特集・2012年を振り返って 5・6月編
2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。3・4月編に引き続き5・6月編です。
▼2012年5月7日 記事 『花より団子 芳賀沼の職人が集まる』
5月2日、社内のお花見がありました。
はりゅうウッドスタジオさんの若手新入社員さんの紹介もあったりと、楽しいひとときを過ごしました。
▼2012年5月7日 記事 『GWイベント ふれあい交流会の開催』
5/3~5とゴールデンウィークの連休に、日本ログハウス協会東北支部で建築した県内にある仮設住宅3か所の被災者の方と一緒にバーベキュー交流会を行いました。雨の日もあった3日間でしたが、延べ約400名の方に来ていただきました。大変ありがとうございました。
( 5/4 二本松市・大平地区仮設住宅の様子)
(一緒に野菜を切りバーベキューの準備したり、焼き肉を食べたりと、被災者のみなさんに喜んでいただけたようでよかったです。)
(設計に携わった、学生さんもお手伝いに来てくれました!)
バーベキュー後は、被災者の方と福島ログハウス共同体(日本ログハウス協会東北支部)、
はりゅうウッドスタジオさん、日本大学工学部浦部研究室の学生さんが集会所に集まりまして
仮設の生活はどうあるべきか、地域のコミュニティづくり、まちづくり、これから着工がはじまる県内の復興住宅に関すること、様々な話し合いを行いました。
定期的に意見交換会を開く予定で、今後もこういった話し合いの場を大切にしたいと思います。
▼2012年5月9日 記事 『那須の家 引き渡しになりました』
那須町のS様邸の完成写真になります。
〈 日本とヨーロッパスタイルが融合した那須の家 〉
オーダーメイドの木製玄関ドア
リビングダイニング・キッチン
寝室
ユーティリティ・ 浴室
(設計補助:はりゅうウッドスタジオ、施工:芳賀沼製作)
▼2012年5月21日 記事 『南会津の金環日食』
今朝は金環日食がみれるということで、社員一同外に出てそわそわ、ドキドキしておりました。
下の写真はまさに、今か今かと待っている写真です。
いつもの時間より比べると、空がうす暗くなってきて、7:37にほぼ太陽が月に隠された「金環日食」を見ることができました。
(福島県南部なので、完全なリング状の輪になることはなかったです)
(本社ログ前、鉄鋼溶接に使うマスクでみる職人さんもいました)
「次は、100年後かあ。生きているうちいいのみれたな~」と職人さん。
そのあとはすぐに今週の作業の打ち合わせをしました。
下郷町M様邸の建方に入り、針生の復興の家は大工の内装工事が進みます。
ほか南相馬市や郡山市の物件、県内外のメンテナンスまわりをしておりますので
各現場の工程や作業内容を念入りに打ち合わせをして今週の作業に入ります。
文責 佐々木
▼2012年6月8日 記事 『南会津町針生の復興住宅モデルハウスの施工様子』
九州北部と中国・四国地方と近畿では、梅雨入りしたと気象庁の発表がありましたが、こちら福島県の南会津町では天候が快晴の日が続いております。
さて南会津町針生の復興住宅モデルハウスの進捗状況です。
(6/7木の16:00撮影)
通常横に積み上げる角ログでありますが、この復興住宅モデルハウスはログを縦に組みパネル化した構造となっております。
屋根工事が終わり、外壁に木材保護塗料が塗装されました。
洗面所とトイレの間の壁下地材を入れている大工・星さん。
玄関吹抜けの手摺を付けている後姿の湯田大工。
今回、復興住宅モデルハウスでありますが、地熱を利用するというコンセプトの一つに挙げられます。
上の写真の床と天井をつなぐ黒の2本の太いパイプは地熱の空気を循環させるもの。ロハスの見える家になっております。
2階天井部は、断熱材入れ後、下地材の石膏ボードを貼り終えました。引き続き、内装工事の作業が行われます。
▼2012年6月11日 記事 『Y様邸丸太ログ、ログハウス建築コンテスト受賞』
a href=”http://www.haganuma.co.jp/wp/wp-content/uploads/2012/06/yy.jpg”>
一般社団法人日本ログハウス協会主催の平成24年度のログハウス建築コンテストで、
昨年施工しました埼玉県Y様邸丸太積みログハウスが審査委員特別賞「住み心地で工夫」を受賞しました。
Y様邸ページはこちら↓
つくった家・Y様邸(http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-yorii-y.html)
また、福島ログハウス共同体(県内5社ログハウス施工業者)で施工しました。
福島県二次募集の応急仮設住宅は
社団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞を戴きました。
これからも木の住宅の良さ、ログハウスの良さを広めたいと思います。
▼2012年6月20日 記事 『開かれた製材工場 中学生の見学』
昨日、南会津町の檜沢中学校1年生が技術の授業の一環で工場見学に訪れました。
あいにくの雨模様でしたが、ヘルメットを被った7名の生徒さんは、大きな声な挨拶で元気がいっぱいです。
赤い手袋で挨拶をしているのが工場長。腰に手を当てているのは、案内人の田口さん(通常の仕事は現場管理をしています)。
今回の見学は、製材加工を見ることが目的でしたので、原木から丸太の製品になる工程を見てもらうことになりました。まずは製材場へ移動します。
上の写真は地元・南会津町針生で伐採した原木「スギ」を製材して角材にするということで、真剣なまなざしで見学している様子。
すべての面の加工が終わったあとは、丸太の円柱加工場へフォークリフトでスギを移動させます。下の写真は円柱加工場の様子です。
ここでは、原木から製材加工した角材を丸太ログ材へ加工する様子を見学しました。丸太の背割れやノッチ受けの仕組みを聞き、生徒さんも納得のようです。
実際に製材したログ材の触れて、スギの木肌を感じてもらいました。
生徒さんと最初は緊張気味だった田口さんも質問コーナーを交えた後はうちとけたようでした。
今回は授業の一環でしたが、本社工場の周辺地域にお住まいの生徒さんも多かったので、今度は木工体験などで気軽に来ていただければと思います。
文責 佐々木かおり