福島県白河市N様邸 工場加工の様子
(前回記事: 福島県白河市N様邸 材料選び)
工場では、建て方工事に向けて構造材の加工が行われています。(プレカット以外)
1F部分の胴差しです。
N様に選んでいただいたものです(そのときのブログがこちら)。
実は模様が入っています。。
名栗(なぐり)という独特の削り痕を残す加工があるのですが、
それを少し真似て模様を入れてみました。
テラスの円柱の加工も進んでいます。
9月上旬より建て方工事が始まります。
(前回記事: 福島県白河市N様邸 材料選び)
工場では、建て方工事に向けて構造材の加工が行われています。(プレカット以外)
1F部分の胴差しです。
N様に選んでいただいたものです(そのときのブログがこちら)。
実は模様が入っています。。
名栗(なぐり)という独特の削り痕を残す加工があるのですが、
それを少し真似て模様を入れてみました。
テラスの円柱の加工も進んでいます。
9月上旬より建て方工事が始まります。
(前回記事: 福島県本宮市K様邸 丸太墨付け)
こちらはK様に選んでいただいた曲がり梁になります。
弊社ではこのような梁の在庫が数百本あり、工場長より厳選して、お客様に直接触れて選んでいただいています。
交差する梁の部分の墨付けの様子。
と、文章で書いてもなかなか想像がつかないので、、
イメージとしてはこのような梁になります。(イメージ写真はW様邸です。)
以下、加工の様子。(一部抜粋)
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自然木を生かした曲がり梁が完成しました!
芳賀沼の特徴的な曲がり梁ですが、今の一般住宅ではプレカットによるものがほとんどで、
このような梁の手刻みはとても難しいのです。。
(技術の継承者がいないのです。)
まさに職人技なのです。
どのようなお家になるのか、ますます楽しみですね。
(前回記事: 福島県本宮市K様邸 地鎮祭)
工場では、先日K様に選んでいただいた丸太の墨付け作業を行っております。
阿久津大工による墨付け
サインしていただいた丸太です。
(そのときのブログはこちらをクリック!)
こちらは大黒柱になります!
「墨付け」についてはこちらのブログでも詳しく紹介したのですが、
今回新たに阿久津大工に教えてもらったことがあります。
墨つぼ
墨つぼの墨は、蚕の綿に削り墨と墨汁を染みこませたものだそうです。
40年以上にわたって使用している道具だと言っておりました。。
墨付け後の大黒柱
加工後、この箇所には差し桁が入るようになります。
現地では地盤改良も終わり、お盆前に少しでも基礎工事を進めようとしている段階です。
こんにちは!
針生も今朝から気温がぐんぐん上がり(夜はエアコンいらずで涼しいです!)、
温度計を外に出してみたらなんと38℃を記録していました、、
日当たりのいいところに置いておいたので、尚更でしょうが、
暑さがじんわり地面から吹き上がってくるようです。。
もちろん陽射しも痛いほどです。
さて、
今日は円柱加工の様子をレポートします!
およそ6Mの円柱
加工する円柱は、東京都M様邸の柱になります。
まず、
長い円柱を機械にかけられるように、チェーンソーで半分にカットします。
フォークリフトで円柱を加工機にのせます。
加工機にかけます。
円柱の径を小さくします。表面を一皮削る、と言った方がわかりやすいでしょうか。。
加工された円柱は表面が濡れていました。
加工前
削っているときに木くずが飛ばないように、機械の中で水をかけているのかと思いきや、、
この円柱は生木(切ったばかりの乾燥していない木)なので、削った部分から中の水分が染み出てきたのです。
木は多くの水分を含んでいるので、このあと乾燥するようになります。
最後に、カットソーで柱の高さに合わせてカットします。
柱として使用できるまではまだまだ加工工程がありますが、今日はここまで~。。
(前回記事: 茨城県つくば市M様邸 配筋検査)
工場では、M様邸の柱キザミ加工を行っております。
ホゾとホゾ穴加工を行っています、、
←ボルトを通す穴
電動ノコギリで切ったあと、表面のざらつきをノコギリで落とします。
ノミで角を落として、ホゾ穴に差し込みしやすく加工します。
図面と番付を確認しながらキザミ加工を進めていきます。
4月に入り、入学式も終わり、関東では桜が散っていますが、
南会津は今朝から雪が降っています。。
工場では、原木の背割りを行っていました。
←背割り後の原木
原木にまっすぐ割れ目が入っているのが見えますでしょうか?
作業していた工場長に「なんでまっすぐに入れられるかわかるか?」と聞かれ、
私が考えていると、「心がまっすぐだからだ!」なんて冗談を言われつつ、
とても気になったので、背割りの様子を取材しました。。
まず、原木を動かないように固定します。
原木の芯を測って印を入れ、
水糸を張って、定規代わりの木をビスで止めたら、、
チェーンソーで割れ目を入れていきます。
工場長に、どうやって芯の深さまでチェーンソーの刃が入ったのかがわかるのかを聞くと、
最初に刃を入れたときの角度でそのまま切っていくそうです。。
「角度でわかる!」と言われたのですが、私にはさっぱりでした。。
職人技ですね。
見てください!
まっすぐ割れ目が入っています。芯までの深さもバッチリです。
なぜ背割りをするのかというと、ひび割れを防止するためです。
乾燥機に入れると、木材は一度縮んで広がるので、乾燥機に入れる前に背割りを行うそうです。
この原木は4日間乾燥機に入れた後、屋根の下の風通しの良いところに置かれ、自然乾燥していきます。
そして、梁や柱になっていくのです。。
(前回記事: 茨城県つくば市M様邸 基礎工事完了)
今日は工場で加工されている、つくば市M様邸の「墨付け」「手刻み」の様子をご紹介します。
こちらは通し柱になります。
「墨付け」というのは、材料を鋸などで切る前に、墨を使って印をつけていく作業になります。
「墨付け」は、“墨付け一番、加工は二番”と言われるほど、
正確な墨付けができなければ、どんなに加工が上手でもいいものは作れません。
墨つぼと墨さしを使って墨付けをします。
墨付けをしていきます。
墨付け後、、
鋸やカンナ、ノミを使って加工していきます。
現在はプレカット加工といって、機械で木材を加工することが多いのですが、
弊社では柱や梁など、大工さんの手作業で加工しております。これを「手刻み」と言います。
M様邸は明日より、土台入れ、建て方工事となります。
文責:芳賀 智子
(前回記事: 茨城県つくば市M様邸 地鎮祭)
昨日からM様邸の現場では杭工事が行われております。
M様邸は地盤の支持層が深いので、9.5mの鋼管杭を50本ほど打ちます。
杭が長いので現場での溶接で接合します。
杭工事は今日で終わり、来週から基礎工事が始まります。
つづいて、
本社工場での加工の様子をご紹介します。
こちらのブログでM様に選んでいただいた木材が、、
このように、現在工場で柱加工されております。
←M様のサインもハッキリと!
(お名前の部分はぼかし加工しております)
こちらは梁です。
建て方工事に向けて、工場では加工が進められています。
(最終記事:郡山市S様邸 本社見学へ)
寒さ厳しい中、工場の中では郡山市S様邸のカウンター・イス加工が昨日から行われておりました。
工場長がカウンター板の加工をしている様子です。
S様が選んだイスです。
どのように加工されるのか楽しみですね。
文責:湯田幸恵