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本社工場 背割りとは、

2015年4月8日 6:19 PM カテゴリ: レポート from 南会津の工場

4月に入り、入学式も終わり、関東では桜が散っていますが、

南会津は今朝から雪が降っています。。

工場では、原木の背割りを行っていました。

←背割り後の原木

原木にまっすぐ割れ目が入っているのが見えますでしょうか?

作業していた工場長に「なんでまっすぐに入れられるかわかるか?」と聞かれ、

私が考えていると、「心がまっすぐだからだ!」なんて冗談を言われつつ、

とても気になったので、背割りの様子を取材しました。。

まず、原木を動かないように固定します。

原木の芯を測って印を入れ、

水糸を張って、定規代わりの木をビスで止めたら、、

チェーンソーで割れ目を入れていきます。

工場長に、どうやって芯の深さまでチェーンソーの刃が入ったのかがわかるのかを聞くと、

最初に刃を入れたときの角度でそのまま切っていくそうです。。

「角度でわかる!」と言われたのですが、私にはさっぱりでした。。

職人技ですね。

見てください!

まっすぐ割れ目が入っています。芯までの深さもバッチリです。

なぜ背割りをするのかというと、ひび割れを防止するためです。

乾燥機に入れると、木材は一度縮んで広がるので、乾燥機に入れる前に背割りを行うそうです。

この原木は4日間乾燥機に入れた後、屋根の下の風通しの良いところに置かれ、自然乾燥していきます。

そして、梁や柱になっていくのです。。

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