福島県応急仮設住宅、衆議院総務委員会の視察が入りました。
昨日、日本ログハウス協会東北支部で建てている応急仮設住宅へ衆議院総務委員会の状況視察が入りました。50人以上の方が恵向公園現地入りしました。
グループホーム仮設住宅建設も進んでおります。
多目的スペース・集会施設前で説明をするのは、設計に携わっている日本大学工学部の浦部智義教授です。構造やログの特徴等の説明をしました。
3日は通水で、いよいよ恵向公園の応急仮設住宅にも被災者の方が入居します。
昨日、日本ログハウス協会東北支部で建てている応急仮設住宅へ衆議院総務委員会の状況視察が入りました。50人以上の方が恵向公園現地入りしました。
グループホーム仮設住宅建設も進んでおります。
多目的スペース・集会施設前で説明をするのは、設計に携わっている日本大学工学部の浦部智義教授です。構造やログの特徴等の説明をしました。
3日は通水で、いよいよ恵向公園の応急仮設住宅にも被災者の方が入居します。
本宮市にある恵向公園の応急仮設工事の様子です。
ログの仮設住宅に隣接して、応急仮設住宅に入居される方々が利用する集会施設とグループホーム、談話室が建てられています。
(ログ塗装前の多目的スペース・集会施設)
下部壁はログ、上部壁はガルバリウム鋼板仕上げとなっています。
集会施設の隣にある、大きな丸太6本が印象的なグループホーム仮設住宅です。
二本松市大平農村広場、杉田農村広場の現場では、屋内の家電製品の設置が行われました。いよいよ完成間近です。この2つの現場では、応急仮設住宅に隣接してログの集会所の建設が進んでおります。写真は大平農村広場の現場様子です。
南相馬市牛河内の現場は、杭打ち土台入れがほぼ完了しています。県内外からもログビルダーが応援で入っており、ログシェル組み立てが急ピッチで進んでおります。
今日から屋根の取り付けも行われています。(撮影:星)
現在、福島県応急仮設住宅建設工事の一部を日本ログハウス協会東北支部(株式会社グリーンライフ、株式会社ダイテック、共力株式会社、株式会社BESS-L、株式会社芳賀沼製作)の5社で請負っています。
すでに二本松市大平農村広場66戸、二本松市杉田農村広場64戸、本宮市恵向公園128戸、伊達市伏黒102戸の建設が進んでおり、これから南相馬市鹿島区牛河内の建設が始まるそうです。
本社内の仮設住宅の私の仕事も整理がつくようになり、6月16日、ようやく現地に出向くことができました。
下の写真は本宮市恵向公園、二本松の大平農村広場・杉田農村広場の現場様子です。
【本宮市恵向公園の現場】
大型クレーン車は2台稼働中。
大勢の職人さんが土台入れ、ログ組立、屋根取付等に分かれており、黙々と作業を進めておりました。
写真はログ組み途中のログ壁です。こうのように現場では1段1段ログを積み上げています。
ログとログの間のシーリングの状況です。通常、このシーリング作業はログ材加工の工場にて行われるのですが、今回は現地にて行われています。取り付る作業は、手先が器用な女性陣が大活躍していました。
ログ壁がそのまま構造材になっています。
(このタイプのログは土台入れからログ組み立てまで、1日1棟のペースでできている)
この写真の長屋は、2DK(30㎡)の4世帯が入る間取りになっているそうです。ほかの間取りにも1K(20㎡)や2LDK(40㎡)を組み合わせた長屋がありました。
【二本松の大平農村広場・杉田農村広場の現場】
またこちらの大平農村広場・杉田農村広場の現場では、ログ組み立てが終わり内装工事、塗装工事、設備工事に入っていました。
波状の屋根下には、熱伝導を抑えるため、遮熱シート(銀色のシート)、断熱材(グラスウール)、通湿シート(透明なシート)、カラー合板(白色)の順に入れ断熱効果を高めています。
室内には、いい木の香りが広がっています。ログ材は県産材、国産材スギを使用しているそうです。
再利用可能なログ材は仮設住宅の役割を終えた後も、公共施設へ転用して地域に役立てたり、
解体運搬ができるので個人への受け渡しも可能になるのでは?とログハウス協会東北支部さんが話していました。
確かに地域の集会場やちょっとしたコテージになりそうですね(^^)
*
今回、実際に現場をみてみると会津・中通り・浜通りの職人さんが集まり、この建設に携わっている方々全員が一致団結していると改めて感じました。
津波や原発事故の影響で長期間、避難生活をする方もいらっしゃると思うので、応急仮設住宅といえども少しでも住み心地のよい集合住宅になってほしいなと思います。
現場の職人さんもこの季節は蒸し暑い中の作業です。水分補強も忘れずに体に気をつけてがんばってください。
文責 佐々木かおり
ログハウス協会東北支部で建設している、ログハウスの応急仮設住宅の写真です。
■二本松・大平農村広場
ほぼログ積みが終わり、室内の造作に地元の大工さん入っております。
■本宮・恵向公園
恵向公園は既存の芝生上に仮設住居が建つ現場になります。
こちらもログ材の搬入、ログ組立てが進んでいます。
また今週は伊達現場の地縄張り、地盤調査を控えております。
県内、二本松大平現場の昨日の様子です。
県内のログビルダーが集まり、杭打ち、土台入れ、ログの組み立てが進んでおります。
中通り・浜通りの大工さんもこの建設に携わっていて、初めてログを組み立てる職人さんもいますが、親方の指示のもと一致団結して作業が進んでいます。
現在、大平・杉田現場を中心に動いていますが、これから南相馬現場も動き始めます。
東日本大震災における福島県応急仮設住宅建設工事の一部を日本ログハウス協会東北支部5社で請負うことになり、現在、芳賀沼製作も建設に携わっております。
今月10日には郡山事務所を開設、23日から二本松の現場では測量・杭打ちが始まりました。
被災者の方がいち早く仮設住居に入居できるよう、最善を尽くしてお手伝いをしていきたいと思います。