本社工場 背割りとは、
4月に入り、入学式も終わり、関東では桜が散っていますが、
南会津は今朝から雪が降っています。。
工場では、原木の背割りを行っていました。
←背割り後の原木
原木にまっすぐ割れ目が入っているのが見えますでしょうか?
作業していた工場長に「なんでまっすぐに入れられるかわかるか?」と聞かれ、
私が考えていると、「心がまっすぐだからだ!」なんて冗談を言われつつ、
とても気になったので、背割りの様子を取材しました。。
まず、原木を動かないように固定します。
原木の芯を測って印を入れ、
水糸を張って、定規代わりの木をビスで止めたら、、
チェーンソーで割れ目を入れていきます。
工場長に、どうやって芯の深さまでチェーンソーの刃が入ったのかがわかるのかを聞くと、
最初に刃を入れたときの角度でそのまま切っていくそうです。。
「角度でわかる!」と言われたのですが、私にはさっぱりでした。。
職人技ですね。
見てください!
まっすぐ割れ目が入っています。芯までの深さもバッチリです。
なぜ背割りをするのかというと、ひび割れを防止するためです。
乾燥機に入れると、木材は一度縮んで広がるので、乾燥機に入れる前に背割りを行うそうです。
この原木は4日間乾燥機に入れた後、屋根の下の風通しの良いところに置かれ、自然乾燥していきます。
そして、梁や柱になっていくのです。。
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