いきいきしたナチュラルライフを過ごす那須町T様
那須町・S様邸を現在新築中ですが、近くに平成11年3月に建てたT様邸があります。
T様に電話をしまして、S様の現場取材のあとに建物をみせて戴けませんかとお願いしました。
快くOKしていただき、取材をできることになりましたので記事にしましたのでご覧ください。
(那須町T様邸のご紹介です。)
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T様ご夫婦は、平成11年3月に母屋をポスト&ビーム工法、同年に趣味小屋を建てたお客様です。
1月14日天候晴れ。
はじめまして(&初ひとりでの取材)となる私は、ちょっぴり緊張気味でしたが
笑顔が素敵なT様ご夫婦に迎えられ、緊張がほぐれました。
さっそくT様に連れられて、ご自慢の趣味小屋あるということで案内していただきました。
なんと趣味小屋の内装はすべてご主人が造ったとのことです。
いろりや照明もすべて手作り。イスは自分の敷地の木々を拾ってつくったそうです。どれもクオリティーが高くて驚きました。
お風呂まで自分でつくってしまったそうで、一部の壁材は、芳賀沼製作工場で丸太の破材をもらって貼り付けたそうです。
それは、夢の丸太小屋に暮らすという雑誌。記事を指差しながら話すT様は、自然素材に包まれたポスト&ビームの家に魅力を感じたそうです。
なんと10年前に母屋をたてる前にもらったという当時の芳賀沼製作のカタログを大事そうにとっていたT様。
「もう家は建てたんだけど、今でもいいな~と見てしまうんだよね」という言葉を聞き、すごく嬉しくなりました。
母屋も見てくださいと奥様に進められ、趣味小屋の隣にある母屋へ。
玄関から入ると、すぐにリビングがあり奥には和室。
リビングキッチンがリビング左手にありました。
部屋と部屋の道線をコンパクトにしたく、広々とした部屋にはあえてしなかったというT様奥様。
「このテーブルは芳賀沼さんに造ってもらったのよ」とT様奥様。
(厚みがすごい‥1枚板だと思いながらテーブルをみると、蜜蝋ワックス等は塗らず、無垢のままの状態のよう。)
T様 「これが無垢材のテーブルのいいところなのよね~。
家族の歴史が詰まっているというか、ちょっぴりコップ跡がついているところもあの時のシミかなみたいな。
本当に世界に1つしかないテーブルって感じがするし、孫がくると、このテーブルに触って気持ちがいいといつも、こうやって、なでなでするのよ」
と、このテーブルに家族で愛着を持っているようでした。
階段下は急きょ図面を変更して、掃除用具を入れる収納にしてもらったとのこと。
奥さんは手芸好きでパッチワーク階段の板張りには、パッチワークのミニ掛け軸が飾ってありました。
お庭のガーデニングがすごいなと思っていたのですが、奥様は春~秋はガーデニングや畑で野菜づくり、冬は寒いので室内で手芸をしているそうです。
お庭はすべてご夫婦で枕木を買ってきてつくったそうで、5月6月には、お庭がきれいなバラ園になるんだとか。
リビングや外にあるデッキから眺める庭の風景は、本当に心が満たされる空間でした。
T様も奥様が、建物からも暮らしぶりからも自然好きということが伝わってきました。暮らしに自然を取り入れたいきいきとした生活、これこそナチュラルライフだなと思いました。
T様も家から、那須町S様邸が近いとのことで近いうちに現場見にいってみますとのお言葉も戴きました。
T様、突然のお邪魔でしたが建物をみせて戴き、本当にありがとうございました。
文責 佐々木かおり