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植木夫妻の家づくり日記 後編 「11月 竹チップ作りと友人訪問」

2011年1月15日 8:23 AM カテゴリ: レポート from 現場

2010年11月 竹チップ作りと友人訪問

■粉砕機が故障? 悪戦苦闘の竹チップ作り
11月は、私の友人が2人来ることになった。以前勤めていた郵便局の同僚の安部君と横溝君だ。
横溝君は去年の夏に一度福島へ訪ねにきてくれているから、今回は2度目だ。
二人とも20日の土曜日の午前中新幹線で福島に到着する。私たちはいつものように、18日の木曜日の夜半に横浜から福島に移動し、翌19日の金曜日の午後国分さんの畑を訪ねることにした。
午前中は駐車場に置いてある薪を庭に移動。かなりの量があるのでけっこうきつい。国分さん宅に行く前にリサイクルショップで中古の洗濯機をちょっと下見をしてみた。妻が「やはり、洗濯機はあった方がいい」と言い出したからだ。
国分さんの畑へ行くと、「今日は竹チップづくり」が待っていた。

(新しい粉砕機)


去年の機械と違って、竹を細かく切らずにそのまま粉砕できる機械にしたというのだが、いざ始めて見ると機械が動かない。バッテリーとの接触がわるいのか、粉砕しようとエンジンを動かしたががかからない。
大友農機のご主人を呼んでトライしたがなかなかかからない。大友農機のご主人もいったん店に戻って新しいバッテリーを持ってくるなど、大騒ぎとなってしまった。結局センサーの接触が悪かったようで、2時間近くたってやっとエンジンがかかった。
急いで竹の粉砕作業にかかる。11月ともなると大分日が短くなってくるので、日が落ちるのと競争だ。
でも、今回は竹を割らずに機械にかけられるので、思ったより早く30本ほども竹が粉砕できた。

(竹を粉砕)

■友人2人と「菊人形展」へ
翌朝、駐車場に残っていた73本の丸太を庭に移動した。昨日・今日と重労働でちょっと膝が重く感じる。11時頃、安部くんと横溝君が福島に到着。駅まで車で迎えに行き、いったん家に戻ってから、近くの蕎麦屋に昼食を食べに出かけた。以前一度行ったことがある土日しかやってない蕎麦屋だ。
普通の民家で、「オヤジがそば打ちにハマってしまって」始めたという。比較的リーズナブルでソバと惣菜と果物がついている家庭的なメニューだ。最後に「蕎麦がき」の吸い物が必ずサービスでついてくるのがうれしい特徴だ。
昼食後、二本松の菊人形展を見学に霞ヶ城公園へ。天気もいいし週末なので、それなりに見学者は多い。毎年丹精込めて栽培したさまざまな種類の菊が展示されている。見事に咲き乱れる菊の「一本の枝から数十・数百の花が付いている」と安部君に説明すると、「まさか嘘だろ~」という。でも 根元を見てみると本当に一本の茎から分かれているのに、驚いていた。
霞ヶ城公園は菊だけでなく紅葉も最後の見頃を迎えていて、美しい風景だった。

(菊人形展)  (霞ヶ浦公園の紅葉)

菊を鑑賞した後、友人とお土産を買いつつ、次は「智恵子の生家」を訪ねてみた。智恵子の生家は二本松の城下町の通りに立つ古い酒屋だ。けっこう豊かな旧家だったようだが、最後は経営不振に陥り稼業の酒屋は廃業に追い込まれたとのこと。生家の後ろに記念館があって、高村光太郎と智恵子のゆかりのものが展示されている。記念館は人はあまり居なくて静かだった。
智恵子の生家を出てから、最後に1日の疲れを癒すため岳温泉に向かった。
ここの温泉はかなり熱い。地元の人は慣れているようだが、安部くんは「熱い!熱い!」と騒いでいた。
風呂に入ってから戻って、美郷の家で夕食、久しぶりに夜遅くまで3人でいろいろな話で盛り上がった。
翌朝、朝食後3人で薪割に挑戦してみた。安部君は薪割が初めてなので、なかなか割れないで四苦八苦する。横溝君は元々家が農家だったためか、薪割の経験があり、けっこう手際良く薪を割っていく。しばらくすると安部君も慣れて、物置にあった丸太の薪割りがすべて終わった。
一汗かいて一服し、片づけを済ませると美郷の家を後にした。
道の駅「安達」でお土産や野菜を買い込み、さらに安部のが職場の人から「福島のお土産なら絶対コレ」とリクエストがあった「ままどおる」を、二本松インターの近くで購入し、昼食を終えてから、一路横浜へ向かった。

福島から戻ってから、数日後、久しぶりに珪藻土メーカーのサメジマの吉田さんと連絡を取ってみた。不景気なのはサメジマでも同様のようだった。そこで「珪藻土のユーザーとして、壁塗り体験のお客さんに話をしてみて、希望者には美郷の家に訪問してもらう」という案を提案してみた。
「珪藻土の良さを実感して」の話に、吉田さんもOKをし、11月28日から壁塗り体験のお客さんに話をしてみることとなった。
来月は、年末なので大掃除となる。ただ妻の休暇があまり取れず、2日間のみの福島行きとなった。

(智恵子の生家)

「12月 年末大掃除」

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