茨城県ひたちなか市O様邸 完成おめでとうございます
ひたちなか市O様邸が竣工となりましたのでご紹介します。
間口の広い大屋根のフォルムと縦格子のバルコニーが美しいO様邸です。
外壁仕上げはサイディング下地にジョリパット吹付です。白壁にダークブラウンの木部塗装で、コントラストを高くしてシャープな印象になりました。
東側がメイン玄関、西側は隣接したご両親の家からのアプローチしやすく設けた勝手口です。
西側に隣接するのは2012年に弊社で建てたご両親の家(N様邸紹介ページ『つくった家・茨城県ひたちなか市N様邸』)です。建物の風合いも合っていて綺麗です。
先にご両親の家を建てて、ご両親のお仕事の引退後、仕事場を解体してそこにO様邸を建てるという長いスパンでの計画でしたので、その間お子さん達も成長して、5年がかりでこうして2棟並んだ姿を見ると感慨深いですね。
リビング上部は吹き抜けで、冬場は高窓から光が降り注ぎます。
1階の客間は縁なし畳と欅の板間の和室。
リビング隣接のワークスペースは無垢板のカウンターにライティングレールの照明で、勉強もはかどりそうです。
上部と背面一面の書棚で収納力も高いです。
無垢板のカウンター。手洗い下の造作収納。
メラミンカウンターと大判の鏡で、白を基調にしたホテルライクな雰囲気になりました。
オープン収納棚とニッチ棚で収納力もあります。
子供部屋は仕切らず、屋根裏部屋の様な雰囲気と、はしご階段にロフトを設けて楽しい空間になっています。
将来的には個室に仕切れる工夫もしてあります。
ロフト下から廊下奥に続くのがご主人の書斎です。
書斎に使われているカウンターは銘木の花梨(かりん)です。
施主様の本家の蔵に中に眠っていた謎の古板を本社工場に運んで磨いてみたら花梨でした。蘇った板材は厚さ50mm超で建材としては大変なものです。
南に面した明るい8畳の寝室。奥は6畳の広いウォークインクローゼット。
縦格子の手摺とスノコ板の木のバルコニー。軒天井は化粧野地板の表しで、外に出ても木の家の雰囲気たっぷりです。
ワークスペースでお勉強中です。
O様、竣工おめでとうございます。
設計 エコつくば 清水