応急仮設住宅移転工事 会津若松よりいわき市へ資材運搬
移転先のいわき市現場様子です。会津若松よりいわき市の移転先へログ材を運搬しました。
本日、ユニットバスやガルバリウム鋼板折板屋根を運搬しております。
すでに基礎部の型枠が外されまして、土台入れも完了。本日からログの組み立てをおこなっております。
移転先のいわき市現場様子です。会津若松よりいわき市の移転先へログ材を運搬しました。
本日、ユニットバスやガルバリウム鋼板折板屋根を運搬しております。
すでに基礎部の型枠が外されまして、土台入れも完了。本日からログの組み立てをおこなっております。
ログ壁の解体が完了し、残るはユニットバスの取り外しと土台解体となりました。
▼移転先いわき市現場の本日の状況
来週月曜日より、ログ材と土台を移転先のいわき市へ運搬します。
基礎部の型枠を外し、土台入れ、ログ組み立てを行う予定です。
今週より、福島県会津若松市の松長団地にあります応急仮設住宅の移転工事が始まっております。移転先はいわき市鹿島町下矢田地区です。
屋根材・外壁材の解体後はいわき市に運搬され、既存ログ仮設のとおり、そのまま移築します。
応急仮設住宅建設当初より、ログ材を再利用することを前提に建てておりましたので、断熱材・構造材・内装材なども丁寧に外しまして、用途に応じて2次部材として転用する計画で進んでいます。
会津若松市に建てた仮設住宅は、緊急時に設置される住宅で2、3年後には解体するということが前提で建てられたもので基礎部は簡易的な木杭でしたが、今回の移設先のいわき市では、長期的に住めるよう基礎部はベタ基礎となります。来週より基礎工事が行われ、現地で組み立てる作業に入ります。
尚、一級建築事務所はりゅうウッドスタジオさんのホームページ
http://www.haryu.jp/ にて詳しくレポートされております。ぜひご覧下さい。
木造の物置設置工事が進んでおります、本宮市・恵向公園の様子です。
若干の屋根勾配がついており、60mmほど下がった片屋根部の雨樋に雨水が流れるようになっています。 木造なので、鉄製に比べると内部の温度が高くなりにくい構造なっています。
以前から収納スペースが足りないとの声が挙がっていたこともあり、住民の方が完成を楽しみにしております。
本日の工場では、応急仮設住宅の木造物置設置に伴いまして、物置の材料加工をしております。
設置場所で組み立てる為、物置の壁板や内部仕切り板となる材料を工場にてパネル化しております。
下の写真は、ちょうど物置裏側となる部分の壁板をパネルにしているところです。
材料は下の写真のように木材保護塗料を塗装しまして、県内の応急仮設住宅へ運搬。
右写真は、試作品で水をかけて雨漏れしないかの確認した際のものですが、改良重ねた木造物置が仮設住宅に設置されます。
9月初めから、郡山市・恵向公園仮設住宅より物置の組み立てが行われ、ほか県内8か所の仮設住宅で設置予定しています。
昨日、日本ログハウス協会東北支部で建築した南相馬市鹿島区の仮設住居で被災者の方とバーベキューをしてきました。
鹿島区のログハウス仮設住居は第1と第2と分かれていて、それぞれの集会所にてバーベキューを行うということで会場準備も大忙しでしたが、地域の方の協力や天候に恵まれまれたのもあってバーベキューは大成功!180名の来場があり、会場の皆さんと楽しい時間を過ごせました。
集会所をお借りしまして、被災者の方、日本ログハウス協会東北支部、はりゅうウッドスタジオ、大学生と一緒に野菜の準備です。
日本大学工学部・浦部研究室の学生方にも協力をいただきました。
汗だくになりながら肉と焼きそばを焼く姿、会場で一番の大活躍でした。ありがとうございました。
そしてなんと集会所でサプライズ!!歌手の夏川りみさんが登場。
鹿島区の仮設住居に入られている方が、集会所で毎朝、涙そうそうの曲に合わせて太極拳をして健康増進しているということを聞いた夏川さんが、ぜひ南相馬へ見に来たいということで今回の機会になったそうです。
ミニコンサートが開かれまして生歌を聞くことができました。これには、被災者の方もログハウス協会メンバーも感動。涙ぐんでいる方も多かったです。
バーベキュー&コンサート後は、仮設住居のお住まいの方に残っていただき、
ログの仮設住居に住んでみてのアンケート調査、ふくしま復興の家に期待することなどのヒヤリング調査にご協力いただきました。
暑い中ご参加いただきまして、本当にありがとうございました。
本日、福島県農林事務所の調査員がお越しになり、弊社で製材加工した製材品の表面線量の測定調査をしました。
町内の製材場全てを調査しているようで、県や南会津町のホームページで結果を公表するそうです。
今週から解体工事が始まりました福島県南会津町針生のM様邸。
M様土地から伐採した針生産のスギ材を製材加工したところでしたので、そのまま放射値を計測して戴きました。
400CPM=0.3マイクロシーベルトなので、計測していただいたM様材料は、
平均値51.3CPM=0.03マイクロシーベルトという結果で大変低い数値です。ひと安心しました。
工場内地上から1m時点空間線量58CPM(0.04マイクロシーベルト)
県では、今後も継続して木材の線量調査を行うそうで9、12、3月に同じ検査をするということです。
安心して家づくりができますよう、皆様に情報を公開していきます。
文責 佐々木
地域型復興住宅をご存知ですか?
東日本大震災により多大な被害を受けた福島県において、地域型復興住宅の生産体制の構築を促進することにより、被災者の暮らしの再建、地域産業の再生、景観の保全、省エネルギー、平常時を超える需要対応等の課題解決に寄与することを目的として立ち上げられた地域型復興住宅協議会が提案する「地域にふさわしい」「夢と希望が持てる」「良質で低価格」の住宅。それが「地域型復興住宅」です。
住まいを再建するために、
これらを重要なメリットとして掲げています。
弊社では、「福島復興再生住宅協会」として、丸太組工法及び木造軸組工法で建てる
『福島復興再生の家』をご提案いたしております。
お住まいの再建を考えていらしたら、是非ご検討ください。
今回、東日本大震災で被害を受けた、栃木県那須町にお住まいのI様の改修工事の様子をホームページに掲載する許可を戴きましたので数回に分け報告レポートをしたいと思います。
*
―ログハウスの曳家工事3 「家のジャッキアップとレールの渡し木設置」―
新設基礎ができましたので、既存建物を新設基礎に移す工事に入りました。
既存基礎から建物を引き離す際、150~200mmのジャッキアップが必要となりまして、
特に浴室側の基礎周辺が下がっているので注意が必要でした。
まず、基礎と土台と丸太をつないでいたアンカーボルトの切断です。
すべての箇所のアンカーボルトを切断後、建物4面のうち1面ずつ45mmのジャッキアップをしていきました。
(一部、新しい土台を補強)
ジャッキアップの全体状況。
ジャッキアップが完了し、既存部から新設への曳家渡し木の設置に入りました。
この渡し木が建物を移動させるためのレールの役割となります。
次回、いよいよ曳家に写ります。
(ログハウスの曳家工事4へつづく‥)
今回、東日本大震災で被害を受けた、栃木県那須町にお住まいのI様の改修工事の様子をホームページに掲載する許可を戴きましたので数回に分け報告レポートをしたいと思います。
*
―ログハウスの曳家(ひきや)工事2 「土・基礎工事と解体工事」―
曳家とは、おもに歴史的な建造物や既存の建物をそのままの形で保存、または建築物を解体せずに別の場所へ移動する場合に用いられる建築工法をいいます。
那須町のI様邸では丸太組工法で外壁となる丸太の構造材がそのまま残った状態でしたので、今回の曳家工事で改築するという工法を選びました。
まずは敷地の選定です。
I様と話し合いのもと、もともと物置小屋のあった母屋隣の敷地を整地して基礎を打設します。
(施工前 母屋脇の土地)
総体的に一定の深さ、幅を確保しながら順に伐根作業を始めまして、土の場外処分、埋め戻し作業を行います。
地盤の補強のため木杭を打ち込む作業へ、計24本の打ち込みが完了しました。
防湿が目的の土間シートを張り、鉄筋のピッチは150mm間隔で配筋作業を行いました。
そして型枠を組み、ベースとなるコンクリートを打設します。
コンクリートを流し数日間の養生経て、型枠を外す。新設基礎の完成。
尚、基礎工事と同時に、建物の一部解体工事が行われました。
床板を外し、大引きや根太など下地材をすべて取り外す様子。外部ベランダも解体を行いました。
また上の写真は曳家工事の障害となる木をチェーンソーで伐採です。木の上部の枝切り後、根元に受堀の切れ込みを入れる職人の星さん。
新設基礎が整いましたので、いよいよ既存基礎から建物を動かす準備に入ります。
(ログハウスの曳家工事3につづく‥)