千葉県いすみ市M様邸 『「焼き加工」の大梁』
バーナーで焼いた直後の写真、M様邸の焼き加工を施した化粧大梁です。
下の写真のように、バーナーで軽く表面を焼きます。右の写真のようにサンダーで表面を磨くと、塗料などを塗らずともダークブラウンのような色合いの木材にすることができ、さらに木目が引き立ちます。
材料のキザミ加工も終えましたので、いよいよ土台入れです。25日より建方に入ります。
バーナーで焼いた直後の写真、M様邸の焼き加工を施した化粧大梁です。
下の写真のように、バーナーで軽く表面を焼きます。右の写真のようにサンダーで表面を磨くと、塗料などを塗らずともダークブラウンのような色合いの木材にすることができ、さらに木目が引き立ちます。
材料のキザミ加工も終えましたので、いよいよ土台入れです。25日より建方に入ります。
下の写真は、T様邸の持ち山から切り出して、伐採⇒製材⇒人工乾燥⇒曳き直しの工程を終えた材料(スギ材)です。 これらは、105角の柱材として使います。
(前回の記事 「伐採からの家づくり・福島県下郷町T様邸 『乾燥後の製材加工の状況見学』」)
また、曳きなおしを終えた材料より墨付けがはじまりました。
予定通り、順調に進んでいます。
M様邸の材料の柱材を機械を使ってほぞ付け加工をする平野大工です。ほぞは柱や束などの端部に小さく突出させた直方体の細工です。
手前にあるものは2面ほぞ加工したものでこれから残りの2面を加工します。奥にあるものが、ほぞ出来上がりの4面加工したものです。
刃を上下すると、上のように1面ずつカットができます。柱を回して4面加工します。
かけやで打ちながらほぞ穴にほぞ加工した柱を入れるのですが、ほぞ穴のサイズよりちょっと大きめにほぞを加工します。木は収縮があるので、そのちょっとの調整加工がミソなんだそうです。
M様の材料加工も終わりに近づいてきました。
下の写真は、千葉県いすみ市M様邸の材料の1階桁材です。材料は国産材でサイズは48cm×18cm長さは5mです。2階の床梁がかかる大梁を加工しているところです。
大黒柱にかかる大梁の拡大写真。継手加工をノミを使って巧みに形づくる阿久津棟梁です。
阿久津さんが真剣な表情で黙々とノミを打つ姿、本当にかっこいい!
順調に材料キザミが進んでいます。
撮影・文責 佐々木かおり
福島県下郷町T様邸の材料加工が進んでおります。
(人工乾燥機より出したこの荒削りした乾燥材を本日、製材加工機で曳いています。)
これらの製材後の材料は、木材表面を滑らかにする鉋がけを行いまして、材料の墨付・キザミ加工を行います。
本日の本社工場内です。千葉県いすみ市M様邸の材料を墨付け、キザミ加工しております。
今、加工場にあるのはすべてM様邸の材料・スギ材です。
千葉県いすみ市M様邸の製材加工が本社工場で行われております。
(杉を製材する湯田工場長)
どういう風に材料をみせるか、工場長と阿久津棟梁が材料の打ち合わせ。
いい材料、職人の腕の見せ所なので力がこもった話し合いをしております。
千葉県いすみ市M様邸のキザミ加工がはじまりました。
今回M様邸では、土台材料は防腐注入材を使用します。
上の写真の自然木の中から6本選びまして、曲がり木の梁材へ加工します。これから研磨工具サンダーで材料の表面を磨く作業へ移ります。
(製材場から見える風景*陽が昇る)
みなさん、お正月はいかがお過ごしだったでしょうか。5日は社員一同と南会津協力業者さんとの新年の顔合わせを兼ねて芦ノ牧温泉で新年会をしました。そのため会社の方は7日より仕事始めとなりました。
今年もたくさんのホットなニュースをお届けできるようブログ更新したいと思います。
さて話は余談になりますが今春より始まったNHK大河ドラマ『八重の桜』は会津藩の砲術師範であった山本権八の子ども、新島八重さんの生涯をドラマ化したということで始まりましたね。
戊辰戦争で会津藩が敗れても、そこを新しいスタートとして自分が正しいと思った道を切り開いて進んだ、未来へ希望を持つ前向きな八重さんは、今のふくしま震災復興のシンボルにふさわしいような気がします。
ちなみに第1話は「ならぬことはならぬ」八重の幼少時代でまさに会津での話だったので、役者さんが方言(あったかな会津弁)がいっぱい使われていて嬉しかったです。(歴女とまではいかないのですが歴史は好きな私、小さいころは会津若松市東山で戊辰戦争の名残りのある木造住宅に住んでいました。八重さんは戊辰戦争でも活躍した女性銃士「幕末のジャンヌ・ダルク」と聞いて、知らない人だったのですがとても親近感がわきました。このドラマは最後までみたいですね! )
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本日の工場では、郡山市復興住宅のH様邸の製材加工が行われています。
郡山市H様邸では週末に土台入れが行われるということで、建方に入ります。地域ブランド化事業対象で、おもに杉の県内産材を使った住宅で、地産地消にかなった復興住宅になります。
文責 佐々木かおり
福島県郡山市H様邸の材料のキザミ加工が完了しました。
H様邸では平成24年度地域型住宅ブランド化事業に基づいた仕様で、県産材を使います。
材料は、すべて手キザミ加工した材(職人の手によって加工されるもの)です。
工場では基礎工事に入る準備をしております。