物内の筋交・金物の取り付け、屋根部では野地板貼りルーヒング貼りまで進みまして、芳賀沼職人チームは週末現場休みの為福島へ戻ります。

来週は、屋根工事でガルバリウム鋼板葺きを行い、

大工工事で、金物取り付けやサッシ取り付けなどを行う予定です。中間検査も控えております。

2012年11月14日 記事 『先日、親睦会『きのこ山』が行われました。』

今月4日に、毎年恒例の社員の親睦会『きのこ山』が本社工場で行われました。

今年も工場長が山で採ってきたきのこ汁、そして地元のお蕎麦が並びました。

福島県内外に現場があるので、職人さん全員が集まることが少ないのですが、

本社近くにありますはりゅうウッドスタジオの若手設計士の方々も参加でき、

総勢50名で楽しい時間を過ごすことができました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『再利用可能なログハウス応急仮設住宅』

会津若松市にあった応急仮設住宅を1棟解体し、いわき市に移転した工事のレポートです。

解体前、会津若松市現場(左写真・4戸1棟のログ、右・玄関前のスロープ風除室)

移転前、いわき市現場状況

会津若松市の解体作業など過去の記事はこちら⇒ 応急仮設住宅一覧記事

基礎打設、土台、ログ組立の状況

屋根材設置

移転工事では、解体作業の際に一部破損してしまった石膏ボード・下地材除いて、ログ材、屋根材、合板、下地材、設備機器などの資材を再利用しました。

応急仮設住宅ログハウスの解体移転工事は国内外で初めての試みです。

解体に約1週間半、組み立て~県の完了検査まで20日と約1カ月で工事を終えました。

2012年11月16日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『お客様の山から材だし』』

福島県下郷町T様邸の現場が動き始めました。T様邸ではお客様の持ち山から木を伐り出し、工場で製材加工後、現地へ運搬、施工という芳賀沼製作が得意とする『伐採からの家づくり』です。先代より受け継いできた山の木で家を建てます。

山での伐採は今月10日より4日間かけて終えました。現在、南会津本社工場で原木の製材加工を行っています。

10/25 大黒柱を選ぶ

84歳のT様祖父が大黒柱に手をかけている写真です。ご自身が20歳のころに植えた木ということで樹齢60年以上が経っています。

スギ・カラマツを合わせて70立方を原木を伐り出しました。

根堀と枝伐りの様子

T様お子様にとっては曾祖父が育てた木の家に住むことになる。4世代が一緒に暮らす家っていうことだけでも驚きですが、T様のお子様が大人になり「曾じいちゃんが育てた木で建てた家なんだ」と自分の子に受け継ぐ、そんな風に世代を越えて受け継がれる住宅ができるということがとても素敵だなと思いました。

文責 佐々木かおり

2012年11月16日 記事 『13日読売新聞 『木造仮設住宅群』紹介 』

13日の読売新聞21、22面にグッドデザイン賞受賞作品を紹介するページが掲載されました。

23~25日に一般投票が東京ビックサイトで行われます。

詳しいことはこちら↓掲載されています。(バナーをクリック!)ぜひ会場へ足をお運びください。

木造仮設住宅群のプレゼンムービーはこちら。(youtubeより)

はりゅうウッドスタジオ・芳賀沼整によるプレゼン

2012年11月23日 記事 『伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『原木の加工状況』 』

南会津本社工場では、福島県下郷町T様邸の持ち山より搬入した原木加工が進んでおります。

杉の原木の皮むきが進んでおり、唐松の原木は梁材等の角材に加工しております。

▼ 2012年11月29日 記事 『2012年度グッドデザイン金賞受賞』

今月27日、日本デザイン振興局主催グッドデザイン賞において、

『2012年度グッドデザイン賞金賞』の受賞しました。

詳しい掲載はこちら『日本デザイ振興局HP』⇒http://www.g-mark.org/

▼グッドデザインに応募したきっかけ、これからの仮のまちづくりに向けて

下記のムービーは、グットデザイン賞の展示において使用した映像です。

福島県応急仮設住宅建設時における設計でのはりゅうウッドスタジオ+日本大学浦部智義研究室の取り組みを動画にしたもので、3.11震災より、応急仮設住宅の建設、仮のまちづくりに向けての活動が映像化されています。

施工は1次は日本ログハウス協会東北支部  2次は福島ログハウス共同体によるものです。

国や県、行政(市町村)、県内の建設業、住まい手が一体となってつくる『仮のまちづくり』に向けて、動き始めています。

2012年12月6日 記事 『4日 グッドデザイン金賞受賞祝賀会』

今月、郡山市のホテルアネックスにて、2012年度グッドデザイン金賞受賞祝賀会を開催しました。

主催したのは、㈱芳賀沼製作、㈱ダイテック、共力㈱、㈱グリーンライフ、㈱はりゅうウッドスタジオ、

日本大学工学部浦部智義研究室、株式会社難波和彦・界工作舎の7社です。

今まで、応急仮設住宅建設に携わっていただいた協力業者はじめ、国交省の方、林野庁の方、県の方、県建設業協会、県木連、大学などの機関も出席していただき、感謝の意を込めた祝賀会は総勢121名の大宴会となりました。

▲第一部、グッドデザイン賞受賞の報告の様子

宴会中も業種が様々な方にスピーチしていただきまして、大盛況のなか、約2時間に渡る祝賀会を終えることができました。

年末ということでお忙しい中、皆様にご出席戴きまして大変ありがとうございました。

2012年12月10日 記事 『茨城県つくば市S様邸 『祝・上棟式です』』

茨城県つくば市S様邸の上棟式が7日に行われました。

槌打ちをする善文大工
建物の四方に酒・塩をまいてお清め、上棟の儀を行いました。

基礎だけですと平面で見てしまいますが、上棟すると建物が立体的に見れるので、奥行きや高さなど建物の広さを実感することができます。S様のイメージもさらに形になったのではないでしょうか。

これから完成まで気を抜かず、満足して住んで頂けるような住まいとしてお返しができるように励んで参ります。

S様、寒い中有難うございました。上棟おめでとうございます。

エコつくば 清水

2012年12月13日 記事 『第20回 日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞受賞』

ログハウスマガジン「夢の丸太小屋に暮らす」(出版・株式会社地球丸)が主催しております、

第20回 2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの受賞式が今月7日に行われました。

福島県応急仮設住宅第1次募集において日本ログハウス協会東北支部で施工した『ログハウス集落』が今年度の最優秀賞に選ばれました。

㈱芳賀沼製作では、同コンテストで過去にも以下の通り賞を頂いております。

1996年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=はりゅうウッド村住宅』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1998年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『受賞作=和風民家の増改築』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 設計賞

受賞=㈱芳賀沼製作

1999年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『東海村小泉邸別棟』 ポスト&ビーム住宅・別荘部門 優秀賞

受賞=㈱芳賀沼製作

2012年度

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー

『ログハウス集落』 最優秀賞

受賞=はりゅうウッドスタジオ、日本大学工学部浦部研究室、日本ログハウス協会東北支部、東北大学研究科五十嵐研究室

2012年12月14日 記事 『自炊式の宿泊棟ログハウス 『火入れ式行いました』報告レポートpart3』

12月11日(火)、宿泊棟ログハウスのストーブ火入れ式&完成パーティーを行いました。

増改築前の丸太ログ

増改築工事の様子はこちら⇒増築工事の状況記事

ちょうどこの日はエコつくば営業所の設計清水さんが、南会津本社で打ち合わせに来ておりまして、急遽、夕方に社内で火入れ式&完成祝いをやろうということになりました。急いで私が買い出しへ走りまして18時よりパーティーへ。

夕暮れで青白い雪の中に、オレンジの淡い光を放ちながら、ひっそりと佇む弊社のモデルハウスです。

(改築後、夜の様子。なんだかクリスマスに向けてイルミネーションをつけたいと思いました)

雪のせいか空気が澄んで います。なんだか 幻想的な景色だな~とわくわくどきどきの私。

買い出ししてきたお惣菜を室内に運びますと、いや~びっくりです。ビフォーアフターを知っている私は、建物の変身ぶりに大変驚きました。写真⇒(部屋の様子

さっそく若手組で調理開始。造作したキッチンで、ちゃんと煮炊きができるか?調理用具は何が足りないか?など実践を兼ねています。

こちらのキッチンの蛇口水栓は、じつは私が選んだもの。丸み帯びていてガチョウの首のようなキュートなデザイン(グースネックスタイル)で、TOTO社製TKN34PBTSです。

蛇口先にボタンが付いておりまして、ワンタッチすると水がでます。男性陣も「お~」と感心。

じつはこのキッチン高めの870mmの高さになっておりまして、一般のキッチンの高さに比べると少し高めにつくられています。

身長172cmの私ですが、現在アパート住まいでキッチン台が低く感じており、調理する時、食器洗いする際に前かがみになるので腰に負担がかかっていました。

そのためか、このシンクの位置といい、まな板を置くタイル張りのスペースの高さといい、「このキッチンの高さ、とても調理しやすい!私にぴったり~!」と感激しました。

キッチンのオーダーメイド、自分の使いやすいように自由につくれるっていうのは魅力的ですね!

調理しつつ、ストーブ前では火入れ式へ。 参加者全員で見守ります。

無事に火入れ式も終えました!専務と管理・田口さんのお子さんも「やった~!」と大喜びです。

全員で完成祝いの乾杯です!

10名でのパーティーでも十分の広さ。IHのコンロで煮込んだ私のうどんも好評(^^)

調味料さえ揃えば、自炊もいろいろ出来そうです。

シーリングファンに大喜びしてます

テレビがない建物ですが、田口さんのお子さんも4時間の間、ずっと走りっぱなし。子どもが飽きない様子には親御さんも驚いたようです。

子どもはのびのびと、大人はゆっくりとした時間を過ごせる弊社のログでした。

次回は、初宿泊体験者として感想をレポートできればと思います。

文責 佐々木かおり

2012年12月17日 記事 『はりゅうウッド村 南会津針生の冬・12月の風景』

社のある南会津町針生地区(みどりのオアシス・はりゅうウッド村)には、木の家やログハウスが現在87棟建っております。

「石橋地区エリア」の棚田。日本の原風景が広がります。

針生のなかでも標高の高い「みどりの広場エリア」は青空と雲がとても近く感じます。冬の空気は澄んでいて、とても気持ちがいいです。

白樺やブナ、ナラの木の中に建つ家々

「みどりの広場エリア」のペンション前にて撮影。今年も透き通る水辺に氷が張りました。

針生はパウダースノーで、新雪のゲレンデの滑りは本当に最高です。ちなみに、みどりの広場エリアにあるだいくらスキー場は今月22日にオープンだそうです。ぜひ南会津へ遊びにお越しください。

撮影 佐々木

2012年に取り上げた記事・ブログの振り返り特集は以上です。

来年も芳賀沼製作社員が一団となり木の家づくりを届けたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します。

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