「那須町S様邸、建方を終えました。」
下の写真は新年が明けてから、12月にキザミ加工を終えたヒバ材の土台の”焼き加工”を行ったものです。
「いろはにほへと」と番付がされている面以外を全て、工場にてバーナーで焼きました。(番付部分は上面になるので土台入れ後、塗装を施します。)
この焼き加工は、土台の表面を焼くことで炭化させて腐食から守る伝統工法です。防虫効果もあります。
焼いた土台入れは、12日に行いました。
13日は柱・桁・梁入れの建方と呼ばれる作業に入りました。
大工さんの掛け声、かけやの音、木材の音が響くにぎやかな現場の様子です。
(中央にいるのは棟梁の阿久津さん)
(ベテラン大工の文三さん、若手大工・浪江町出身の山崎さん、黒いヘルメットさんは電気屋の菅家さん)
棟上げまで終えました。(立派な棟木ですね!)
そして本日は、柱と桁の水平を見るための屋おこしをしました。
棒状の「さげふり」と呼ばれるものの下部にある振り子をみて、建物の全体が垂直に建っているか確認をしています。(ここが建方で一番時間をかけるそうですよ。)
母屋入れ・垂木入れまで終えましたので、来週は金物取り付けのほか、野地板貼り、ルーフィング貼り、板金工事に入る予定です。
カタチになっていくS様邸、今後の工事の進捗が楽しみですね!
文責 佐々木
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