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第39回 福島県建築文化賞正賞を受賞しました。

2024年1月30日 6:22 PM カテゴリ: News / お知らせ,info パネルログ / 縦ログ®

第39回 福島県建築文化賞の正賞を「みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション きとね」が受賞しました。

みなみあいづ森と木の情報・活動ステーション「きとね」撮影:早川記録

※建築実例紹介 https://panel-log.com/case/public-facility/27039

令和5年12月26日 福島民報新聞に「きとね」正賞の記事が掲載されました。

福島県建築文化賞の栄誉たたえる 福島市で表彰式(福島建築文化賞を受賞する芳賀沼製作 芳賀沼伸社長) https://www.minpo.jp/news/moredetail/20240123114011

この賞は私たち芳賀沼製作にとって大きな励みになりました。

木材をボルトで繋いでパネル状にしたのが「縦ログ」です。

スギ材を8段重ねた「重ね梁」は木材一本一本をビスで繋げています。

きとね 施工風景

林産業をめぐる川上/川中/川下の連携をもう一度つなげていくこと

このプロジェクトは、森、まちを支える新しい建築のつくり方の実践である

竣工年:2022年03月

階 数:地上2階

構 造:木造  在来軸組構法+縦ログ構法構造

延面積:820.59㎡ 建築面積:1,121.76㎡

建築主:南会津町

設計者:福島県建築設計協同組合

担当 株式会社はりゅうウッドスタジオ

施工者:株式会社芳賀沼製作(建築)

株式会社光和設備工業所 南会津支店(機械)

株式会社阿久津電気工事(電気)

福島県福島市 H様邸

2018年2月16日 3:00 PM カテゴリ:

福島県福島市 H様邸 在来構法(一部縦ログ壁) / 延べ床面積:228.55平米(69坪) /2017年8月竣工

  • 所在地:福島県福島市
  • 設計・施工:㈱芳賀沼製作
  • 構造・工法:在来構法(一部縦ログ壁)
  • 規模:総工事面積327.85平米(99.05坪) 1F124.21平米(37.5坪)、2F104.34平米(31.5坪)、1Fデッキ面積43平米、2Fベランダ面積19.87平米
  • 工程
    • 着工日:2016年10月
    • 完成日:2017年8月
  • 外部仕上げ
    • 屋根:ガルバリウム鋼板横平葺きt0.35mm
    • 外壁:トステム AT-WALL無塗装板 ジョリパット吹付
    • 開口部:LIXIL サーモスⅡ-H
    • 塗料:木材保護塗料(VATON)2回塗り
  • 内部仕上げ
    • 天井:ジョリパット塗り
    • 床:1F、2Fパイン無垢フローリング板貼りt15mm
    • 壁:ジョリパット塗り
    • 浴室:システムバス プレデンシア(タカラスタンダード)
    • キッチン:システムキッチン レミュー(タカラスタンダード)

福島県福島市H様邸 竣工のようす

2017年7月14日 2:52 PM カテゴリ: レポート from 現場

(前回記事: 福島県福島市H様邸 建方のようす2

一部縦ログ構法の壁を使用した福島市H様邸が竣工となりました。

詳細は後日、つくった家のページにてご紹介いたします。

福島県福島市H様邸 建方のようす2

2016年12月9日 1:18 AM カテゴリ: レポート from 現場

縦ログ構法の福島市H様邸 新築工事の建方状況です。

(2日目)

(3日目)

見た目も迫力満点のH様邸です。明日より、縦ログ特注・パネル野地板を取付けます。

福島県福島市H様邸 建方のようす

2016年12月7日 9:08 AM カテゴリ: レポート from 現場

縦ログ構法の福島市H様邸 新築工事が始まりました。

福島県福島市H様邸新築工事 着工へ

2016年11月5日 4:03 PM カテゴリ: レポート from 現場

福島県福島市H様邸 新築工事が着工しました。今月1日に行われたH様邸の地鎮祭の様子です。

建物の四隅を清める地元神主。

施主のH様

無事に完成しますように!

土地の神々に敬意をはらい、工事の安全を祈願しました。

12月の建方を控えH様の材料が本社工場で加工が進んでいます。

H様邸 材料の記事

福島県福島市H様邸 材料加工

2:51 PM カテゴリ: レポート from 南会津の工場

福島県福島市H様邸の材料です。

職人の丸太材の墨付け加工が行われています。

植木夫妻の家づくり日記 後編 「国分さん、パソコンと格闘!」

2011年12月22日 8:31 PM カテゴリ: レポート from 現場

横浜在住のご夫婦。将来は地方に移住しようと思い、福島市内に家を建てることになりました。
できるだけ無垢に近い木材や珪藻土などの自然素材を使って家を建てようと、いろいろ苦労しています。
―現在、植木夫妻の家づくり日記 後編(三郷の家 完成後の暮らしぶり)を掲載中―

                         *

「 9月 国分さん、パソコンと格闘! 」

■国分さんがパソコンをに挑戦
 国分さんが、ついにパソコンに挑戦することになった。田口さんに手伝ってもらって、光ファイバーを接続しパソコンを設定したそうだ。「でも、メールやインターネットの使い方がわからないし、はがきや書類の作成の仕方も少し教えて欲しい」とのことなので、今回は、国分さんのパソコン習得のお手伝いをすることになった。
 日程は9月9日~11日の3日間。9月9日(金)の早朝に出発、9時半過ぎに美郷に到着した。まずは、雑草でボウボウになった庭の草刈りを行った。そして午後、国分さん宅に向かう。国分さん宅を訪ねたのはパソコンの操作の手助けをすると約束したからでもあるが、預けてあった浪江町の高橋さんの軽トラックの車検の日を確認するためでもあった。
 到着して確認すると、軽トラの車検は9月25日となっていた。その後は、早速、パソコンのメールの設定を行った。私はパソコンはあまり得意ではないので、妻が設定を行った。
 メールの次は、「中学校の同窓会の案内状」作成に挑戦するという国分さん。かなり意欲的だ。アスパラガスの方はもう終わり。今年は、原発による放射能の影響や天候不順もあって、アスパラの栽培もいまひとつだった。はたして来年はどうなるのだろう。敷地内の放射能汚染が気になる。

    稲も警戒区域以外の福島県内は作付行われたが、放射線量が比較的高い福島・郡山・二本松・本宮あたりは不安がかなり残る。来月は収穫だが、大丈夫なのだろうか?不安だ。国分さんも不安なようで、今年の米は二本松地区以外のものにしたいと、私たちが頼んでいる田島の農家から少々買うことになっている。最後に犬のさくらと遊び、帰る前にくりとかぼちゃをいただいた。
 翌10日、午前中は薪割に励み、午後は国分さん宅へ。敷地内の草刈を少しし、昨日のつづきでパソコンの設定を行った。でも妻もよくわからないところもあったので、サービスセンターに相談しつつ、なんとかアドレスを設定し、メールが使えるようになった。
 敷地内のひまわりは終わっていて、もう秋の気配がただよいはじめていた。

■放射能の問題  

それにしても、放射能の問題は福島に重く暗くのしかかってきている。子育て支援をしている妻は、美郷の分譲地で子供が遊ぶ姿が見れなくなっているのをしきりに気にし始めた。「このままでは、子供が可愛そうだ。子供たちのために何かしたい」と、そうした活動があれば、参加したいとも言い始めた。
 私も、福島の農家や人たちのために何かできることはないかと思い始めた…。

次回「10月 会津の新米を買う!」

植木夫妻の家づくり日記 後編 「テレビ台の制作依頼 浪江町からの家族との出会い」

2011年5月9日 8:42 AM カテゴリ: レポート from 現場

4月 テレビ台の制作依頼 浪江町からの家族との出会い

■テレビ台の製作依頼

美郷の家を浪江町の家族の方たちに貸してから2週間近く経ち、やっと福島に行くこととなった。2か月ぶりだ。今回はまず芳賀沼製作を訪ねた。美郷の家にも地デジ対応のテレビをいよいよ設置することにし、取り付けは星さんに、テレビを載せる台は湯田さんに制作してもらうことにしたからだ。そのため、アンテナとテレビは私たちで今月購入した。

それとは別に、芳賀沼製作で、震災後の様子も聞きたかったこともある。最初に社長宅に立ち寄り、久しぶりに社長のお母様に挨拶をした。その後、作業場で湯田さんに会ってテレビ台の大きさを指定した。事務所の方にも挨拶をすませた後、はりゅうウッドスタジオの滑田さんと会った。
滑田さんも忙しそうで、「これから、避難者向けの仮設住宅建築のためにスタジオも協力することになった」とのこと。郡山と三春に4000棟を建設する予定で、これから急いで設計に入るそうだ。家を無くした被災者のためにも頑張ってほしい。
お昼は田島駅前の柏屋で蕎麦を食べて、会津若松に向かった。 (続きを読む…)

植木夫妻の家づくり日記 後編 「東北大地震と原発事故」

2011年4月7日 8:22 AM カテゴリ: レポート from 現場

東北大地震と原発事故

未曽有の大災害となりました。死者・行方不明者が3万人を超え、さらに多数の避難者が、避難先を求めて現在も移動し続けているニュースが毎日のように報じられています。
津波・原発の影響で被害を受けた浜通りの自治体のほとんどが、福島県内のほかの市町村に役所機能を移動したとのこと。
会津にも多くの自治体が本部を移し、芳賀沼製作でも被災された方を受け入れる体制を整えていると、伸さんから聞きました。
私たちも、「被災された方に何か応援できれば」と思い、美郷ガーデンシティイの自治会の理事長さんに連絡をとってみました。そして、私たちの家を避難された方に提供したいと申し出たところ、早速数日後、「知り合いの浪江町の人を受け入れていただけないか」と電話がありました。
浪江町の役場が隣の二本松市東和地区に移設されたこともあって、二本松市・福島市に多くの浪江町の方たちが避難されているらしいのです。
私たちも月一度しか福島に行くことができない状況の中で、福島の人たちに何とか支援できないかと思っていたので、しばらく家をお貸しすることに決めました。
ただ地震後、私たちも家に行っていないので、まずは家の鍵を理事長さんにを送り、中を確認していただきました。
内部は、ひな人形が少しズッコケていたのと棚の上の不安定なものが2、3個倒れたり、落ちていただけで、ほとんど問題はありませんでした。あの横浜の社宅の家でもかなり揺れたのに、これだけで済んだなんて……。改めて、芳賀沼の家の強さを確認しました。
紹介されて私たちの家に早速入った避難者の方たちは、「こんなに良い家を借りていいのですか?」と恐縮して、連絡してきました。
「私たちが月に一度行く時、そちらに一緒に泊まることになりますが、それでいいのなら」という条件で、しばらくこの方たちに住んでいただくことになりました。
今月は、22日に福島に行く予定です。その時に、その方たちと今回の事故についてお話できるでしょう。
大地震という思いもかけない災害から、また思いもかけない方たちと知り合うことになりました。浪江町の方々とのお話は、日誌で今後掲載していきます。私たちの……芳賀沼製作の家が、被災された方たちを少しでも癒せればと願っております。
ふるさと

次回は、「地デジアンテナ設置の依頼と、浪江町の方との出会い」

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