冬休み入ったということで、弊社のモデルハウスに数家族が体験宿泊されました。
先日から横須賀市にお住まいの平成16年に施工したY様 ご家族が宿泊しまして、本日お帰りになりました。
次のお客様のため、お布団のシーツを運びに行くと、なんと、ちいさな雪のかまくらが~!
心がほっこり、なんだかニコッとしてしまう私でした。
(きっとY様のお子様が雪遊びをされたんだろうな~)
さて28日ということで本社事務所では本日が仕事修め。朝から大掃除です。
私も古いカタログなど片づけたり、天井のほこり落とし、床の拭き掃除をしました。
下の写真は、職人さんの安全と商売繁盛を祭る神棚も綺麗に拭き掃除をしているところ。
(『来年も社員みんなが事故なく家づくりできますよう宜しくおねがいします』と願いながら1つ1つの木彫りも雑巾がけ。)
来年は5日に社内の新年会が地元の芦ノ牧温泉でありまして、現場は7日より動き始めます。
最後に、今年の感想を書きたいと思います。
今年は、入社3年目。短大を卒業し1・2年目は社会人に成りたてで無我夢中に仕事をしていたので、今年こそは自分が物事を考えて自分のものにするような仕事がしたいと思っていました。
何といっても今年は私に課せられた、『芳賀沼製作と建てる家』という本作りに携わりまして、1つのカタログ本を完成させるという貴重な体験をすることができました。
特に那須町のS様邸では、『1つの家ができるまでを追いかける』。工場の加工から建物完成までを取材をしたことは新しい発見ばかりで毎日が勉強になりました。
今までは、工事途中での1日だけの取材が多かったので、ほぼ毎日那須の現場に通って取材することは、工程の流れを知る、現場の状況(職人さんの動き、現場で材料がどのタイミングでいるのか、納品するのがベストなのかなど)を把握することができ、今まで南会津本社にいる私と現場のあいだにあった温度差を多少詰めることができたのではないかと思います。なかでも取材のなかで職人さんの技術をみることで建物に対するこだわり・気持ちが伝わってきて、それを伝えるためにもたくさんの人に読んでもらいたいと思う気持ちは、その瞬間を逃さないようにとカメラに力が入りました。
完成したカタログです。私もカメラマンとなりました。
『芳賀沼の家づくり、仕事がわかる本』この本が形になるということは、充実感、完成したという達成感とうれしさ、自分のなかでも大きな自信となり宝物となりました。
製作中にお世話になった施主様、出版社のポット出版さん、はりゅうウッドスタジオさん、そして同僚皆様のサポートに深く感謝しています。
来年2013年も様々な地域をまわって施主さんにもお会いして取材をしたいと思います。
そして来年も皆様が更新を楽しみになってもらえるようなブログになるよう励みたいです。
文責 佐々木かおり