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南会津本社 秋のかおり

2012年10月11日 5:29 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

南会津も実りの秋になりましたので、本社周辺の写真を撮ってみました!

本日の本社です。中央に写っている木に、山の果物“あけび”が生っていました。(秋ですね~!)

 

 

また本日は、11日ということで月1回行う木の供養祭を行いました。

(葡萄やサツマイモをお供えし、食べ物でも秋だな~と感じた私です。) 

最後の写真は、田舎ならではの1枚、ハゼ掛け風景です。はりゅうウッド村内も、稲刈りを終えた田んぼが多くなりました。工場でも、ストーブ用の薪割り作業を行うなど、冬に向けて準備しております。今年は、カメムシと呼ばれる虫が大量発生しているということで、地元の人は今年は大雪になるのでは?と話していました。さあ、今年はどのくらい雪が積もるのでしょうか?

文責 佐々木かおり

今週末は台風上陸?!

2012年9月29日 9:57 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

昨日の本社工場の様子です。陽が落ちるのが日に日に早くなってきています。

おとといの夜は、車の外気温で9度と表示された針生地区。

朝晩がかなり冷え込むようになったので、冬が近づいている事をひしひしと感じている私です。

工場内では、棟梁の阿久津さんが郡山市H様邸の手キザミ加工用の図面を作成していました。

 

9/28(木)17:48撮影

 

さて、今朝の本社事務所では、週末に台風17号が本州に上陸するということで、

現在建築中の物件の安全確認、被害が出た際の対応方法の確認、

お客様との連絡体制など台風に備えた事前の打ち合わせをしました。

大きな被害が出ないことを祈っておりますが、

みなさまも大雨や台風の気象情報に注意して、早めに防災対策や屋外の備えをしてくださいね。

文責 佐々木かおり

樹木精霊祭20周年 木に感謝、供養祭を行いました

2012年9月12日 12:02 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」
 南会津地方では古来より木を扱った職を営んでいる人々は木に対して、感謝と弔いの気持ちを込めて供養祭を行っていたのですが、時代の流れもありまして現在ではこの供養祭を行う業者が少なくなっています。
 弊社では、木を扱う仕事をさせて頂いているので毎月9日に木の供養祭“樹木精霊祭”を行いまして、社員全員の健康と安全を祈願してきました。
  今回の供養祭は20年祀っていた御神木を新しい御神木に入れ替えをするということで、社員・関係者に出席していただいて盛大に祀りを行いました。

■社員全員が集まりました

 (旧御神木の材種は米松。20年経ちましたが根元がしっかりしていました)     

(新御神木は赤松材。地元・南会津針生にある弊社の山で伐り出しました)     

■出席者全員で玉ぐしをあげ、大きな事故なく健康に仕事ができますように!とお祈りをしました。

来月より毎月11日にこの供養祭を行います。  木は生き物、木に感謝して家づくりをしたいと思います。

ウッド村S様お宅訪問、針生に本格的な夏到来

平成13年に施工しました、はりゅうウッド村S様のご自宅にお邪魔させていただきました。

弊社からのお手紙届けだったはずが、初めてS様にお会いしましたので自己紹介をしてきました。

すると私の出身地にS様のすきなパン屋さんがあるということで話が盛り上がり、しまいにはコーヒーも戴いてしまいました‥。(恐縮です。&ごちそうさまでした!)

「コーヒー入れている間に、2階もみてみますか?」とお声をかけてもらい、2階のベランダから針生の景色を見ることができました。

抜群の緑の景色をみれて感動。やっぱり、この緑の山並みと、近くの川の水が流れる音、小鳥のさえずりを聞くと心が本当に癒されるなと思いました。

白樺の中に佇む木の家S様邸。本社(標高680m)より150mほど標高が高いせいか、家の中はひんやりとした体感温度。

下の写真は、会社の様子。蝉が鳴き始め、南会津町針生にも本格的な夏が到来です。

夏休みも入りまして、本社やエコつくば営業所にも見学にお越しになる方が増えて参りました。

本社工場、エコつくば営業所近辺の建物の見学をしたい方は、

以下の連絡先にお気軽にご連絡ください。お待ちしております。

電話 0241-64-2221

またはe-mail info@haganuma.co.jp

(担当:芳賀沼or佐々木まで)

撮影・文責 佐々木かおり

樹木精霊祭

2012年7月9日 1:50 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

 

梅雨の最中とは思えないような青空が広がる中、 

毎月行われている樹木精霊祭が執り行われました。 

 

 

平成2年から木に感謝すると共に、会社・社員の安全を願って行われています 

社長が祝詞を上げた後、参加者全員で御神木にお神酒をかけます。 

下の写真にあるように、当初は御神木に書かれていた文字も今はすっかり薄れてしまいました。 

今年の9月には、御神木が新しくなる予定です。 

平成2年の樹木精霊祭です。                      神職の方にお願いして御祭事が斎行されました

かつては、田島でも木霊祭を行っている会社が多くあったそうですが、最近では見られなくなっているということです。 

当たり前に思っていたことが、当たり前ではない。と、あの大震災後に痛切に感じている方も多くいらっしゃることでしょう。 

当たり前でいられることに感謝して、日々過ごしていきたいものですね。 

文責 千葉

半年の折り返し

2012年7月4日 4:26 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

2012年も半分が過ぎました。

6月30日は夏越の祓(なごしのはらえ)です。。

1年を折り返すこの時期に、犯した罪や穢れを除き去るための祓えの行事で夏越神事六月祓、輪くぐり祭とも呼ばれます。

拾遺和歌集には「題しらず」「よみ人知らず」として、「水無月のなごしの祓する人はちとせの命のぶというふなり」という歌が載せてあるそうです。

夏越の祓では多くの神社で「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われます。

これは、体調を崩しやすい暑い夏を前に、悪疫を除去し、無病息災を願って茅の輪(ちのわ)をくぐる神事で、茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものだとか。

また、人形代(ひとかたしろ)と呼ばれる紙でできた人形に、日常の生活でついた心身の罪や汚れ(けがれ)を託して祓い清め、無病息災をお祈りします。最近では、車形代(くるまかたしろ)などもあるようです。

水無月のこの時期、全国各地で夏越祭・茅の輪くぐりの神事が行われます。水無月の祓・名越の祓・夏越の祓、関西では輪抜けさんとも呼ばれる輪ぬけ祭りの神事は、茅輪の材質、形、大きさ、回り方、唱える言葉などは地方によって随分違うようです。「蘇民将来(そみんしょうらい)」神話では茅の輪を腰につけて災厄から免れたとされ、茅の旺盛な生命力が神秘的な除災の力を有すると考えられてきたのだそうです。

一年の折り返し、知らず知らずのうちに溜まってしまったものを綺麗にして、残りの半年を乗り切りたいものですね

文責 千葉

うるう秒

7月1日。

世界各国の標準時と、地球の自転による時刻のずれを修正するため、一日の長さを1秒長くする「うるう秒」の挿入が、3年半ぶりに行われました。

挿入は1972年から始まり、今回で25回目なのだそうです。

日本国内では、標準時を決める独立行政法人・情報通信研究機構(東京都小金井市)が、

午前8時59分59秒の後に「59分60秒」を挿入しました。

標準時を電波で送る送信所は国内に2か所ありますが、そのうちの一つが福島県にあるのをご存知ですか?

福島県田村市と川内村の境にある「おおたかどや山標準電波送信所」です。

この送信所は昨年3月の大震災で被災し、東京電力福島第一原子力発電所から17キロ・メートルしか離れていないため、修理やうるう秒への準備がままならなかったそうですが、無事に電波を発信できたようです。

時は金なり

一秒一秒を大切に過ごしていきたいものですね。

文責 千葉

家相の良い家 

2012年6月21日 10:11 AM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

台風4号が通過したと思ったら、新たな台風情報。

雨の日が続くとどうしても気分も鬱々としがちですが、「次世代省エネルギー基準の家」は、快適さや健康的に暮らせることもキーポイントです。

断熱気密化されたお家は、どの部屋でも同じような室温になり天井付近と床の温度差も少なくなり、どこにいても快適に過ごせます。

更に、湿度によるストレスのない快適な室内環境を得られるほか、計画換気によって室内の空気を常に清浄に保つことができ健康的な住まいになるのです。

「家相」は、家の気の流れを良くするために大切なものだといわれます。

先人の知恵。とばかりは言えないようです。

S様邸は、家相にもこだわって建てられています。

材種の英単語クイズ出題 勉強してみました

2012年6月15日 4:47 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

当社では10時と15時にいっぷく(休憩時間)があるのですが、15時に設計の星さんに材木の英単語クイズを出題されました。

みなさん、材種を英語で言えますか?(私は恥ずかしながら、半分くらいしか正解しませんでした)

よく芳賀沼の建物で仕様する材種の特徴を簡単に教えてもらったのでここでご紹介したいと思います。

読みやすくするため英語をカタカナ表記しました。あしからずご了承ください。

■ 杉(スギ)‥Ceder(シーダー)

用途:構造材・造作材・建具・家具・樽・桶・工芸品など

日本の杉だと屋久島杉、秋田杉、吉野杉などが有名ですね。

外国産材だと、Westan red Cedar(ウエスタンレッドシーダー)があげられます。

外国産材は太さがありますので丸太ログ材で使用されることが多いみたいです。

製材したての国産材の杉

■ 松(マツ)‥Pinus(パイン)

用途:構造材・造作材・床材・鴨居・敷居・造作材など

縁起が良い木は松竹梅はというように、松はそのひとつです。

日本の松といったら赤松やクロマツを指しますが、外材だと米松(ダグラスファー)、欧州赤松(レッドパイン)のことを指すそうです。

パイナップルは松ぼっくりに似ているからパイン+アップル=パインアップルって名付けられたとか。

「だから、松はパインか」なんて単純に覚えようとする私です。

埼玉県寄居町Y様の框は赤松

■ 檜葉(ヒバ)‥Yellow Cerder(イエローシーダー)

用途:構造材・造作材・建具・家具・水まわりなど広範

別名「アスナロ」とも呼ばれます。触り心地は柔らかい木ですが、耐朽性が大きく、水湿性にも優れているそうです。

外国産では米ヒバのイエローシーダーがおもちゃなどに使われているのをよく見かけます。

ヒバは、柔らかい木で加工がしやすいです。水に強いので、お風呂の敷居などに仕様されることが多いです。

ログ材でもイエローシーダーを使います。

茨城県ひたちなか市K様の土台はヒバ材

■栗(クリ)‥chestnut(チェスナット)

用途:土台・構造材・装飾材・家具・水まわりなど

栗は個人的に好きな木の種類のひとつですね。

昔から、耐久性がよいので栗材が土台によく使われていたそうです。

これまた木のおもちゃですが、赤ちゃん用の木琴などで栗の木が使われていて、堅い木だから?か高い音がよく響いていたのを覚えています。

今年施工した、ひたちなか市のN様邸の床の間の和家具の上板に栗材を使用しており、肌触りがよく、淡い茶色で木目が引き立ち気品がある仕上がりでした。

(会社にある南会津産おもちゃから)

■檜or桧(ヒノキ)‥Cyparis(サイパス)

用途:高級建築材、造作材、和風建具、家具などの建築全般

星さんは、20年前にカナダへいきまして、本場ログハウスの視察をしたそうですが、現地人がアルバータ州訛りだったかもしれませんが、確かにヒノキのことを「サイパス」と発音していたとのことでした。

先日のブログ記事へも紹介したとおり、ヒノキ材は仕上がると、平滑で光沢がありヒノキ独特の香りがします。

気分を落ち着かせるアロマ効果あるそうです。

ヒノキの名の由来では「すぐ火がつく」から「火の木」となったとの説もあるみたいです。面白いですね!

(柱構造材へ加工中のヒノキ)

■楢(ナラ)‥oak(オーク)

用途:家具用材、洋酒の樽材、床板、枕木、器具材

日本ではミズナラが有名ですかね‥ドングリがなる木です。

ストーブの薪としては水分が多いので、なかなか燃えにくい性質がありますが、火がついてからは長時間燃え続ける材で重宝するそうです。

木肌は粗めで堅い木材、加工は乾燥中狂いが生じやすい欠点がありますが、木目がはっきりして美しい模様があります。

柾目面には美しい縞模様、それが虎の皮の縞に似ているため虎斑(トラフ)と呼ばれています。

落葉広葉樹で、一般的にオーク材と呼ばれるものはカナダ・北米が産地の「レッドオーク・ホワイトオーク」のことで日本で言われるナラ材とは少し違うそうです。

(会社にある南会津産おもちゃから)

■欅(ケヤキ)‥Zelkova(ゼ ルカヴァ)

用途:造作材、家具、框、床の間、大黒柱

弊社でも和風の家に合わせて、ケヤキのテーブルを造作します。本社の応接間のテーブルもケヤキの1枚板です。

贅沢に無垢材テーブルとして使う場合、胡桃油やえごま油の植物性塗料でオイルフィニッシュしています。

使えば使うほど、表面に色艶が出てきますので愛着も持てますね!

他にも桜やブナなど、本当に様々な材種があります。いっぷくの短い時間でしたが、それぞれの木の性質・知識を知ること、長年の経験の重要性を感じました。

「適材適所を見極める職人さんって、エキスパートですね!すごい!」

「そんなの木材を扱っているんだから知ってて当たり前だ」と一喝され、職人さんみんなの前で笑われた私でした。

文責 佐々木かおり

はりゅうウッド村 田植えの時期となりました。

2012年5月23日 4:37 PM カテゴリ: ・コラム 「芳賀沼製作 社員日誌」

本日の南会津町・針生地区の様子です。

 

代掻きをした田に水が張られ、新緑の山々が水田に映える風景が広がります。

針生・ウッド村でも今週はじめからやっと田植えがはじまったようです。夏は涼しい針生ですので、これから過ごしやすい季節になります。

はりゅうの借地ご興味のある方はこちら→ はりゅうウッド村紹介ページ

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