特集・2012年を振り返って 9・10月編
2012年に取り上げた記事・ブログを振り返ってみました。
何件か抜粋してこれからアップします。7・8月編に引き続き9・10月編です。
▼2012年9月1日 記事『茨城県古河市S様邸 地鎮祭行われました』
8月31日、朝8時半より茨城県古河市S様邸で地鎮祭が行われました。
いいお天気に恵まれ無事に地鎮祭を終えました。S様邸地鎮祭の写真です。
古河市の神主さん、祝詞を読み四方払いをしました。
土地をならすという意で盛土に鍬をいれるS様のお母様と㈱芳賀沼製作の専務です。
玉ぐしを奉納するS様ご夫婦、工事の無事を祈ります。
最後の1枚は、S様ご一家と神主さんと芳賀沼専務で記念撮影写真です。
無事に工事が進みますように!素敵な我が家ができますように!
▼2012年9月6日 記事『栃木県那須町S様邸 雑誌Natural Housingに掲載』
雑誌Natural Housing vol.2 (2012年08月発売 出版社株式会社エフジームサシ発行)に栃木県那須町S様邸が掲載されました。
特集テーマ 「お気に入りの風合いを取り入れてやっぱり好きなのは“木の家”」のページに載っています。
海外住まいが長かったS様のライフスタイルに合わせた平屋の住宅 です。
弊社ホームページの掲載ページはこちら ↓
http://www.haganuma.co.jp/houselist/list-nasu-s.html
ヨガ教室を開くということで、リビングは広々とした空間になっており 床に座ったときに心地よさを感じるように床の高さ、建物の高さに配慮した住宅となっております。
燦々と光が差し込む緑のお庭を眺めながらお茶を楽しんでおりますとS様。
ご夫婦の暮らしぶりが掲載されていますので、ぜひご覧ください。
▼2012年9月12日 記事『樹木精霊祭20周年 木に感謝、供養祭を行いました』
(旧御神木の材種は米松。20年経ちましたが根元がしっかりしていました)
(新御神木は赤松材。地元・南会津針生にある弊社の山で伐り出しました)
来月より毎月11日にこの供養祭を行います。 木は生き物、木に感謝して家づくりをしたいと思います。
▼2012年9月14日 記事 『つくば市S様ご夫婦来社 本社見学&大黒柱を選びました』
本日、つくば市にお住まいのS様ご夫婦が本社に見学にお越しになりました。
何度かつくば営業所へ来ていただいていたのですが、この福島県南会津地域まで車で来るのははじめてとのことです。
S様のご希望は、外観が片屋根のガルバリウム鋼板の外壁、デザインはモダンな木の家。
今回、建物の大黒柱となる材料を弊社倉庫で自然乾燥していた赤松材の中より選びました。
大黒柱決定です。 ご夫婦で6mものの赤松材に名前と日付を入れました。
今夜は本社近くのペンションに宿泊されるとのことです。
S様、すっかり秋らしい気候になった南会津町針生ですが、宿でゆっくり休んでくださいね(^^)
文責 佐々木かおり
▼2012年9月15日 記事 『つくば市S・T様 本社・建物見学へ 』
昨日のつくば市S様に引き続きまして、同じつくば市のS・T様ご夫婦が来社しまして大黒柱を選びました。
建物見学ということで、本社近くにありますモデルハウスを見学。わたくし佐々木も同伴させていただきました。
まずは、ロハスのモデルハウスへ。外壁、内壁の木部分は150角の杉材を縦組みした住宅です。
この建物の設計を手掛けたはりゅうウッドスタジオの滑田さんより説明を受けるS・T様の奥様。
この階段は、鉄工所さんでオーダーメイドしたもの。子どもが手摺から落下することを防止するため、近いうちにデザイン・機能性を考慮しながら落下防止ネットを取り付けるとのことです。
下の写真は、リビング部屋。Fix窓の下に開け閉めのできる小さい窓がありますが、これは先ほどの階段正面に天井窓があったところと一直線上にありまして、空気の流れをつくるための窓なんだそうです。
下の窓を開け、高窓を開けると、風が下から上へ流れます。風が自然と抜けるのでエアコンのいらない家なんですね!本当に涼しいお家でした。
佐々木が簡単にラフスケッチ
続いて、モデルハウス近くの現在施工中のM様邸へ。
ここでは建物の構造をみたS・T様。がっちりとした建物、大黒柱に驚いた様子でした。
いろいろなハウスメーカーを見学、建築雑誌をみて住宅知識を養ってきたというS・T様。
大黒柱も決め、芳賀沼のつくる家を実際にみて、わくわく楽しみといった表情をしていました。
完成は来年2月ということです。楽しみですね!
文責 佐々木かおり
▼2012年10月5日 記事 『南会津町ロハスの家 完成』
本社近くにある、秋先に完成したロハスの家・復興住宅のモデルハウスです。
こちらは新しい芳賀沼スタイルの工法で壁は150角材(ログ材)を縦組みして施工をしました。
施工中の記事はこちら⇒
復興住宅モデルハウス・内装工事
復興住宅モデルハウス・建方工事
復興住宅モデルハウス・キザミ加工
▼2012年10月12日 記事 『第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞を受賞しました』
去る9月5日に第20回日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーの最終選考が行われまして、
厳正なる審査の結果、『ログハウス集落』が
2012年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー最優秀賞を受賞しました。
夢の丸太小屋に暮らす11月号(9月29日発売)で結果発表されました。
▼2012年10月22 記事 『福島県古殿町天しぼ研究会 ログハウス製作状況視察』
昨日、県内で活動しております古殿町天しぼ研究会、古殿町役場産業振興課が、弊社にログハウスの製作状況視察で本社へお越しになりました。
天しぼ(テンシボ)とは、名前の通り天然絞り丸太の略称だそうで、写真に載っているのが古殿町で作っている天然絞り丸太材です。
絞り丸太は、表面に波状の縦皺のある杉の丸太で、主に床柱(とこばしら) として使用されています。天然物はとても高級品ですが、近年、模様の面白さから和風のモダンなマテリアルとしても注目されています。
どのようにしたら、絞り丸太や県産材を売り出すきっかけとなるか、そのような思いで弊社に視察でいらっしゃたようです。
最初、簡単な会社の説明をしてから工場内の見学へ。まず、弊社の加工場を案内しました。
弊社で扱っている造作材・化粧材を見てもらいました。
工場長の挨拶後に弊社のログ材加工様子をみてもらいました。
円柱加工機がフル回転します。
ノッチを加工して、製材したての丸太ログ材を組んでみました。
今回は直径220mmの丸太材の実演でしたが、絞り丸太は、1本の製品ができるまで数十年かかるので、「これはすごい」とログ材のマシンカット加工時間の効率の良さには、驚いたようです。
また弊社が30年前に施工した国産材のタイコ積みのログ建物も見学してもらいました。芳賀沼製作の初期の建物です。
今は、周辺地域の集会所的な建物になっています。長年、バーベキューやたばこの煙で燻されて、いい色合いになった建物です。
天しぼ研究会の方々にも「これは山小屋だな~。なんか懐かしい、落ち着く」といったような声があがりました。
そして、次は芳賀沼製作最新の建物へ見学。こちらは、何回かご紹介しているロハスの家です。
こちらは、芳賀沼製作新しい試みをした建物で、150角材を縦に組んでいる建物です。
(完成写真はこちらのページでご覧になれます★南会津町ロハスの家 完成★)
この建物は杉の5m材を使用しておりますが、木材製品だと4m材でないと、なかなか供給が難しいのでは?という質問がありました。
質問の通り、復興住宅などでは4m材での供給を目指しており、現在、福島県郡山市にこの同じ工法で4mものの角材で建築を予定していることを説明しました。
地下の地熱を利用した住宅で、現在、実験棟として実際に人が住んで1年を通して朝昼晩の気温の違い、木の収縮などデータを取っております。
ログ材では、木の収縮があるので定期的にログ材をつなぐボルトを占めるのですが、この横ログも縦ログは木が建物になじむまで1年半はかかるのでは?と予想しております。
天しぼ研究会さんより「天絞でこの家を作ったら坪100万円以上の家になって、高級すぎて手が出せないな~」など話がでて笑いが起きましたが、 この工法でも化粧柱として天絞を使用する可能性や今後の県産材の活用など意見交換をした場となりました。
環境資源ということだけではなく、経済的な資源でいろいろな視点から木材の活用を考え、その結果、木材需要が増えていけば良いと思います。 同じ県内で林業を携わっているということですので、県及び建築業界にPRして需要を拡大していきたいですね。
文責 佐々木かおり
▼2012年10月26 記事 『グッドデザイン賞 来月4日にデザイナーによるプレゼン実施』
2012年度グッドデザイン賞において、審査対象数3,132件の応募の中で、
『仮設住宅 木造仮設住宅群』が本年度のグッドデザイン大賞候補ベスト15に選ばれました。
尚、大賞候補を含むグッドデザイン・ベスト100に選ばれた100件について、
11月2日~4日にデザイナーズプレゼンテーションがあります。
仮設住宅 木造仮設住宅群の発表日は4日になっております。
受賞番号:12GA10558 仮設住宅 木造仮設住宅群 日時:11月4日(日)「社会を変えていくデザイン」 時間:16:45~17:45の間 ※この時間帯で10名程度のプレゼンテーションを実施します。 プレゼンテーションの持ち時間は5分間です。 プレゼン会場:東京ミッドタウン プラザB1・アトリウム