ひたちなかの平屋の家
数年後の定年退職を考慮した夫妻の住まいで、数年後に建てる子世帯の住居を想定した間取りや配置計画をしている。
動線の短くすむ家事のしやすい回遊型の間取りで開放的な空間で、ライフスタイルや趣味に合わせた和洋折衷な暮らしが漂う住宅です。
玄関ホール、玄関ホールとリビングの間仕切建具
自然石をはめ込んだ土間。作業着に着替えるN様のためにシューズクロゼット御兼クロゼットとして天井までの高さを造作。
玄関ホールとリビングの間仕切りは二重構造で割れにくく、熱も逃がしにくい軽量の框戸タイプで操作性に優れています。
ダイニング
勾配天井に構造材を表しにした空間で、リビングと和室をつなぐ破れにくい丈夫なワーロン紙の4枚戸の建具を開けると33畳の開放的な空間へ。
対面式キッチンで食器棚や家電の収納棚も造作になります。
キッチンの天井部はロフトが設けられていて、重宝する収納スペースです。
キッチン棚、カウンター
キッチン側キャビネットは耐熱パネルが貼られ、熱を持つ家電も収納でき、リビング側は3段の飾り棚で、両面から使用できるオリジナルキッチン家具です。
システムキッチンの背面に無垢の腰板貼り、一枚板赤松材のカウンターは食事をするのに最適の高さになります。
和室
テレビ台もテレビと床の間に合わせたサイズで造り付け。
両脇の地袋の上板は、木目がきれいなタモ材を仕様するなど材料もこだわりました。
趣味の部屋
奥様の趣味である和裁用の着物棚も造り付け。仕切り板を外せるようになっています。