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特集・2012年を振り返って 1・2月編 

2012年12月26日 4:39 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。

何件か抜粋してこれからアップします。まずは1・2月編です。

▼2012年1月14日 記事 『那須町S様邸、建方を終えました。

那須町S様邸の新築工事の状況です。

下の写真は新年が明けてから、12月にキザミ加工を終えたヒバ材の土台の”焼き加工”を行ったものです。

「いろはにほへと」と番付がされている面以外を全て、工場にてバーナーで焼きました。(番付部分は上面になるので土台入れ後、塗装を施します。)

この焼き加工は、土台の表面を焼くことで炭化させて腐食から守る伝統工法です。防虫効果もあります。

焼いた土台入れは、12日に行いました。

 

13日は柱・桁・梁入れの建方と呼ばれる作業に入りました。

大工さんの掛け声、かけやの音、木材の音が響くにぎやかな現場の様子です。

(中央にいるのは棟梁の阿久津さん)

(ベテラン大工の文三さん、若手大工・浪江町出身の山崎さん、黒いヘルメットさんは電気屋の菅家さん)

 

棟上げまで終えました。(立派な棟木ですね!)

そして本日は、柱と桁の水平を見るための屋おこしをしました。

 

棒状の「さげふり」と呼ばれるものの下部にある振り子をみて、建物の全体が垂直に建っているか確認をしています。(ここが建方で一番時間をかけるそうですよ。)

母屋入れ・垂木入れまで終えましたので、来週は金物取り付けのほか、野地板貼り、ルーフィング貼り、板金工事に入る予定です。

カタチになっていくS様邸、今後の工事の進捗が楽しみですね!

文責 佐々木

▼2012年1月14日 記事『いきいきしたナチュラルライフを過ごす那須町T様

 
那須町・S様邸を現在新築中ですが、近くに平成11年3月に建てたT様邸があります。

T様に電話をしまして、S様の現場取材のあとに建物をみせて戴けませんかとお願いしました。

快くOKしていただき、取材をできることになりましたので記事にしましたのでご覧ください。

(那須町T様邸のご紹介です。)

                   *

T様ご夫婦は、平成11年3月に母屋をポスト&ビーム工法、同年に趣味小屋を建てたお客様です。

1月14日天候晴れ。

はじめまして(&初ひとりでの取材)となる私は、ちょっぴり緊張気味でしたが

笑顔が素敵なT様ご夫婦に迎えられ、緊張がほぐれました。

さっそくT様に連れられて、ご自慢の趣味小屋あるということで案内していただきました。

なんと趣味小屋の内装はすべてご主人が造ったとのことです。

いろりや照明もすべて手作り。イスは自分の敷地の木々を拾ってつくったそうです。どれもクオリティーが高くて驚きました。

 お風呂まで自分でつくってしまったそうで、一部の壁材は、芳賀沼製作工場で丸太の破材をもらって貼り付けたそうです。

 「じつはこれを見て、芳賀沼製作を知ったんだよ。」

それは、夢の丸太小屋に暮らすという雑誌。記事を指差しながら話すT様は、自然素材に包まれたポスト&ビームの家に魅力を感じたそうです。

なんと10年前に母屋をたてる前にもらったという当時の芳賀沼製作のカタログを大事そうにとっていたT様。

「もう家は建てたんだけど、今でもいいな~と見てしまうんだよね」という言葉を聞き、すごく嬉しくなりました。

母屋も見てくださいと奥様に進められ、趣味小屋の隣にある母屋へ。

 素敵な三角屋根の住宅です。

 

玄関から入ると、すぐにリビングがあり奥には和室。

リビングキッチンがリビング左手にありました。

部屋と部屋の道線をコンパクトにしたく、広々とした部屋にはあえてしなかったというT様奥様。

「このテーブルは芳賀沼さんに造ってもらったのよ」とT様奥様。

(厚みがすごい‥1枚板だと思いながらテーブルをみると、蜜蝋ワックス等は塗らず、無垢のままの状態のよう。)

T様 「これが無垢材のテーブルのいいところなのよね~。

家族の歴史が詰まっているというか、ちょっぴりコップ跡がついているところもあの時のシミかなみたいな。

本当に世界に1つしかないテーブルって感じがするし、孫がくると、このテーブルに触って気持ちがいいといつも、こうやって、なでなでするのよ」

と、このテーブルに家族で愛着を持っているようでした。

 (玄関脇の寝室のある2階へあがる階段)

階段下は急きょ図面を変更して、掃除用具を入れる収納にしてもらったとのこと。

奥さんは手芸好きでパッチワーク階段の板張りには、パッチワークのミニ掛け軸が飾ってありました。

お庭のガーデニングがすごいなと思っていたのですが、奥様は春~秋はガーデニングや畑で野菜づくり、冬は寒いので室内で手芸をしているそうです。

 お庭はすべてご夫婦で枕木を買ってきてつくったそうで、5月6月には、お庭がきれいなバラ園になるんだとか。

リビングや外にあるデッキから眺める庭の風景は、本当に心が満たされる空間でした。

T様も奥様が、建物からも暮らしぶりからも自然好きということが伝わってきました。暮らしに自然を取り入れたいきいきとした生活、これこそナチュラルライフだなと思いました。

T様も家から、那須町S様邸が近いとのことで近いうちに現場見にいってみますとのお言葉も戴きました。

T様、突然のお邪魔でしたが建物をみせて戴き、本当にありがとうございました。

文責 佐々木かおり

▼2012年2月4日 記事 『「ふくしまの家」復興住宅 実施設計等業務委託候補者決定

「ふくしまの家」復興住宅供給システムプロポーザルにおいて、

県内183社が協力事業者となり福島復興再生住宅協会で応募しました。

1次審査で「広報対象団体」33社、「ヒアリング要請者(団体)」19社を通過しました。

さらに今月3日に実施された2次審査で実施設計等業務委託候補者8社のうち1社に選定されました。

詳しい情報は、福島県建築設計共同組合HPに掲載されています。

▼2012年2月13日記事 『茨城県ひたちなか市 N様邸 上棟式が行われました。』

見事な晴天に恵まれた12日午後、ひたちなか市のN様邸の上棟式が行われました。

 大工湯田さんによる槌打ちの儀

棟上げまで建築が進んだ感謝の気持ちと、

棟木を支える柱がしっかりと崩れ傾くことのないようにという祈り、

また、竣工にいたるまでのご加護を祈願するお祭りが上棟式です。

お祭りは、その土地の守り神・氏神、家屋の守り神、工匠(大工)の守り神をおまつりします。

無事にN様邸が竣工しますように、ご家族が幸せに暮らせる住宅になりますように。

文責 佐々木

▼2012年2月14日 記事 『南相馬市の仮設住居の様子

福島県応急仮設住居建設の南相馬市鹿島区では、

はりゅうウッドスタジオさん監修のもと、壁画と慰霊の塔を建てました。

先日、南相馬市より感謝状が届きました。

 

詳しくは、はりゅうウッドスタジオさんのホームページでも紹介されています。

▼2012年2月15日 記事 『はりゅうウッド村住民に仲間入りしたI様』

 

以前、はりゅうウッド村好きな作家さんに書いていただいた針生の地図です。

はりゅうウッド村は、1981年第1棟ができてから2012年現在で、計84棟が建っております。

さて85棟目の住宅が誕生しましたのでご紹介します。

昨年末に完成しました、20坪の角ログ、5坪のロフトという住まいのI様邸です。

田舎暮らし3ヶ月目のI様、初めての針生の冬を過ごすとのことで雪の量に驚いている様子。

「まだ雪かたしに慣れないですが、こちらの景色はやはりいいですね!」とI様でした。

今日は夕方に近くの温泉に出かけるとのことです。(あったか温泉いいですね~!)

 本日の針生、夕方16時の気温はマイナス4度でありました。

四季折々の針生です。(雪との格闘は、あと2カ月‥。)

今春はどのような色をみせてくれるかなと、とても楽しみです。

文責 佐々木かおり

▼2012年2月28日 記事 『今冬もN様ご家族が本社へお越しになりました』
昨日、平成20年にポスト&ビームの住宅を建てた那須市のN様ご家族が、だいくら山スキー場の帰りに本社へ遊びにきてくださいました。

 

なかなか、木に火がつかず‥やっと火起こしができたストーブの前で記念撮影(^^)

(こうだいくんは6歳、ゆのちゃんは3歳、ふたりともスキーをやっているそうです。

スキーのポージングが、かっこいい!)

また遊びに来てくださいね!

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